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「ファクト フルネス」データの重要性がわかる1冊
こんちはトマトです。
今回は「ファクトフルネス」の感想です。
ファクトフルネスはハンス・ロスリング氏が書いた書籍で、データ(事実)を使って正しく世界を見る本です。
私がこの本を読んで良かったと思ったのは、改めて事実が重要だと感じたためです。
少し話はそれますが、ロジカルシンキングで、ピラミッドストラクチャーを作るときに、事実を使って仮説を組み立てるため、土台となる事実が重要です。
この「ファクトフルネス」では、公開されているデータを正しく読み取り、分析して世界を見ていくため、事実を見る視点の重要性を再認識できました。
本の簡単な紹介
最初の掴みとして、12の質問があり、3択で答えます。
1/3の確率なので、チンパンジーが答えると4問正解します。
しかし、世界中の人は、80%がチンパンジーに負けてしまいます。
10%:チンパンジーに勝利
10%:チンパンジーと同じ
80%:チンパンジーに敗北
これは、今までに受けてきた教育やメディアが流す情報の偏りによって、誤った事実を身に着けているために発生します。
本文は11章で構成されており、世界はレベル1(貧困)~4(裕福)の階層にわかれ、年々、レベルは上がっていることが数字を使って紹介されています。
続いて、人はネガティブになりがちで、悪いニュースの影響から世界は悪くなっていると思い込み、飛行機は墜落しないといった良くなっている事実に目を向けない、ドラマティックを期待する人の心理が書いてありました。
また、データの重要性として、特定の年数を切り取った表と、全体で見た表の違いや、1つの視点から見たデータの矛盾を紹介していました。
あっちゃんも紹介しているので、気になる方は見てください。
感想
今まで、新聞やテレビで流れるニュースにおいて、少なからず誇張されていても、大きくズレはないと思っていました。
しかし、この本を読んでネガティブなニュースほど広まりやすく、また、本当に起こっている事実よりも、過大に表現されている可能性を気付きました。
「ファクトフルネスの大まかなルール」を頭に入れて、世界は良くなっている。だから、偏ったデータ・情報を鵜呑みにず、正しいデータを調べられる力をつけたいと感じました。
・書籍
・本で紹介されていたDollar Street(レベル毎の日常風景)
・本で紹介されていた統計
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