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映画感想~泥棒に入ったら色んな人に間違えられてそれを演じていく勘違いコメディ~「泥棒役者」

毎週金曜日・日曜日21時にアマゾンプライムで見れる映画を同時視聴する、Twitch映画同時試聴会をやっているとまり木です。

みんなで映画を見るとたのしいのでぜひフォローお願いします。

今回見たのは「泥棒役者」です。

とある家に泥棒に入った主人公、ばれないように盗みをしていたが急に訪れてきたセールスマンとばったり顔合わせに。そこで家の主人と勘違いされ主人を演じ、次に主人に新しい編集者と勘違いされ編集者を演じ、編集者にも勘違いされ、、、といろいろな人を演じる泥棒のコメディ映画。

あらすじ

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予告

レビュー・感想

もともとは舞台の作品で、それを同じ脚本家が映画化した作品となります。

それでは感想へ。

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工場で真面目に働いている主人公(ジャニーズ:丸山 隆平)、彼女と同棲しており慎ましいながらも幸せな生活をしています。

そんな彼女と誕生日にデートしてプレゼントを送る約束をします。浮かれ気分でわくわくしながら彼女を待っていた主人公の前には。

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チンピラ、、、(宮川大輔)、、、

実は主人公は家が貧しかったため昔泥棒を働いていました。そのときに捕まって今は罪を清算しているのですが、この人は昔の同僚で今でも泥棒をしています。

めっちゃチンピラ役似合いますよね、宮川大輔さん。

なんやかんやあって昔のことを彼女にバラされたくなければ仕事を手伝えと。
昔のことを負い目に感じている主人公は断りきれずに手伝うことに。。。

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主人公は鍵開けの名人らしく、家の鍵をあっさりと開けて侵入。

しかしやはり盗みはしたくありません、金庫を開けろと命じられますが何かと理由を付けては時間を稼ぎ諦めさせようとしていると。

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油絵のセールスマン(ユースケ・サンタマリア)とばったり遭遇!これは一環の終わりかと思った時、セールスマンからこの家のご主人様ですか?と勘違いされます。

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こちらのご主人様ですよね?
そうですぅ!

良い笑顔!

なんとかご主人ということでセールスマンを追い返し窮地を脱出します。見られた以上は早く逃げようと言うのですが、チンピラは今更手ぶらでは帰れないと物色を再開します。

そうしていると。

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今度は本当のご主人様(市村正親)とばったり遭遇!

今度こそ終わりかと思ったその時、あ!新しい編集者さん?と今度は編集者に勘違いされ。

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そうですぅ!(3分ぶり2回目)

ここもなんとか勘違いで切り抜けることができました。

そして今度こそ逃げようとしている矢先!

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本物の編集者さん(石橋杏奈)とばったり出くわしてしまいます。

ということで今度も。

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ここのご主人の前園先生ですよね?
そうですぅ。。。(3分ぶり3回目)

ここから勘違い劇が始まります。

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なんとか逃げたい主人公ですが、顔も見られている上にこれほどまでに勘違いされている。

なんとか誘導したりしながら勘違いさせたままの状態を保っていますが、流石にこのままずっとここに居るわけにも行きません。

そこで、偽物の編集者として本物の作家から原稿を貰い、偽物の作家として本物の編集者に原稿を渡せば解決するはずだ!と編集者のふりをして原稿を急かしたり、作家のふりをして原稿を待ってもらったり、えらくバイタリティのあるセールスマンを追い返そうと頑張ります。

そしてなんとか原稿を受け取ろうと頑張っていましたが、実は1行も書けていないことが判明します。。。

仕方がないので帰っていいよと言われ、え?帰って良いんですか!?と喜ぶ主人公、意気揚々と帰ろうとしますが。

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動くな!お前編集者じゃないだろう!

やばい、、、バレてしまったかと観念していたところ。

警察に通報されたくなければ、原稿を書け!


まさかのゴーストライターをやれと脅されます。

どうやらなにを書いても他の作品ですでにあるものに見えるから、素人ならば新しいものが書けるのでは無いかと思った様子。どちらもだいぶ追い詰められていますね。

そうしてなんとか二人三脚で頑張ろうとしますが、素人にうまい作品が書けるわけもなく。。。

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ピロロン星人はいつでもピロピロ。

ピロロンピロロンピロピロロン。


なんだこれは。


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そんなこんなしている内に、怪しく思った編集者(本物)と何故かついてくるセールスマンに怪しまれます。

が、作家(本物)がゴーストライターで作家(偽物)は作品が書けなくなったんだと別方向に勘違いを継続してくれます。

関係性がややこしくなって、わいのわいのと騒いでいるとお隣さんから苦情がきたり。

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ギリジン!片桐仁!

再生数が10くらいしかない、しがないyoutuber役の片桐仁。舞台版では主人公でしたが、今回は友情出演的なちょっとだけ出るポジション。

苦情を言うが編集者の眼力にやられあっさりと帰ります。ちょい役なので出番少ないですよね、ギリジン。

私は片桐仁さんが出演している作品を探して、この「泥棒役者」にたどり着きました。なのでちょっと寂しかったです。

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そうこうしている内に、もう4人で作品を作ろう!となんとか力を合わせて頑張りだします。

わいわい色々意見をだしてなんとか新しい原稿の案が決まりうになっていた矢先、編集長から新しい原稿ならいらないと一蹴されてしまいます。

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実は作家がお願いして、昔大ヒットさせた作品の続編を作るからなんとか載せてくれとお願いしていたのです。

しかし続編ではなく売れるかも分からない新作はいらないと。

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そしてタイミング良く手を滑らせて隠れていた棚から出ちゃったチンピラ。

いやあチンピラ役似合いますね。

もうどうでもええ、ええから当初の目的を果たすぞと金庫を開けろと命令されます。

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鍵開けの名人だけあってあっさり金庫は開くのですが、その中にあったかつて大ヒットした作品「タマとミキ」の生原稿は絶対に渡さないと守ります。

これは先生のものだと、先生と亡くなった奥さんとの大切な思いでの品なんだと。

この辺りの少し感動する要素は映画にするにあたってストーリーを作るために入った要素です。

映画は映画、舞台は舞台で見せ方を少し変えてくるのも良かったです。


このあと隣がうるさいとお隣のyoutuberが警察に通報していたため、確認しに来た警察が来てなんを逃れることができました。

また、生原稿の間に挟まっていた亡くなった奥さんからの手紙を読んで、作家も続編を書く決意が固まり全てが良い方向に進みハッピーエンドでおわります。

総評

もともとが舞台なので舞台であるかのような進行で話が進みます。舞台の内容を映画向けにリメイクした感じですね。

主人公の背景を追加して上手く1本の話にまとめていると思います。ほのぼのとしたコメディ映画をみたい人におすすめできます。

また、私は映画を見てどうしても舞台も見たくなってDVDを買いました。

ラーメンズで片桐仁さんを、KKP(小林賢太郎プロデュース)で西田征史さんを知っていたので舞台もそれはそれは面白いだろうと思って即日買いました。

めちゃめちゃ良かったんです!できれば実際に劇場で見たかった。。。

舞台の方が色んな人物背景が無い分、コメディに寄っています。それぞれの役も結構雰囲気が違うので、映画と舞台とで2度楽しめます!


終わり

Twitchチャンネルで映画同時会をやっています。

毎週金曜日と日曜日の21時からやっていますので、同時視聴に興味がある方、映画みたいなあという方、ぜひ一度起こしください!

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