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ミドルの転職

こんにちはトマトです。

今回は私が昨年に転職活動をしたときの話をしたいと思います。

1.スペック

年齢:アラフォー
職種:情報通信業(ITエンジニア)
役職:中間管理職(12名)
年収:約700万円
資格:基本情報、情報処理安全確保支援士、簿記2級
仕事:システム開発におけるプロジェクトマネジメント(数百万~数千万円)
   メンバー管理

2.転職活動を始めた理由

私が転職活動を始めた理由は、残業が毎月40時間~80時間あり、日々の拘束時間が長かったためです。
年収は情報通信業の30代後半平均年収609.3万円(※)より高いですが、勤務時間を考えると、満足感はありません。

そこで、年齢的にも最後のチャンスだと思い、転職活動を始めました。

(※)https://heikinnenshu.jp/kininaru/36sainenshu.html

3.転職サイト登録

私はキャリトレに登録しました。
理由はなく、検索して最初に表示されたのがキャリトレだったからです。

<登録時のポイント>
職務経歴は、客観的な判断材料を記入すると、オファーが多いと感じました。
企業の人事担当やエージェントは、職務経歴を見て興味を持ってくれますので、「リーダーしていました」や「部下の面倒を見ています」では、魅力が伝わりません。
数字を使い、「数百万円~2千万円規模のプロジェクトはリーダー、数億円のプロジェクトはサブリーダーとして従事している」や「管理職として部下12名の勤怠・目標や、育成を管理している」とすることで、説得力が上がると思います。

4.転職エージェント面談

暫くするとオファーが届きますので、気になる企業があったら返信します。
すると、転職エージェントから面談のお誘いがありますので、指示に従って面談をしました。
私は2社と面談しましたが、どちらも共通していたことは、私との会話を通して、私の思考力を見ていました。

a社:コンサル系に強く大手コンサル会社とパイプがある
a社は面談後に、継続をお断りしました。
理由はコンサルの仕事に対して、私の経験値が足りないと判断したためです。

b社:IT系に強く求人情報が多い
IT系の会社で転職を決意し、「現職の年収維持、残業時間の短縮、将来年収の魅力」を条件に1部上場企業の2社を対象にキャリア採用に進みました。

<伝えたいこと>
転職エージェントによって強み・弱みがあります。そのため、自分がどこに進みたいかを明確にし、付き合うエージェントを決めることが重要だと感じました。

5.試験①独立系Sler(不合格)

・会社概要
独立系Sler 資本金約10億円 売上高209億円(連結)

・試験概要
筆記試験→1次面接(担当グループ長)→最終面接(担当部長・人事部長)

・1次面接
質問は、なぜ転職しようと思ったか、なぜこの会社を選んだのか、今までの業務経験を聞かれました。
この方は私が部下に加わったときを考え、私の人となりや、経験と仕事があっているかを見ておりました。
私は、業務経験が豊富なため、問題なく最終面接に進みました。

・最終面接(担当部長)
質問は、なぜこの部署なのかを聞かれました。
この方は終始、なぜこの部署かの1点に絞った質問をされておりました。
私は、この会社に入りたいとは思っていましたが、この部署(金融)に入りたい理由がなく、動機の弱い回答しかできませんでした。

・最終面接(人事部長)
質問は、業務経歴、なぜこの会社なのか、キャリアプランを聞かれました。
この方は終始、質問の内容と私の回答があっているかを見ておりました。
私は、質問の意図を捕らえて回答していたこと、突飛な質問も固まらずに回答できたため、手応えがありました。

・結果
不合格です。
担当部長面接が失敗だったと感じています。

・得たもの
志望動機は、会社ではなく部署レベルまで落とし込むこと。
面接では質問に対して正確に回答すること。
面接官の表情・目線に変化があること。(望んだ回答ではない場合に曇る)

6.試験②テスト事業(内定)

・会社概要
テスト事業 資本金2800万円 売上高195億円(連結)

・試験概要
筆記試験→1次面接(担当グループ長)→最終面接(担当部長)

・1次面接
質問は、なぜ転職しようと思ったか、なぜこの会社を選んだのか、今までの業務経験を聞かれました。
この方は私が部下に加わったときを考え、私の論理思考力を見ておりました。
私は、今までのプロジェクトに対する取り組み方や、管理職として部下への接し方、育成計画を回答し、最終面接に進みました。
この人と一緒に仕事をしてみたいと思うほど、考え方を共感しました。

・最終面接
質問は、なぜ転職しようと思ったか、なぜこの会社を選んだのか、この会社で何をしたいかを聞かれました。
この方は一緒に未来を語りました。業界における会社の役割、そして事業を拡大する方法、その中でのキャリアプラン。会話の中から私の論理思考力を見ておりました。
私は、前回の反省を活かして部署の分析したことで、事業拡大に向けた動向を捕らえたおり、会話に付いていくことができました。また、ネット情報から担当部長の人柄を調べていたことも役立ちました。おかげで手応えを感じました。

・結果
合格です。
希望通りの年収、役職の条件で内定を貰いました。

・得たもの
面接では質問に対して正確に回答すること。
企業分析、部署分析、面接官分析が有効なこと。

7.最後に

会社に目が行ってしまいますが、相手は自分の部署に役立つ人材かを見ていますので、会社分析のみならず、部署の分析が非常に重要だと感じました。
また、論理思考力を見られていたため、論理思考力も重要だと感じました。(論理思考力は、別noteに書こうと思います)

参考になりましたでしょうか?
皆さんのお役に立つと嬉しいです。



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