MTGアリーナ 各色で良く使われてるカード 単色編
MTGアリーナの構築環境で良く使われてるカードについてのまとめ。
単色5色+無色編。
2/15に日本語化されたことで私の周りでも始めたよ!という方も多いですが、まだ始めたばかりだとなかなかどんなカードがあるか分からない方も多いと思います。
そこで良く使われてるカードを各色ごとにピックアップして紹介します。
※2019/2/21 時点のスタンダード構築環境
アリーナは無課金(微課金)でも十分に遊べますが、ワイルドカードをどのカードと交換するか迷うかと思うので、その手助けや環境理解につながれば幸いです。
個人的にワイルドカードはまずデイリーでもらえる2色デッキ10個を全部貰ったあと、自分の気に入った色のカードに少しずつ変えていくのが良いと思います。
レアや神話レアは貴重なので、コモンやアンコモンから試しに変えていくのも良いですね。
特に多色デッキをやろうとした場合、2色土地にかなりのレアが必要なので気をつけましょう。
2色のカードはこちらに書いています。
・MTGアリーナ 各色で良く使われてるカード 2色10パターン編
https://note.mu/tomarigi0323/n/n6b12d7439818
作者ツイッターとか。なにかありましたらコメントか以下のリンクからお願いします。
https://twitter.com/owl_on_perch
http://www.nicovideo.jp/user/5252116
https://www.twitch.tv/tomarigi03 https://www.youtube.com/channel/UCOXTxh74Apuz7dIul-K3F6w
それでは緑から。
緑
各色で良く使われているデッキ名も記載しておきます。リストはgoogleでデッキ名+スタンダードなどで調べればでてくるかと思います。
この記事ではリストまで載せると更に凄い量になるので割愛します。
また英語ですが、こちらのサイトにも載っておりますので気になったものがあれば見てみてください。
Goldfish
https://www.mtggoldfish.com/metagame/standard#paper
緑色が入るデッキ
・緑単ストンピィ(アグロ)
・黒緑ミッドレンジ
・黒緑青ミッドレンジ
・青白緑ネクサス(追加ターンコントロール)
・赤緑アグロ/赤緑ミッドレンジ
・etc
緑はスタッツの良いクリーチャーや土地/マナ加速が得意な色です。
まずは定番のマナを生み出すクリーチャーから。
ラノワールのエルフと培養ドルイド
どちらもマナを生み出すことのできるクリーチャー。
1ターン目や2ターン目に出すことで、2ターン目/3ターン目に3マナ/4マナのカードを使うことができます。
終盤に土地が潤沢な状況で引くと弱いけど、序盤に出して相手より先に強いカードをプレイすることができれば優位に立てる。
だからといって入れすぎると、このカード達だけではフィニッシュにまで持っていくのはしんどいので計画的に。
緑単色や緑黒(+青)のデッキに良く入っている。
次は探検クリーチャーとそのお供。
マーフォーク野枝渡り、翡翠光のレインジャー、野茂み歩き
探検は場に出たときデッキトップが土地ならドロー、それ以外ならトップに置くか墓地に置くかを選択できる能力。
翡翠光のレインジャーは2回できるので、デッキトップ上2枚が土地ならそもまま両方手札に入る。
序盤/中盤/終盤いつ引いても次のドローを操作できるのでマナクリと違って腐りにくい。
そして野茂み歩きは、前環境トップメタだった黒緑デッキでも使われていたクリーチャー。
野茂み歩きを出したあとに翡翠光のレインジャーを出すと、6点回復+3/5スタッツに。強い。
MTGアリーナ BO1で赤単にやられている人はこのセットを積んだ黒緑デッキでめっちゃライフ回復すればいいかも。
2ターン目にそのまま出すと野茂みさん除去されることが多いので、4マナ揃って枝渡りと同時に使うのもいいですね。
次は緑の花形、大型クリーチャー
鉄葉のチャンピオン、殺戮の暴君、原初の飢え、ガルタ
でかい!強い!!
