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【朝読書】それ、読んだ気になってないか?1つの記事から考察してみる

今日は、再び"10倍株の転換点を見つける最強の指標ノート"を読みました。

10倍株の転換点を見つける最強の指標ノート

こちらの本は前回にも読んで読書メモしましたが、何回かざっと読み直して何か得るものはないかと探していました。

それ、読んだという見ただけになったない?

こちらの本では日経新聞の読み方を紹介してありました。

その中で、「日経新聞を読んだ気になってはいけない」ということが書かれてありました。

そこで書かれていて僕がハッとさせられた言葉があり、ドキッとさせられました。

「わかった気になる」と「理解する」は本質的に違う

この「わかった気になる」というのは僕のことだと思わされました。

確かに日経新聞自体は購読してませんが、日経新聞アプリはスマホの中に入れており、毎日見出しだけでもチェックするようにしています。

さらに最初の何行かは無料で読めるので、読んでいます。

いつも「ふむ、ふむ、ふむ」と読んでいるのですが、おそらくこれはただ「わかった気になる」さらに言えば、「見ただけになる」感じになっていると思います。

つまり、そこから何も考えていないということです。


「わかった気になる」と「理解する」の違い

  • 「わかった気になる」=物事の判断を他者に依存している

  • 「理解する」=物事の判断を自分で判断し、自分なりの答えを得る

「わかった気になる」というのは、例えばとある記事を見てその通りだと思って自分の中に取り入れることです。

そこに何も自分の考えや意見、答えを見出さないままになっているということ。

つまり、その記事を書いた人に依存しているということになります。

これは、読んだとも言えませんよね。

この記事を「見た!」ということになるでしょう。

それと真逆で「理解する」ことは、その書いた人の記事について、「Aということもあるのでは?」「Bってことも考えられる」「いや、でも自分の考えはCだ」などと考察することです。

ここまでしてからこそ「理解する」ことにつながります。

そして、知らない用語や単語は調べる。

やはり、こういった努力が投資には常に必要だということを知らされました。

「理解する」を練習してみた

本当の意味で「理解する」にはまだまだ到達できませんが、今日の記事で1つ「理解する」練習をしてみました。

その記事はこちらです。

日経新聞の記事より抜粋

この記事を見てまず初めに思ったことが、「なぜ、今水素技術なのか?」です。

太陽光発電や蓄電池技術など他にもたくさんあるのですが、水素に目を向けているのはどうしてなのか?そこに疑問がありました。

私がパッと思いつくこととしては、

  • 水素で走る車といえば、トヨタのMIRAI

  • 記事にもある通り、燃焼時にCO2を出さない

  • 様々な製造業で水蒸気が出ており、それをエネルギーもしくは水素を使った水素発電

  • 重工業系ではクリーンなイメージがないため、クリーンエネルギーを使ってより環境に優しい企業の宣伝イメージがつく

  • 今後、核融合炉ができる前のクリーンエネルギーとして水素発電が有力候補になりつつある?

などなど僕の小さな頭のスペックでも色々出てきました。

さらにさらにそこから水素発電について少し調べてみると、聞いたことがある用語がでてきました。

  • 水素基本戦略

  • カーボンニュートラル

??と思いながら調べみると2017年には日本政府が水素社会の実現に向けて、水素基本戦略を打ち出していたことがわかりました。

こんなこと知らなかった…
記事では見ていたんだろうけど、多分見ただけになっていた気がします。

令和5年6月6日に経済産業省が新たに水素基本戦略を打ち出していました。

▼参考までにURLを載せておきます。

https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/suiso_seisaku/pdf/20230606_2.pdf

EVの時代がくると言われていた中で、世界に先駆けて水素社会を実現しようとしていたとは…

そして、「カーボンニュートラル」。

これは菅(すが)総理が2020年に表明したものです。

簡単にいえば、温室効果ガスを色々駆使して全体としてゼロにしようとする試みのことです。

これを2050年までに目標としています。

これに向けて着々と三菱重工は動いているとも考えられます。

また、水素関連のプラントの企業にも同じような動きが出てきていると思われるので、水素関連の企業を調べてみるのも面白いかもしれません。

「水素」「水蒸気」「三菱重工」などこれらのワードだけで色々出てきました。

この三菱重工は、この技術を持つ会社に出資しているということは、水蒸気を発する多くの製造業に向けて、関連設備の売り込みを今後行っていくとも考えられます。

ただ、クリーンエネルギーは他にも様々あるので、他の同業他社はどうしているのかまで調べてみると面白そうです。

ここまでになりましたが、今後も1つの記事から色々調べたり、考察していきたいと思います。

本を何回か読むと新たな発見があって楽しいです。

以上、読んでいただきありがとうございます。


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