映画感想~そんなオカルトありえます!~「咲-saki-」
毎週金曜日・日曜日にアマゾンプライムで見れる映画を同時視聴する、映画同時試聴会をやっているとまり木です。
今回見たのは漫画「咲-saki-」の実写映画です。
原作の漫画は読んだことがあって一時期かなりハマっていたので、実写映画はどんな感じなんだろうなあと楽しみにしてました。
実写化というとあまり良いイメージを持たない人もいるかも知れませんが、最近だと「ゆるキャン」のドラマ化など原作のイメージを壊さずに、その上で良いものに仕上がっているものもあるので不安よりも楽しみが上回ってました。
ということであらすじ。
アマプラより。
これは見た後に知ったのですが、実はドラマ版があって映画はその続きからということでした。
私は原作を読んでいたので流れが分かっているから問題なかったですが、初見だとちょっと困惑する、、、というか割と原作やアニメ版を見ている人向けに作っている感じがあったので分かりにくいシーンがあるかもしれません。
逆に言えば、原作を知っているならかなり楽しめる作品だと思います。
出会いなどはドラマ版で済ましているので、映画はいきなり長野県予選大会から始まります。
オープニング中に各高校の紹介。
映画からいきなり見ると、誰この人達?となるかもしれませんが、原作を知っていると、おおキャスティング頑張ってるなあ!となります。
容姿だけではなくセリフもかなり再現されていて、スタッフの咲への思い入れが感じられます。
そしてテンポもかなり早くてサクサク進んでいきます、ちょっと物足りないところもありますが、細かくやってると時間が足りないので致し方なし。
長野県予選大会の決勝開始、ここまで約10分。早い。
闘牌シーンもきちんとしていて、打っている姿が様になっています。
原作でもちゃんと闘牌シーンを作っているからか、麻雀部分も違和感なく見れて良いです。
クレジットをみたら、むこうぶちの闘牌指導でおなじみのケネス徳田さんがいました。こういうところもちゃんとしているのは良いですね!
次鋒戦、眼鏡を外すと強くなる染谷さんの活躍が!?ということはなく原作通り一瞬で終わります。
リーチツモトイトイ、またの名を四暗刻。
次鋒戦は3分で終わりました。まじで一瞬。
原作を知っている人が一番気になっているかもしれない中堅戦。
どうするのかなあと思ったらバッチリ再現してました!
リーチしてツモった牌を指で弾いて!!
空高く打ち上げ!!!
空中キャッチからの!!!!
叩きつけてツモ!!!!!
原作やアニメ程では無いですが、なかなかの再現度だと思います。
原作版、マナーが悪いというレベルではない。牌は大切に扱いましょう。
当たり前ですが、これを雀荘などでやると一発で出禁になるのでやめましょう。
身内であったとしても牌を傷つける、というか叩き割ってしまうので駄目です。
ちなみに中堅戦も3分程度でした、サクサクテンポ。
副将戦前、エトピリカになりたかったペンギンの主人公エトペンを手渡しするシーン。
ここは原作になかったですが、映画という限られた時間の中で上手くエトペンを使った良いシーンでした。
おはようのどっち!のシーンもありましたが、完全にコスプレ。
なんだかんだ副将戦は10分くらいありました。
さてさて、ここまで一気にテンポよく来て残った時間は全て大将戦です。
やはり長野県予選大会は大将戦がメインですよ。
衣ちゃん可愛い。
後で調べたら、貞子vs伽椰子の霊媒師役の子でした。
この子。咲にでた当時は11歳くらいだったみたいです。
一人だけ若干怖い雰囲気の衣ちゃん。眼力が強い。
大将戦にはかなり力を入れていて、ここだけで30分以上あります。(それでも原作からすると結構端折っていますが)
衣ちゃん可愛い。
一進一退の攻防を繰り返しつつも、やはり最後は主人公。
嶺上開花!
名前通り咲かせて決めるのはかっこいいですね。
これにて長野県予選大会勝利にて終了!原作のスピンオフである「咲-saki-阿知賀編」の映画もあるみたいですし、今後全国大会編もでたりするかもしれませんね!
(原作が、、という点はありますが。)
総評
原作ファンからするととても忠実に作られていて、かつ闘牌シーンなども良い感じでかなり良かったです!
ただ初見の人などからすると、ちょっと置いてけぼりになりそうなのは否めませんね。麻雀というゲームでチーム戦という性質上キャラクターが多くなってしまいますし、映画やドラマでは時間が限られるので丁寧に描くことも難しいでしょう。
なのでこれを見て気になった方は、ぜひ原作やアニメ版を見ると良いと思います。意外と麻雀わからなくてもなんとなく楽しめますので。
終わり
毎週金曜日と日曜日の21時からやっていますので、同時視聴に興味がある方、映画みたいなあという方、ぜひ一度起こしください!
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