鉄葉のチャンピオンは色マナが森3つ要るので、緑単色くらいでしか見かけませんが、殺戮の暴君は緑色系のデッキだと結構見るフィニッシャーです。
ガルタは最近だと赤緑系デッキでしょうか。
この中だと真ん中の、殺戮の暴君が一番フィニッシャーとして採用されています。
MTGでは打ち消し呪文が存在し、相手の行動を上手くコントロールしながら戦うデッキがありますが、殺戮の暴君はなんと打ち消されません。
更に呪禁(じゅごん)持ちのため、相手の単体除去では対処できません。
(クリーチャーを1体破壊する系のカードでは選択不可能となる。)
前環境では黒緑デッキで採用されていました。
今は最新パックが来て黒緑系デッキが青を足して、黒緑青デッキになったため枚数こそ減らしましたがまだまだ現役のようです。
他にはこのあたりのクリーチャーがよく見かけますね。
まだまだ新環境のメタが固まって居ないので、色んなデッキに色んなクリーチャーが採用されているように思います。
特にクロールの銛打ちなんかは、対飛行クリーチャーには良いですがそれ以外だと他のクリーチャーの方が良いことも多いので環境次第といった感じがします。
私はよくサイドボードに2枚くらい入れています。
飛行持ちクリーチャーが多いと感じるならメインから採用しても良いかもしれませんね。
緑最後はプレインズウォーカー、ビビアンリード
プレインズウォーカーはクリーチャーなどと違い、自分のターンに1度だけ3つの中から一つ効果を選択することができます。
ビビアンリードだと、手札補充、盤面への干渉、自軍強化の3つがありますね。
いつでも3つの中から好きなものを選べるわけではなく、右下の数字がマイナスにならないような選択肢しか選べません。
選択肢それぞれにプラスやマイナスの数字があります。例えば場に出したターンに+1の能力を使うと右下の数字が5から6になります。
そんなんプラスしまくって強いマイナスの能力使えば最強やん!っとなるかもしれませんが、クリーチャーはプレイヤー(顔面)かプレインズウォーカーに攻撃するかを選べます。
プレインズウォーカーに攻撃が通った場合は、攻撃力分右下の数値が減ります。当然0以下になると死亡します。
またプレインズウォーカーを対象とする除去も存在するため、完全万能というわけではありませんが、膠着状態をジリジリ、もしくは一気に有利に持っていくことができるのでやはり強カードです。
今スタンダード環境で見るプレインズウォーカーは何人か居ますが、ビビアンリードはその中でも強いプレインズウォーカーです。
+1を毎ターン使えば追加でドローができているようなものなので、それだけでもリソース差が付きますからね。
さてさて、緑はこんなところにしておきましょう。
次は赤です。
赤
赤は色からも想像しやすい火力がメインの色です。
赤色が入るデッキ
・赤単バーン
・ビッグレッド(赤単ミッドレンジ系)
・赤緑アグロ/ミッドレンジ
・青赤ドレイク/フェニックス
・青赤白コントロール
・etc
現在の環境ではバーンカードが多く、また1試合の時間がどちらに転んでも短いのでアリーナBO1環境では3割は赤単とも言われています。
新弾でバーンよりのカードが増えたのも追い風ですね。
それではまずクリーチャーから。
軽量クリーチャー三種。
狂信的扇動者とヴィーアシーノの紅蓮術師はクリーチャーでありながらバーンカードでもあります。
この3種のカードを見るのは、まず赤単or赤黒アグロ系デッキでしょう。
序盤にこれらのクリーチャーでライフを削り、終盤にバーンカードでフィニッシュが赤単の黄金パターンですね。
対策としては絆魂(はんこん)持ちクリーチャーや黒のライフ回復付き除去も良いですね。
そのあたりはまたその色のときに。
次は火力です。
3点火力セット
どれも微妙に能力が違いますが、同じなのはすべてどこかに3点ダメージを与えられるということ。
クリーチャーの除去、プレインズウォーカーの除去、ライフ削り。
盤面を止めようとクリーチャーを出したらこのあたりのカードにクリーチャーを除去され殴り続けられることもしばしば。
他の火力カードとしてはこのあたりでしょうか。
溶岩コイルは赤単に入ることもありますが、その他の赤入りミッドレンジデッキやコントロールデッキで見かけます。
ソーサリーですが、2マナで4点火力、そして何より追放除去というのが嬉しいところです。
死亡したときに効果を発揮するカードや、墓地から舞い戻ってくるフェニックスなんかに効果てきめんですね。
焦熱の連続砲撃は、対アグロデッキに対してサイドボードで見かけます。
インスタントタイミングで一気に除去できるので、横並び系デッキに困っている方は採用してみてはいかがでしょう。
続いてドロー系カード2枚
赤単が更に増えた理由の一つ、舞台照らし。
赤単はどんどんダメージを与えていくデッキのため、だいたい1マナで唱えることができます。
次のターンまでという縛りはありますが、軽量呪文が大半のため実質2ドローとも言える凄いカード。
ケルドの炎も、手札がこれ以外なくなったときに使えば2ドロー。
英雄譚エンチャントは出したターンから毎ターン、上から順番に効果が発揮されます。
とりあえず手札がなくなったから出して、手札補充して、最後に+2点されるときに一気にドーン!で大ダメージが狙えるカードです。
舞台照らしと違い複数効果がありますが、出した返しのターンで破壊されると完全に出し損のため舞台照らしの方が人気のようです。
次は赤単黄金パターン。
遁走する蒸気族と実験の狂乱。
前環境の赤単ではこの2枚が入っているタイプが多かったです。今は舞台照らしのおかげで入っていないリストもあるようですが、依然として強い組み合わせです。
実験の狂乱は手札からカードが使えなくなりますが、代わりにデッキトップのカードを使えるなら使ってよくなるので土地が連続でめくれるまで軽量呪文連打が可能に。
そしてその場に遁走する蒸気族がいると?
