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【朝読書】かっこいい生き方を見てみた!〜おもしろく生きられるかは心次第〜

今日も、ひすいこうたろうさんが書かれた"人生最後の日ガッツポーズして死ねるたったひとつの生き方"を読みました。


この本、正直言ってめちゃくちゃ面白いです。

昨日途中まで読んで、今日も続きから読んでいたのですが、引き寄せられてしまい、結局最後まで読み切ってしまいました。

なんだか1つのドラマやアニメを見ているといつの間にか時間が経ってしまっていたというような感じです。

そして、この本に出てくる偉人の方は5人

  1. 吉田松陰

  2. 高杉晋作

  3. 野村望東尼(のむら ぼうとうに)

  4. ジョン万次郎

  5. 坂本龍馬

今回、僕が読書メモとして残しておきたいと思った箇所が「2.高杉晋作」と「3.野村望東尼(のむら ぼうとうに)」の2人です。

なぜ、この2人なのかというと、この2人が関わり合いがあるからです。

高杉晋作が長州藩から逃げた時に、一時的にかくまっていたのが、この野村望東尼です。

この野村望東尼は何者かというと、不幸の連続で、最終的に尼になった人です。

その不幸とは、浮気・離婚・子どもが生まれてすぐに亡くなる経験を4回・病気など様々な不幸な経験をしている人です。

こんな人がいるのかと思うくらいです。

そして、この野村望東尼は、高杉晋作かくまった罪で捕まり、牢獄に入れられしまいます。

最終的には、高杉晋作が助けて最後は2人病で同じ家に住んでいたとありました。

その時に出てきた和歌がとても印象的で、僕なりにグッときたので読書メモとしました。

その和歌とは、


「おもしろき こともなき世を おもしろく・・・」


「おもしろくもなんともない世の中を、おもしろく生きていくために、あなたならどう考える?」

というのが、上の句で高杉晋作から野村望東尼への問いになっています。

そして、上の句に対しての下の句が


「すみなすものは 心なりけり」


「おもしろく生きられるかどうかは、現実が決めるのではない。心が決めるのだ」

つまり、どんな状況でどんな不幸が起きようとおもしろく生きていくのは自分の心次第ってことです。

これめちゃくちゃ良い言葉というか、和歌だなと思いました。

学生の時に和歌が国語で出てきた時、全然おもしろくもなんともなくて退屈でした。

でも昔の人はこうやって歌を読んで遊んだり、人にプレゼントしたりしていたと考えると和歌っておもしろーい!!ってこの本で初めて思いました。

たとえ、その日が雨でもその人の心が晴れであれば、晴れだし、雨と思ったら雨になる。

そう考えると僕は常に晴れでいたいし、今この現実も「めちゃくちゃおもしろいわー」って思うなら、それはおもしろいものになるってもので、なんだか楽しくなります。

逆におもしろくないって思えばそうなってしまうってことですね。

散々不幸を味わった野村望東尼が言うのだから、説得力がありすぎます!!笑

本当に良い本に出会えました。

ありがとうございます。

今日はここまでです。

読んでいただいた方はありがとうございます。

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