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【感想】入門10年目田辺いちかの挑戦1(講談)
田辺いちかさんのファンになったのはつい最近、立川寸志さんとの二人会で初めて聴いたのがきっかけです。彼女の言葉はスっと頭に入ってくる感じで、初めて聞いた言葉でもすぐに理解できるのが不思議です。
今回は深川江戸資料館にて独演会でした。開口一番はおりびあさん、ゲストは一邑師匠でした。おりびあさん、とても好印象でした。会場アナウンスも担当されていたと思います(多分)。一邑師匠、初めて聴いたのですが、とても
一人が淋しくなった時に読む詩『一人は賑やか』(茨木のり子さん)
これは茨木のり子さんの詩『一人は賑やか』の一節です。
一人でいるとき淋しいやつが
二人寄ったら なお淋しい
おおぜい寄ったなら
だ だ だ だ だっと 堕落だな
自分に突きつけられた気がしました。
淋しい時に寄り合った関係は長続きしなかった。恋人でも、友達でも。
そして、この詩はこう締めくくられます。
恋人よ
まだどこにいるのかもわからない 君
一人でいるとき 一番賑やかなヤツで
あってく