マネージャーからプレイヤーに戻ったら、会社から評価されるようになったお話 | “ポジション”に縛られないキャリア

こんにちは!株式会社FinTの永井梨緒(ながいりお)です!
私はいまFinTでプレイヤーとしてセールスプランナーというお仕事をしています。
最近こんなインタビュー記事を出して頂いたのですが、この記事の反響が大きくて、びっくらたまげて(?)、これはnoteも頑張らねばなと思い年始に書くことにしました!笑

(色々な方に、刺激を受けました!とか、良い記事すぎて後輩にシェアしましたなどと言って頂き、Wantedlyでもデイリー1位を頂きました!わーい!嬉しい!本当に有難うございます!)

今日はそんな私が、タイトルの通り、マネージャーからプレイヤーに戻ったら、会社から評価されるようになったお話をお届けしたいと思います。
宜しくお願い致します!

このnoteで伝えたいこと
・昇格だけが全てではない(格は昇るのではなく、自分で上げよう)
・会社からの評価を肩書きだけで見ていませんか?という問い
・最高のプレイヤーでいるために意識していること3つ

では、こちらが目次になります!


マネージャーになったきっかけ

2021年2月にFinTへ正社員として入社してたった2ヶ月ほどで、マネージャーに抜擢していただきました。もともと半年間業務委託としてインフルエンサー事業部の立ち上げに携わっていたこともあり、そこでの売上を評価して頂き、セールスプランナーチームへ異動してすぐにという形でした。
そこから2021年12月まで、チームメンバーを迎え入れたり失ったりしつつも、なんとか毎月売上目標を達成させて、最終的には、2020年の年間売上を2021年4Qだけで作り上げるほどの成長を果たしました。ここまで聞くと、なんとも華々しい成果と経歴に聞こえるのですが、4Qの12月、私はもう正直へとへと…の状態でした(笑)

マネージャーからプレイヤーになった理由

目標達成はし続けているものの、チームが成長しなくて苦しんでいて、自分にはリーダーは向いていないんじゃないか…、こんなに成果が出ているのにずっとチームの成長が思うようにいかなくて、うう…苦しい…と思い悩んでいました。売上にコミットするのは得意なことだったけど、メンバーの成長のために大きくチャレンジしてもらうことや成長をサポートすることが上手くできず、目の前の売上を達成し続けることばかり意識していました。

そこで、悩んでばかりいても仕方がないので、上場企業のセールスの責任者経験のあるFinTメンバーののりさんに相談してみることにしました。
私が、「目標達成はできているのにチームが成長していなくて、どうしたらいいでしょうか…」と伝えたところ、のりさんから、「りおちゃんの強みは、“集中力”だと思うよ。見ていて、こんなに連続で目標達成できて、売上に集中すること、クライアントにぐっと入り込んで集中して成果を出していることは本当に凄いと思う!!」と言っていただいて、
気づいていなかった強みを言われてただ衝撃だったのと、あと質問の答えじゃないじゃんと思いました(笑)
自分はマルチに色んな人を見ることが得意だと思っていて、よく気がまわるねと言われて育ってきたので、仕事の上では自分の得意ってそこじゃなかったのかと驚きでした…!そして、その時、のりさんは、“どうしたらいいか”の代わりに、“私には何ができているのか”を教えてくれました。
そう考えたときに、やっぱり私が成果を出せて成長できるのは、プレイヤーなのでは…という考えが頭をよぎっていました。ただ、せっかく期待してもらってマネージャーになったのに、ここでプレイヤーに戻りたいだなんて、がっかりされるだろうな…しかも降格だなんて恥ずかしい…と思っていました。
そんなとき、ゆいちゃん(代表の大槻)から、「本当にいろいろ考えて(ここでは長くなるので割愛)、やまぴ(COO)とも相談して、りおちゃんが今より輝けるのはプレイヤーだって思ってるんだけどどうかな。」と声をかけてもらいました。ゆいちゃんは、「りおちゃんの得意を活かして生き生きと働けるように応援したいし、何より1番伝えたいのは、会社からの評価が下がるんじゃなくて、むしろ更に期待してるから、今より成果出して欲しい!1番伸びるポジションに行ってもらうってことだから、それはもう期待でしかないんだよ!」と伝えてくれました。 長くなってしまったのですが、そんなこんなで、悩みに悩んだ末に、ゆいちゃんの言葉を信じて私はマネージャーをやめて、再びプレイヤーに挑戦してみることにしました。

プレイヤーになってどう変わったか

プレイヤーになってから、本当にめきめきと楽しく成果が出せて、自分でもびっくりしました(笑)
あんなにプレイヤーに戻ることに抵抗やためらいや恥ずかしさがあったのが嘘だったかのように、自分にピッタリとマッチして、何の苦しいこともなくあっという間に売上が伸びて、トップセールスになることができました。そうすると、自然と、マネージャーで見ていた視点と現場で出来ることが相まって、新しいプランナーとしてのチャレンジや会社視点でトライしたほうが良いことが見えてくるようになりました。

どんなところを評価されているのか

具体的には、新規顧客獲得という形で今までにない規模のクライアントさんとFinTでやったことのない施策に取り組んでいく、そういうチャレンジをして会社からの評価がマネージャーのとき以上に上がりました。
(そして多くのチャレンジの1つをこんな記事にもして頂きました!)

