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【朝読書】大切なのは"自己受容"。"自己肯定"ではない!
今日も名著である"嫌われる勇気"から気になった箇所をピックアップして紹介していきます。
今日は、最近よくネットや書籍でも見る言葉
「自己肯定」
という言葉があります。
その言葉の意味をわかりやすくこの本では"自己受容"と比較して書かれてありました。
私なりの感想と意見と交えながら紹介していきます。
"自己肯定"とは!?
自己肯定とは、
「わたしはできる」と自分に暗示をかける
ことです。
自分に暗示をかけて、自分を奮い立たせる分には良いと思います。
しかし、この"自己肯定"っていうのは、
=自分にウソをついている
ということになります。
例えば、学校のテストで英語が100点満点中60点だったとします。
この時に"自己肯定"をするとどうなるか?
「たまたま運が悪かった。自分は100点だ。」
と言い聞かせることになります。
でもこれって違和感を感じませんか?
自分はもっとできる人だと思っているが、現実は違う。
この現実と向き合っていないことになります。
実際に私もこの"自己肯定"が昔はすごかったです。笑
私の場合では、"自己肯定"がすごかったため、現実を直視できないままでいました。
そして、「もっとできる」と言い聞かせ、理想ばかり追って現実と向き合うことができませんでした。
その結果、理想と現実のギャップに長年苦しむことになります。
私の経験上、この"自己肯定"は行き過ぎるとかなりヤバいものだと思っています。
"自己受容"とは!?
"自己肯定"に対して、この本では"自己受容"が大事だと書かれています。
"自己受容"とは、
「できない自分」を受け入れ、前に進むこと
と説明されています。
先ほど、学校のテストで60点しか取れなかった場合の例で考えてみるとこうなります。
60点という結果を受け入れ、「100点に近くにはどうすれば良いか?」を考える
ということになります。
この方が私はかなり納得できます。
現実を見て、行動しようとしているので、かなりポジティブです。
さらにこの"自己受容"が良いところは、
"変えられるもの"と"変えられないもの"を見極めていることです。
"変えられるもの"=今後の自分の行動(100点に近づく努力)
"変えられないもの"=テストが60点と言う結果
この2つを見極めることができると言うことです。
これが "自己肯定"だと
"変えられないもの"も受け入れてないことになります。
本当にこの"自己受容"という考え方には納得させられました。
まとめ
"自己受容"の大切さがわかって頂けたでしょうか?
大切なのは、
・今の現実や自分を受け入れること
・前を見て進むこと
・"変えられるもの"と"変えられないもの"を見極めること
です。
自分で書きながら、自分に言い聞かせている気分にもなってしまいました。笑
この本では、様々な考え方を紹介していますが、
「いま、ここ」を生きる
ということに全てが通じていると思います。
嫌われる勇気を持って自由になることで、いまこの瞬間を生きることができます。
また、"自己受容"をすることでもいまこの瞬間をどうすれば良いかを考えて生きることができます。
私もこの本を読んで、頭の中にあったモヤモヤがスッキリと整理することができました。
まだまだ完全に実践できてはいませんが、定期的に振り返っていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございます。
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