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失敗しないアメリカの銀行口座の選び方|在米7年で4つも銀行口座を試した僕がオススメの銀行口座を紹介します

こんにちは、トーマです

この記事では

アメリカに渡米してきたばかりの人、またアメリカで働き出す人の

  • アメリカで銀行口座を開設しないといけないのだけど、どの銀行がいいかわからない

  • 在米日本人がオススメする銀行を知りたい

といった疑問に単刀直入に答えます。

本記事のテーマ

失敗しないアメリカの銀行口座の選び方。在米7年で4つも銀行口座を試した僕がオススメの銀行口座を紹介します

本記事の信頼性

記事を書いている僕は在米7年目でこれまで4つの違った銀行で口座を開いたことがあり、その中の3つは失敗でした。ちなみに僕が以前使っていた3つの銀行はFirst Security Bankという田舎の地銀、Bank of America、Chaseです。

この苦い経験からアメリカでの大学生活を終えて現地で働き出すタイミングでアメリカのお金に関して本、YouTube、ポッドキャスト、オンラインの記事とあらゆる情報源から学び今では僕の周りの日本人やインターナショナルの界隈ではアメリカのお金で相談があればトーマに聞けばいいというくらいには金融関連の知識がつきました。

今でも最新の知識を入れるために散歩中や筋トレ中など暇があれば金融系のポッドキャストを四六時中聞き流してます。

読者さんへの前置き

本記事では渡米してから数年の間の銀行口座に関する僕の失敗から、僕と同じ失敗をする人を少しでも減らすという目的で書いており、この記事を読むことでみなさんが銀行口座の開設をどこでするかに費やす時間やストレスを少しでも削れたらいいなと思っております。

それでは、さっそく見ていきましょう!


失敗しないアメリカでの銀行の選び方

実はアメリカの銀行を選ぶ際に気をつける点は至ってシンプルです。

  • ATMのアクセスが良い

  • CheckingとSavingsどちらのアカウントも作れる

  • FDICのメンバーである(メンバーだと最悪銀行が破綻しても$250Kの返金が保証されている)

  • Minimum DepositやMonthly Feeがない

  • 全米で有名で信頼がおける

  • CheckingでもSavingsでも他に比べてAPYが高い

これだけです。

本記事ではオススメの銀行口座に焦点を絞っているので銀行の仕組みの説明は割愛しますが、アメリカの多くの銀行が最初の5つの項目は満たします。ATMに関してですが、アメリカの場合はほとんどのバンクでどこにでもあるATMを使っての現金の出入金が可能です。

つまり、最終的にバンクを選ぶ上で最も大切になってくるのは最後のAPYが高いという項目です。

APYはAnnual Percentage Yieldの略で要するに銀行にお金を預けた際につく年利です。厳密には利息(interest)の支払いは毎月行われることが多いですが、1年間でならした時の年利がAPYです。

おすすめの銀行

SoFi

総評

単刀直入にいいます。SoFiが僕の中での一番のおすすめです。もちろん先に挙げた6つの項目を満たしていますし、何よりアメリカで正式にバンクとして認められている中でCheckingとSavingsアカウントのAPYが最も高いです。

SoFiは元々低金利の学生ローンビジネスとしてスタンフォードの卒業生によって創られた会社ですが、ここ数年で数多くの金融派生サービス会社を買収し、とんでもないスピードでAll In One金融プラットフォームとしての地位を確率し、ユーザー数も毎決算期40%強の成長を続けています。

おすすめの理由

先に述べた6つの点以外に他のバンクに比べてSoFiを強く勧める理由は主に以下の4つです。

  • 利用が完全無料なのに加えてMinimum Depositがない

  • APYがぶっちぎりで高い

    • Checking: 0.5%

    • Savings: 4.6% (max)

  • モバイルアプリとWebサイトがモダンで使いやすい

  • 口座開設で最大300ドルもらえる(2023年クリスマス現在)