また、プレイヤーが楽しくて成果も出るので余裕ができて、会社に貢献することも出来るようになりました。社内でのノウハウアウトプットのイベントを盛り上げたり(気合い入れて1位をいただきました!)も評価して頂いているポイントの1つです。

昇格だけが正義じゃない

役職に固執していた面があったなと思っています。“マネージャー”だから、“プレイヤー”だから、ではなくて、FinTという会社において最も成果を出して貢献できるスタイルにたどり着くこと、そしてその中で活躍し続けることが重要だなと思うようになりました。それはマネージャーであっても、リーダーであっても、プレイヤーであっても同じことなんだなと。昇格だけが全てではないなと。格は昇る(会社にあげてもらう)のではなく、自分で磨いてどんどん上げていくものなんだと思いました。 だからこそ、私の得意を見つけてくれたのりさんや、プレイヤーを後押ししてくれたゆいちゃんやまぴさんには本当に感謝の気持しかないです。

プレイヤーとして成果を出すために意識していること

じゃあ、最高のプレイヤーでいるために、何を意識しているのか、というと3つあります。
1つは、「会社の中で誰も真似できないような成果を出すこと、そのためにチャレンジすること」
2つめに、「CEOやCOO、マネージャー、リーダー、それぞれの意図を知った上で、期待されているちょっと上の成果を狙うこと」
3つめに、「会社の社内活性化イベントや、競うものにはできるだけ全力で取り組むこと、そして背中を見せること」
この3つがとっても大事にしていることです。逆を言うと、これってマネージャーだとやりにくいことが多いというか、プレイヤーにしかできない特権的な要素もあるかなと思っていて、そういう形で会社に貢献することが大事かなと思っています。チームをマネジメントして組織を最大化することはできないけど、メンバーを盛り上げて、成果を出してモメンタムを作る、これはプレイヤーにしかできない(マネージャーはしにくい)ことかなと思っています!

キャリアに悩む人へ“手段ではなく要因を見る”

こんな形で、私は運良くのりさんやゆいちゃんという存在がいてきっかけがありましたが、なかなかそうではない方も多いかもしれないと思います。
私と同じように“成果は出ているけどなんだか苦しい…”という方には、“手段ではなく要因を見る”を大事にしてほしいなと思います。私自身もうまくいっていないとき「転職する」「ポジションチェンジする」という手段を考えていましたが、周りの人の力も借りながら、「何故苦しいのか、逆に楽しいことや得意なことは何なのか」を考えたことで、自分と向き合った選択ができたなと思っています。世の中スタンダードな、“昇格すること”、“マネージャーを目指すこと”もとっても素敵だし、大事なことだと思いますが、1番重要なのは自分の価値を発揮できていることなのではないかなと個人的には思っています。

最後に、
長い記事でしたが、最後まで読んでいただき、有難うございました!!
正直、私は、スタートアップというかなり柔軟な環境でかつ素敵な人に恵まれたからこそ、こんな一風変わった経験ができたと思っています。でもこの経験を通じて、私自身が、“キャリアってこういう捉え方もあるんだな”ってすごく気が楽になった面があって、それを誰かに同じようにこの記事を通じて感じてもらえたら、本望だなと思って書きました!
上手くニュアンスが伝わるか不安なのと、ただの個人的な話と意見で恐縮ですが、どなたかの少しでもお役に立てたら嬉しいなと思っています…!!

おまけに、
もしこの記事を読んで、あらなんだかFinTっていい会社そう!と思ってくださった方、応募して頂いたり、誰かにお勧めしてくれたりしたらとっても嬉しいです!
セールスプランナーチームに来てくれたら私がいるので(?)、一緒にゴリゴリ働きましょう!!お待ちしてます〜!
(キャリアに悩む方は、FinTにがくとさんというアツくて良い人成分でできているスーパーキャリアアドバイザーがいるので是非相談DMしてみてください!笑)

あと、一緒に働いているそーいくんのnoteもとっても良いので是非読んでみてください!私とは打って変わって、そーいくんは最年少マネージャーで、私のnoteとはまた違って最高に良きです!


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