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心がほどける小さな旅 益田ミリ   -自分のマインドにぴったりな本が引き寄せられる運命ってあると思います。

#心がほどける小さな旅 #益田ミリ #幻冬舎文庫

今年2023年、20代ラストになるタイミングで
色んなことに挑戦してきました。
そんな中、今年の集大成として予定していたオーストラリア旅行🇦🇺。
丸々1週間かけて、シドニーとケアンズに行ってきました!!

その旅のお供としてこの本を持っていきました。
だいぶ前に、登山のお供として購入していたこの本でしたが、
なかなか読むことができず積読になっていました。
、、、やっと読めました!!
率直な感想としては、
2023年を全力で過ごした私の、
今の自分のマインドにピッタリすぎる内容でした、、。

休みの日は登山やサーフィンや旅行で予定をパンパンにつめ、
常に頭の中で次に何をやるべきか考えながら過ごしたこの一年。
そんな日々を過ごした今の私が感じていたことは、
『ああ、、虚無になりたい。』
ということでした笑。

前置きがながくなりましたが、
そんな私のマインドにぴったり合うこの本。
最初の1ページ目をめくった最初の文章で、
ああこれはいま、読むべき本だな、と。↓

『あぁ、どこか遠くにいきたいなぁ。そう思うときって、たいてい、休めなかったり、予定があったり、しがらみがあったり......遠くにいけない情況だったりするもの。身動きがとれず、知らず知らずのうちに心が固まっている』

まさに!!今の私を表している文章で、


これを、この旅のお供として持ってきてよかった!!
と興奮しました。
忙しすぎる2023年を過ごして、まさに私は、
心がかちこちに固まっているような、
深呼吸ができていないような、
休んでいるけど休めていないような、、
そんなことを感じていたのです。

私の持論ですが、
読書をしていて最高な読後感を味わえたり、読んで良かった!
と思えるのは、多分、たまたま、というよりも
運命的なものだと思うんです。
自分のその時の気持ちとかマインドにぴったり合う本に必ず惹きつけられる運命になっている、
と私は思っています。持論です。
それくらい、いつも運良く素敵な本に出会えています。
本の神様がいるのかも、、?笑

おそらくこの旅に、このタイミングで、
この本を読んだのは必然なのかな、
と勝手に感じております。

全体としてはゆるっとした、旅のエッセイ。
四季に分けて、益田ミリが行った旅先の紹介にもなっていて、
詳細な情報も載っています。
行ってみたい!と思う旅先がいくつもありました。

タイトルにある通り、心がほどけるような素敵な旅ばかりです。
こんな風に旅行先を決めるのは素敵だな〜、
旅先で感じたことや行動がリアルだな〜、
というのと、
それの感情に気づく繊細さと
それを書き留められるセンスの良さに脱帽しました。

読んで良かった!
くすっと笑えてさらっと読めるので、ちょっとのんびりしたいけど読み応えのある本を旅先で読みたい〜ってときにおすすめです!笑

#読書記録 #読書好き



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