APYがぶっちぎりで高い

もうすでにお分かりいただけてると思いますが、APYが高いことは正義です。そして、SoFIの銀行口座の最大のアピールポイントはそのAPYでSoFiのSavingsアカウントの4.6%というのは全米バンクの平均の約7倍でこれが何を意味するかというと、バンク・オブ・アメリカなど他の大手の銀行に預けていた場合に稼げる利子をSoFiに預けていればわずか5週間で稼げるといった計算になります。

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モバイルアプリとWebサイトのUX/UIがモダンで使いやすい

アメリカでも大手銀行のアプリや特にWebサイトはとにかくジャンキーで使いにくいですが、SoFiはメインのターゲット層がこれからの時代を担うミレニアル・Z世代であり、パーソナルファイナンスをより身近に簡単いといったミッションを掲げており、アプリやウェブサイトのデザインも他と比べて圧倒的にモダンで使いやすいです。

僕は銀行口座とクレジットカードの管理で銀行が作っているアプリを7つ使っていますが、圧倒的にSoFiが使いやすいです。

口座開設で最大300ドルもらえる

SoFiは定期的にリファーラルキャンペーンを行っていて、特定のリンクを介して口座を開設するだけで25ドルもらえます。

さらに、Direct Depositを設定すると口座開設から25日以内の間の入金額に応じて最大で300ドルがボーナスとしてもらえます。具体的には25日以内に給料の振り込みで1,000ドル以上入ると50ドル、5,000ドル以上入ると300ドルもらえます。

Direct Depositとは要するに給料の振り込みで、この設定自体もアプリやWebサイトで簡単に行うことができます。

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注意点

SoFiに関して1つだけ注意点があります。それはSoFiはオンラインバンキングなので物理的な店舗が存在しないことです。

とはいえ、カスタマーサポート自体はLive Chatも電話も24/7使えるのでこれまで僕を含め僕の知り合いでもSoFiのサポート関連で困ったという人は聞かないのでそこまで大きな注意点でもないと思います。

Capital One


総評

新進気鋭のSoFiに比べてCapital Oneはアメリカの大手老舗バンクの一つです。最初に挙げた6つの項目を満たしており、口座開設に必要なMinimum depositも設定されていませんし、Monthly feeもありません。

また、CheckingアカウントのAPYはそこまで高くないですが、SavingsアカウントのAPYは他の大手バンクに比べて高いのも特徴です。

オススメの理由

  • 利用が完全無料なのに加えてMinimum Depositがない

  • SavingsのAPYが高い

    • Checking: 0.1%

    • Savings: 4.3%

  • 物理的な店舗があり、対面でのサポートを受けることができる

Capital Oneをお勧めする理由は上の3つのうち最後の2つですが、SavingsのAPY自体は0.2%しか変わらないので、実店舗のサポートが必要だと思う方にはCapital Oneをお勧めします。

在米7年で様々なことに慣れてしまってオンライン至上主義と化している僕もアメリカに来たばかりの時は何をいっているのかあまりわからなくても、人と実際に話してサービスの説明を受けた時の安心感はありました。

モバイルアプリやWebサイトに関しては僕自信Capital Oneのクレジットカードを持っているのでモバイルアプリは使っていますが、SoFiほどモダンなUIでないもののだいぶ使いやすいのでお勧めできます。

注意点

注意点はそれほどないのですが、口座開設時のボーナスはないです 😭

まとめ

さて、この記事では在米7年目の僕が勧める失敗しないためのアメリカの銀行選びについて話しました。

最終的な結論

  • 数あるバンクの中でおすすめはSoFiとCapital One

  • 業界でもトップのChecking & SavingsのAPYとよりモダンなUI・UXをとるならSoFi

  • 僕の個人的なおすすめはSoFi

といった感じです。

また、アメリカ生活や金融システムに慣れているのであれば、選択肢としてどちらのバンクも作るといった選択肢もアリだと思います。

実際、複数のバンクを持って貯金ようや普段使いように分けている人はいます。

といった感じで今回の記事を読んで貰えば、アメリカで銀行口座をどこで開けるかを考える際に注意すべき点と僕のオススメのバンクとその理由は理解してもらえたと思います!

この記事で僕のように使いにくい銀行で口座開設してしまう人が減るといいなと思います。

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