まさかの歯列矯正中断。。金属アレルギーでアナフィラキシーショック！？
数か月前に悩みに悩んだ歯列矯正を開始したとご報告しましたが。。
まさかの1カ月で終了となりました。。
やっと気持ちの整理がついたので記事をアップしたいと思います。
前回の記事はこちらから
1カ月は順調だったのに。。
矯正を開始してちょうど一カ月までは順調で1回目の調整までが楽しみで楽しみで仕方なかったのですが、、
ある夜お風呂から出ると、手や首がかゆい・・・
軽い蕁麻疹が出てきました。卵！？(私には卵アレルギーがあります。。)
いや、さっき捨てた原材料表示を確認する。もちろん入ってないし、特別新しいものを食べたわけではないし・・・
まさか・・歯列矯正・・・？
元々なんでもかんでもアレルギーがある私にとって金属アレルギーに対しても一抹の不安はあったのです。
でもアクセサリーも普段つけているので大丈夫だろうと先生にもお墨付きをもらって開始しました。。
とりあえずその日の夜は気のせいだろうと普段通りに寝ることに・・
一旦引いたものの。。
朝起きると全く何もなかったように引いていました。きっと大丈夫だろう。そう思っていた矢先、、
ちょうど子どもを保育園から送りに行って戻ってきたとたん足がかゆい。手がかゆい。あっという間に全身に。。
これはまずい。
嫌な予感がよぎり念のため、歯科医にTEL。3日後の朝一相談に行くことに。
きっと関係ないことを祈りながら、、
その翌日も同じく、動く⇒蕁麻疹の繰り返しで、その都度クーラーと扇風機をガンガンに冷やし蕁麻疹を引かせるの繰り返し。
夜のお風呂上りには顔がボコボコになるほどひどい状況に。。
やっぱり金属アレルギーかもしれない。。
金属+汗に何かあるかもしれない。
金属のアクセサリーはいっぱいつけているけど反応が出たこはありません。
でも、金属に調べていると食品にも多く金属が含まているという内容を見て、大学生の頃のある出来事が思い出しました。
大学生の時にテニスをしていたのですが、チョコレートを沢山食べた後にテニスをすると決まって全身に蕁麻疹が出ていたのです。
ちょっとのチョコレートでは大丈夫ですが、若い頃なので板チョコ一枚なんてあたりまえ。そんな時によく軽い蕁麻疹が出ていました。
それも金属アレルギーの影響だったのかも。。
だんだんと確信に変わっていきました。
金属アレルギーには2種類ある。【接触性金属アレルギー】と【全身性金属アレルギー】
後者について詳しく書かれているサイトは比較的少なく、圧倒的に前者の【接触性金属アレルギー】が一般的なようです。
いわゆるアクセサリーやべルトのバックルなどが直接肌に触れてジュクジュクするような症状がでるタイプ。
一方後者の【全身性金属アレルギー】はアトピーに起因する食物アレルギーに近いもののようで、体内に金属が溶け出し汗のたんぱく質と結びつくことで蕁麻疹のようなアレルギー症状が出るとのこと。
詳しい記事を引用させていただきます。
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/130857-1-33.pdf
診察当日
朝一診察いただき、ここ数日の状況を説明。
安静にして診察に向かったため一切蕁麻疹のないキレイな肌。
しかも結婚指輪や眼鏡をかけてる、、
先生もあまり緊急性を感じていないよう。。
一旦パッチテストをしてみようか。
せっかく始めた歯列矯正。
もちろん外したくないけど。
このままではただ事じゃなくなる気がして、少し外したい意思を示しました。
お電話で予約した際、看護師(？)さんがアレルギーが起こりにくい素材に変更できるとおっしゃっていたので、それを期待して。
(この時点でまだまだ何とかして継続した気持ちが勝っていました。)
とてもいい先生で私の不安そうな状況を見て、瞬時に方向転換！
すぐ取ろう！
そういってものの5分で全てを撤去。
その後パッチテストをして判断しようとのことで、先生が皮膚科の紹介状を書いてくれ、県内で唯一のパッチテストをしてくれる皮膚科を受信することになりました。
歯列矯正除去後2日後にアナフィラキシーショックで倒れる。
器具を除去後、その日から少しづつ良くなっていきました。
蕁麻疹は比較的すぐよくなり、お風呂に入ると顔が少し赤く腫れる程度。
これもすぐよくなるのかなーと呑気に思っていた矢先・・
除去した2日後の夜、お風呂上りに寒暖差によるくしゃみが5連発くらい出たあと、あれよあれよという間に顔が3倍に膨れ上がり、声もほとんど出ない。
アナフィラキシーショックです。(人生初)
急遽夫に帰宅要請。
ヤバい。
顔がどんどん腫れていく。
ソファに倒れこみ微動だに動けませんでした。
帰宅した夫は顔を見るなり絶句。
呼吸が苦しくないか。救急車を呼ぶか。。
(普通に考えればここで呼んだ方がいいと思います。)
何故かアレルギーに慣れている私はきっと引くだろうとこのまま就寝。
翌朝はまだ全く引いておらず(声は回復)、結局元の顔に戻るまで丸4日かかりました。
でもなんで？？除去した後にアナフィラキシーショックになるのか。
これは私もわかりませんが、このアナフィラキシーショックを機に蕁麻疹も顔の腫れも全て症状がなくなりました。
私の解釈では、金属アレルギーにより免疫が暴走。⇒ちょっとした鼻炎のアレルギー症状がトリガーになり、一気にアナフィラキシーショックをお引き起こしたのではと考えています。
この一件があるまでは、素材を変えて歯列矯正をするつもり満々でしたが、この時点で諦めるしかない、、そう思いました。
相当落ち込みました。。
その後パッチテストのために皮膚科を受診
パッチテストは腕に試験片を2日間貼り付け、2日後、3日後、1週間後の皮膚の状況を見るテスト。(確か11種類だったかな。。？)
正直私の【全身性金属アレルギー】の場合、必ずしもパッチテストが有効なテストでないことは上記の引用記事にも記載されており、、
それについて皮膚科医に相談しましたが、あまり熟知していないのか「その場合も反応でるから～」とさらっと流されました。
しかもアナフィラキシーショックの顔がまだ引ききっておらず結構腫れていましたが、状況を話ても「腫れてるね～」の一言。
正直〇ブ医者かと思ってしまいました。
結局結果としては、ニッケル・チタン・金が+で陽性でした。
でもやっぱりネットの情報と比べると、少し赤くなった程度で正直軽い方だと感じました。
(そら、いつもアクセサリー普通につけてるしな・・)
【全身性金属アレルギー】にはパッチテストはあまり意味がないと感じました。
ワイヤー矯正による歯列矯正を諦める
パッチテストの結果、一連の状況を含め先生と相談し、完全に中断する方向に決まりました。
とてもいい先生で、お金は返金するからやめておこうと先生から背中を押してくれました。
(ありがたいけど、本気で矯正したかった。。)
両親や友達の反応。
みんなにアナフィラキシーショックの写真を見せると、もう矯正はやめるように言われました。
気にならない。そのままで大丈夫って。。優しい。。
こうして私の歯列矯正は1カ月であっけなく終了したのです。
アトピー・アレルギー体質はこんなところにも牙を向けるみたいです。
でもいつかインビザチャレンジしたいな。
また別のアレルギーが出るのかな。
もうほんと厄介な体だー。
いつか勇気がでたらアナフィラキシーショックの写真もアップしようかな。。
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