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【読書記録】「パワーポーズ」を読んでストレスに強くなる姿勢の活かし方について考えた

本日は「パワーポーズ」と言う本を参考にしながら、力の出る姿勢、でない姿勢について考えていきたいと思います。

1.状況設定

面接や会議の前、緊張を消したいと思ったことはありませんか?ほんの数分間、あるポーズをするだけで緊張に強くなれる、と言うとなんだか怪しい話に聞こえますが、それが科学的に証明されているとしたらどうでしょう、試してみる価値はあると思います。

2.アイデア

本日紹介するのはというパワーポーズです。その名の通り、パワーの出るポーズのことで、大きく2種類のポーズがあります。1つ目はハイパワーポーズ、これは手足を開いたり胸を張る姿勢のことです。2つ目はローパワーポーズ、これは手足を閉じて、胸を狭める猫背系の姿勢のことです。実験では1分間それぞれのポーズをしてもらい、その後血液検査をした所、ローポーズに比べ、ハイパワーポーズの方がネガティブな感情に強くなるテストステロン値が上昇し、ストレスに反応して分泌されるコルチゾールが下がると言う結果になったそうです。

親に姿勢を正しなさい!とよく怒られたものですが、あながち間違いでもないらしく、猫背より胸を張るような堂々とした姿勢や態度をとる方がストレスへの耐性が高いと言う事を示しています。

3.適用

・イベントに備える
ハイパーポーズによって一時的にストレスに強くなる。重要な会議や打ち合わせ前にトイレの個室で1分間パワーポーズを行う事で緊張を和らげる事ができます。

・普段からの姿勢を正す
ローポーズはストレスを増やしてしまう。普段から猫背の人は姿勢を変えるだけでストレスが減少させる事ができます。

*補足

この研究ではパワーポーズでどれくらいストレスに強くなるのかはわかりませんし、一部では再現性がないと言う話も聞きます。なのでハイパワーポーズの効果は疑わしい面があることも確かです。しかし、ローパワーポーズを治すことに関しては、血流が悪くなる姿勢は身体的に負荷がかかるのは明白である為、普段の姿勢を直してみる価値はありそうに思います。


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