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【朝読書】"慢心"と"謙虚"

今日は、佐藤 颯融さんが書かれた「お坊さんマネーコーチが教えるお金にとらわれない生き方」を読みました。

お金にとらわれない生き方

ちょっと、かっこいいタイトルにしてしまいましたが、お金のこと以上に気づかされ、学ばされたことが大きい本でした。

ぜひ、このnoteも最後まで読んでください。

この世で最も難しいのは「当たり前のことを当たり前にやること」

この本の中で悪い貯金(=何も考えずに貯めているお金)を避ける方法がこう書かれています。

【引用1】
「悪い貯金を避けるには、定期的に自分のお金がどうなっているのかをチェックし、意味なく貯まっているお金は循環させることが肝心」

【引用2】
「まずは、レシートや領収書でパンパンになったお財布、レシートで厚くなっているほとんど記入されていない家計簿を整理しましょう」

こう書かれてあったことに対して、「そんなことわかっている」と思われた方は、当たり前のことを当たり前にできていないかもしれません。

僕も家計簿をZaimというスマホアプリでつけていますが、「後で入力しよう」なんて思って忘れてしまうことがよくあります。

これも当たり前のことができていない証拠ですね。

わかる」と「できる」は違います。

お金を貯めたり、投資したりして何かをやりたいって思っても自分が普段何にどれくらい使っているかを把握できていなければ、何もできません。

投資についての学び、実践できていますか?

簿記を学んで、そこから財務諸表を見るようになりました。

また、いろんな人が書いた本を読んでは、その方法がどのように通用するのかを過去の株価を見たりしてきました。

しかし、最近では「会社の株価が下がっている」「ネットでもかなり評判の会社だ」なんて以前のようにその企業をきっちり調べてから投資することが少なくってきていました。

この本で、当たり前である「投資について学び続ける」「自分が投資する会社についてしっかり調べる」が全くできていませんでした。

この本にも書かれていましたが、「慢心が成長を止め、謙虚さをなくている

もう全くその通りだと痛感しています。

この本は、お金についてではなく、自分への忠告を言われている気がしてきました。

家計簿を見直していますか?

これも当たり前のことですよね。

ただ、家計簿をつけていてもそれは意味がありません。

自分がどれだけ収入があって、どれだけ支出があって、どれくらい貯金できて、どれだけ投資できているか?

それを把握し、自分の目的のお金を達成するために家計簿をつけているはずでした。

しかし、いつの間にか「ただ 家計簿をつけるだけ」になっていました。

本当にやらないといけないので、つけた家計簿をチェックして、来月に改善していくことです。

ここまでして初めて効果を表すものです。

つまり、家計簿っていうのは「手段」で、「目的」でありません。

ここについても当たり前のことができていませんでした。

「謙虚」な姿勢が大切

先ほども書きましたが、この本で僕の1番の収穫が何よりこの言葉です。

慢心が成長を止め、謙虚さをなくている

僕はまだ何も成し遂げてもいないのに慢心していました。

「本のタイトルだけ見て、これは知ってそうだな」

「新NISAについては、学んだからこの記事は見なくていい」

などと慢心していたことに気づかされたことです。

お金についての知識を得ようとこの本を取りましたが、なんだか色々気づかされて、注意されたような感じでした。

「慢心してるぞ!」「謙虚さがないぞ!」って言われている感じです。

この本はお金に対しての姿勢についてをブッダの教えと混ぜて紹介してくれる本です。

かなり面白い内容だったのですが、ページを進めても気になった言葉に戻って、また進んで、また戻ってを繰り返して読んだのでかなり時間がかかってしまいました。

常に謙虚に学ぶ姿勢を大切にすると誓います!

約10年も前に発行された本

この本を手に取って、後で気づくのですが、この本は2012年に発行された本です。

僕は10年前だとまだ学生でした。

お金についての話やいろんな情報が飛び交っているのもSNSが浸透し始めたここ数年のことだと思います。

しかし、その多くの話はかなり前からいろんな方が本を出して、紹介しているのだ気づきました。

最近は、かなり前の本は情報が古いと勝手に思って手に取っていませんでした。

「これも慢心し、謙虚さが足りてない」証拠だと思います…

逆にポジティブに考えると古い本と今の情報を照らし合わせて、同じことを言っている情報は完全に間違ってはいないと判断もできると思います。

正解と断定づけるのもいけませんが…

みなさんも何かしらの気づきに出会えるかもしれません。

一度読んでみてください。

以上、読んでいただきありがとうございます。




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