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その1「スポーツとは何か」

皆さん、以下の様な体験ありませんか?

・旧態依然の指導方法・チーム運営方法に困っている
・頭ごなしに答えばかりを押し付ける指導者がいる
・普段は楽しそうなのに、野球になると選手が萎縮している
・選手またはチームに“指示待ち”人間が多い
・画一的な指導(技術指導を含む)を強いられる
・選手が指導者へ質問・意見が出来ない

上記の事例は、日本全国の少年少女のスポーツ現場でみられます。

そんな経験をされている、
またはされてきた皆様に一緒に考えてたいのが、

“スポーツとは何か”ということです。

この言葉を紐解き、改めて現状を一緒に考えてみましょう。

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スポーツの語源

スポーツという言葉の語源はデポルターレ(Deportar)という、ラテン語からきています。

de(離れる)という接頭辞に、portare(運ぶ)がついてでき
「運搬作業(仕事)から離れる=日常の苦労から離れる」ことを意味し
気晴らしをする、楽しむ、そして遊ぶという意味が込められています。

中世のヨーロッパ社会では、
運動とは生活のための仕事であり“遊び”のために運動をするという概念は

貴族にのみに許された贅沢だったということです。

それからフランス語のDesporterから英語のDisport、Sporte、そして現在のSportへと変化していきました。

スポーツが“遊び”を語源としていると分かると思います。

遊び=楽しいという感覚は、上記の例にあるような “誰かにやらされる” ものではなく
「自主性・自発性」があって初めて成り立つものなのです。

私が考えるスポーツは、楽しくて “夢中” になってしまうものだと思います。

夢中という感覚も同じく、
自らの好きという想いや楽しいという想いが優先されているのではないかと思います。

現場はどうでしょう?

お子さんがスポーツを始めた時、または楽しんでいる時の姿を思い出してみて下さい。

きっと楽しくて「わくわく」しているのではないでしょうか。

そして、毎週の活動を楽しみしてるハズです。

しかしながら、現在のスポーツ現場では、
勝利を追求する(目の前の結果を求める)あまり、

または指導者が作るチームの空気・雰囲気に流され、

スポーツの本質とは異なる、礼儀・礼節を学ばせるという言葉を盾に “身体教育または軍隊教育” になっていないでしょうか。

子ども達は、良くも悪くも “チーム全体の雰囲気” に流されます。

もし、今あなたの子どもが “他人が描く成功のロードマップ” に乗せられているのであれば、今一度考え直して欲しいのです。

なぜスポーツを行うのか。

スポーツにおける目標とは、
“自らの意志”(やりたい、楽しい)が優先されるべきであり、

誰かに強要された目標であれば、
それはスポーツではなくなっているということなのです。

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細々とベースボール⚾︎オンラインサロンの過去記事を中心に、Noteも再開して参ります❗️

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