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【読書記録】「選択の科学」を読んでどうすれば得するか考えた

1.状況設定

なにか行動するときに、少ない選択肢よりもなるべく多くの選択肢から選んだほうがなんとなくベストな回答が得られそうな気がします。本当のところどうなんでしょうか?と言うのが今回のお話です。

2.アイデア

今回紹介するのは選択のパラドックスというものです。これによると多い選択肢は一概に良いとは言えない事がわかります。例えばコロンビア大学の実験ではスーパーで6種類のジャムを24種類にしたら売り上げが10分の1になったそうです。

あまりにも多くの選択肢を前にすると、人は選択が非常に難しくなって無気力化してしまいます。また、取らなかった選択肢の方がひょっとしたらよかったのではないかと考えてしまうので、選択肢が少ない時と比較し満足感が下がる傾向にあるそうです。このことから選択肢は多すぎると逆に幸福度を下げてしまうと言う事がわかります。

3.適用

これを実際の生活に役立てるにはどうすれば良いでしょうか。ざっくり2つあると思います。

・・自分が重要な選択をするとき
なるべく決定疲れしないようにする必要があります。なので単純な選択肢、例えば昼ご飯はファーストフード以外で700円以内で、、等何をしないかを考えそもそもの選択肢を減らす事が重要になってくると思います。

・・相手に選択させるとき
顧客や上司に提案書を見せたり判断を仰ぐ場合、無気力化させないために事前に案を少なく整理して持っていくことが大事。逆に今決めて欲しくない時は沢山の選択肢を持っていく事が考えられる。

*補足

この話はあくまで商品を購買するときなど単純な選択肢における選択を前提にしているため、キャリアなど複雑な選択肢の場合はまた別の考え方が必要になってくると思います。また、ものすごく興味があり自分好みにカスタマイズしたいものについても適用外になると思います。


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