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【朝読書】投資環境をスコア化してみる #株式投資

今日も、" 金利を見れば投資はうまくいく"を読みました。

金利を見れば投資はうまくいく

確認する4つのデータ

これまで色々な本から学んできた中で、株式投資をする際に重要なことは「安く買って、高く売る」ことです。

この安く買えるかどうかってその企業の価値や将来性、収益性を見るために色々把握する必要があります。

でもさらに重要なことは、その株式投資するタイミングの投資環境が良いかどうかがマクロの視点で重要になります。

景気が悪化途中で、株価も下落中に買ってもすぐに買った時より株価が下がるので、全く安く買えていないことになります。

でもその投資環境が良いかどうかをどう判断したら良いかもわかりません。

ここはなんとなくになってしまう危険性がかなりあります。

そんな中でこの本で投資環境をスコア化して、一つの参考指標とするやり方が書いてあったので、noteとしてメモしておきます。

その4つの指標とは、もちろん世界GDPトップのアメリカの指標です。

  1. 政策金利(Effective Federal Funds Rate)

  2. 10年国債利回り(10-Year Treasury Constant Maturity Rate)

  3. 社債スプレッド(Moody's Seasoned Baa Corporate Bond Yield Relative to Yield on 10-Year Treasury Constant Maturity)

  4. 米ドル指数(Nominal Broad U.S. Dollar Index)

尚、米ドル指数は2005年12月まではTrade Weighted U.S. Dollar Index:Major Currencies。

この4つのデータからスコアを作成していきます。

ではこのデータをどこから手に入れるか?

セントルイス連邦準備銀行のHPです。

投資スコアをどう作成するか?

ではどうやって作成するのか?を書いていきます。

先ほどのセントルイス連邦準備銀行から4つのデータを取得します。

そのデータを用いてスコア化していきます。

以下の表で計算します。

同本よりスプレッドシートにて作成

そして、最後にこの個別スコアを全て足していきます。

今回の表で言えば、「スコアは、+2」になります。

表からわかる通り、投資環境スコアは、-10〜+10で表されます。
数値が大きいほど投資環境が良いと言う指標になります。

まとめ

これまで、ミクロの視点で企業の財務や株価しか見てきませんでしたが、この投資環境スコアを学んでからはマクロの視点も取り入れることができます。

今の投資家環境が良いか?って言うのは、かなりふわっとしていましたが、これがあることで数値ベースで考えることができます。

これが必ずしも絶対とはいえませんが、これを参考指標にしていきたいと思います。

金利って結構難しいですが、ある程度理解して投資をするタイミングとして使うとかなり味方になってくれそうです。

各項目の1つ1つを完全に理解したわけではないので、本を通してもっと学んでいきたいと思います。

以上、読んでいただきありがとうございます。


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