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【朝読書】株価の決まり方と売買板を再復習

今日は、以前にも読んだ"朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術"を読みました。

再復習をした理由

ここ最近、売買板のことに関して触れている本やそれに関わる本を読んでいて、そう言えば、株価がどう決まり、どう約定されるのか?をふと頭の中で思い浮かべてみると整理して説明できるレベルではないことに気づいたのがきっかけです。

実際にトレードする時には必ず板情報を見ますし、歩み値を確認しています。

普段から気になる銘柄については、毎朝前場の寄り付き前には板情報をみて、この銘柄は買いが多いから上がりそうだなって考えたりしています。

そして、何よりこの板情報がチャートのテクニカル以上に今現在の需要と供給を表していると思っているからです。

どうしても財務分析をするとその結果が発表されて確認した時と、その時の株価は時間軸的に離れてしまい、今この瞬間の株が買いたい人が多いのか?売りたい人が多いのか?がはっきり分かるからです。

その基本をもう一度復習しておきたくて、本をもう一度読みました。

最も大事な約定される3つの原則

株式市場で出された注文は原則そして、優先順位があります。

1つ目は、必ず「成行注文」が最優先されます。

価格指定しない注文のことをさします。

言ってみれば、「この株がどうしても買いたい」とか「どうしても売りたい」って人が注文する方法で、その人たちを優先しますってことです。

2つ目が「価格優先の原則」です。

指値注文の場合、売り注文では低い呼び値の注文を、高い呼び値に優先させ、買い注文では高い呼び値の注文を、低い呼び値の注文に優先させます。

少しでも高く買いたい人を優先しますよー

少しでも安く売りたい人を優先しますよー

ってことです。

みんな少しでも安く買いたいし、高く売りたいのが心理ですからね。

そして、3つ目が「時間優先の原則」です。

同一銘柄、同一株価の指値注文は、売り買いとも発注時間の早い指値注文を。発注時間の遅い指値注文に優先させます。

これは、早い者勝ちってことです。

強い板を見つけてトレード

この本はデイトレードを主にしています。

タイトル通り、朝10分間で買って売ることを基本にしています。

その中で必ず、強い板でトレードしなさいと書かれてあります。

強い板」とは
買い指値が多く(買いたい人が多い)、売り指値が少ない(売りたい人が少ない)板

逆に「弱い板」とは
買い指値が少なく(買いたい人が少ない)、売り指値が少ない(売りたい人が多い)板

ということです。

そこまで極端なものではないですが、こんな感じの板が少し強い板です。


SBI証券より

寄り付き前ですが、

売り数量

  • 成行:1800

  • 指値:2300+500+200+100+100+100+100+100+200+100=3800

  • 合計:5600

買い数量

  • 成行:2100

  • 指値:3400+2000+700+200+200+100+100+1600+800+100=9200

  • 合計:11300

つまり、買い数量>売り数量になっている状態です。

本ではもっとこの100単位で入っているのは個人投資家が多いので、1000単位などで入っている強い板を狙えとありました。

つまり、それだけ欲しい人が多い銘柄でやりなさいということです。

でもこれは、中長期で考えている場合も同じで買う場面や売る場面は必ず来るので、今この瞬間の買おうとしている株が買いたい人が多いのかどうかと言うものを見て判断して買うことが大切だと言うことです。

これだけ知っているだけでも利益を少しで多く出せる可能性が出てきますからね。

短期でも長期でも覚えておいて損はないですね。

以上、今日はここまでです。

読んでいただいた方はありがとうございます。



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