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【アンティグア】世界遺産であり観光地であるが故に… ★79日目 091122

世界一周79日目🌞アンティグア

ここアンティグアは1979年に世界文化遺産に登録されている。
街の印象は、カラフルな街並みと街中に敷き詰められた石畳。

石畳に水たまりができるとまた美しい

とても美しい、多くの観光客を引き寄せるアンティグアが
世界文化遺産に登録されたのは、世界遺産登録基準の以下の3つの点。

② ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
③ 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
④ 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。


ラ・メルセー教会
Antiguo Colegio de la Compañía de Jesús


世界遺産になると

以前世界遺産検定を受けようとして勉強をしたときに、
世界遺産は、「完全性」(世界遺産の顕著な普遍的価値を表すものの全体が残されていること)と、「真正性」(文化遺産の形状、材 料、材質などがオリジナルな状態を維持していること)が重要視されているコトを学びました。

つまり、
現代の技術で塗り替えるじゃなくて、建設当時の遺産を残せ、と。
そりゃそうですよね(@_@)

アンティグアの景観

聞いたところによると、
アンティグアは、観光に力を入れ始めてから(世界遺産に登録された1979年あたり?)、大きく発展してきたそうです。
しかし世界遺産に登録されているので、街の建築を壊したり、景観を崩すような建築物は建てられないように規制されているそう。

(だから、当時の素敵な景観が残されているんですね!京都とか奈良みたいな感じかな)

アンティグアのスタバの外観。街にとけこんでます。

でも疑問なのは、
外観は壊してはいけないけど、内装は自由?らしい。
なので、一歩建物の内部に入ると、思い思いのオシャレな内装が施されています。

アンティグアのスタバ
アンティグアのマクドナルド


世界遺産の建築とその内部

アンティグアは、街そのものが文化遺産になっているので、
街の建築および景観は、強く守られていて素晴らしい。

とはいえ、その内部は改装自由っていいんでしょうか。
外観や建築を壊さないようになので、自由に改装したとしても、限界があると思うんですが、
多くのお店は改装していて、オシャレな空間の内部となっています。

素人の感想だけど、
オシャレな空間は、現代の人を魅了するし、便利だからよく利用する。


世界遺産として守りたい遺産と、暮らしていく街として繁栄したい現実…

世界遺産の確かな魅力とそれを利用した観光…

どちらも理解できるけど、
不思議な街に迷い込んでしまったもんだ…

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