呪文を使い、遁走する蒸気族にカウンターが乗る。そのカウンターを3つ取り除くとマナが生まれるからまた呪文を唱えて。。。。
遁走する蒸気族が場に2体要ると本当に無限かのようにひたすら呪文連打されます。
たとえ蒸気族が居なくとも、デッキトップがリソースとなるためよほど土地を連続で引かない限り呪文連打が可能です。
やると楽しいけど、やられると辛い。
その他のカードはこのあたりでしょうか。
バーン系の赤単ではなく、ミッドレンジ~コントロールのような動きをするビッグレッドと呼ばれるデッキで採用されています。
前環境では、赤単バーンからサイドボードで変化するものもありましたね。
1枚1枚のカードパワーが高いため、それだけで盤面をひっくりかえせることもあります。
青赤(イゼット)フェニックスデッキでは青と赤の軽量インスタント/ソーサリーを大量に採用し孤高のフェニックスを墓地から復活させて戦うタイプも存在します。
追放系除去に弱いため、流行りやメタゲームの都合で入っているタイプや入っていないタイプだったりしますがこちらのフェニックスも強いカードです。
追放除去を打たれたときにショックなどの火力を自分で自分のフェニックスに打つことで無理やり墓地に送って追放を免れるという手も。
赤の最後はあまり見かけるわけではありませんが、新段から新戦力カードを。
相手のターンに除去+クリーチャー展開と可能であり色々面白い動きができるカード。
あとは個人的なロマンカード。
コイントス演出が楽しい。
こちらに動画上げてるのでよかったらどうぞ。
VOICEROID実況動画 イゼットコイントス
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34621690
それでは次は黒に行きましょう。
黒
黒は除去や手札破壊が得意な色です。
またライフや自分のクリーチャーを生贄にすることで様々な効果を得られるカードもあります。
黒色が入るデッキ
・赤黒アグロ
・黒緑ミッドレンジ
・黒緑青ミッドレンジ
・白黒ミッドレンジ
・黒白青コントロール
・etc
それでは行きましょう。
まずはクリーチャーから。
除去付きクリーチャー2種。
疫病造り師はお互いのクリーチャーをそれぞれが選択して生贄に捧げます。
相手のどのクリーチャーを生贄にするかの選択権はこちらにありませんが、呪禁(じゅごん)持ちのクリーチャーでも場に1体しか居ない場合は強制できますし、プレインズウォーカーも対象となるので少し範囲が広いです。
チュパカブラはわかりやすい除去内臓のクリーチャーですね。
相手のクリーチャーを除去しつつ、こちらはクリーチャーを展開できるので盤面の状況を優位に持っていけます。
続いてもクリーチャー、真夜中の死神。
このカードは擬似的にドローができるカードです。
横に並べて展開していくデッキは総じて全体除去に弱いですが、このクリーチャーが場にいればその数だけドローすることができます。
ダメージも受けますが、全体除去で1対複数をされたとしてもリソース差が開かないのでどんどん後続を追加していくことができます。
このクリーチャーが場に居る場合は、まずはこのクリーチャーを除去しておかないと延々とドローされ続けリソース差が空いてしまいます。
ではその除去はどのようなものがあるのか。
黒の除去と言えばこの2枚が多いですね。
喪心は伝説を持つクリーチャーにこそ効きませんが、それ以外なら2マナで除去できるので相手の重いクリーチャーをあっさりと返せるので便利です。
ヴラスカの侮辱は破壊ではなく、”追放”のため死亡したときの効果を発揮させません。
先程の真夜中の死神にヴラスカの侮辱を使った場合、1ドローもさせることなく追放させることができます。
またおまけでついている2点回復がなかなか良く、アグロ相手にしみる展開も多々ありますね。
その他、除去ではありませんがこのあたりも対クリーチャーカードです。
パワーとタフネスに一時的にマイナスの修正を与えるカード。
当然そのクリーチャーのタフネスが0以下になる場合は、そのまま墓地に直行します。
またマイナス修正は破壊ではないので、白のアダントの先兵などの破壊不能をすり抜けることができます。
対アグロに対して良く効きますね。
除去ではなかなか倒せない、白アグロのアタッカー
続いて全体除去です。
正確に言えば範囲除去というべきですが便宜上、全体除去で。
対象の範囲こそありますが、アグロ系デッキに対してはどちらのカードも良く効きます。
こちらのクリーチャーも対象となってしまいますが、採用するカードに合わせてデッキを組めば相手だけ除去の対象とするようにできますし、こういった全体除去は1対複数交換が可能なのでうまく相手のクリーチャーを引き出し最大限の効果を狙いましょう。
またラヴニカの献身にて、黄金の死と同じような効果のカードが追加されました。
こちらはどう合っても味方も巻き込みますが、死亡した際に追放扱いとなるためコントロールデッキで採用する場合はこちらのカードの方が良さそうですね。
青赤(イゼット)フェニックスデッキに採用されている、弧光のフェニックへの対策としても良いでしょう。
次は手札破壊を見てみましょう。
他のカードゲームではあったりなかったりする手札破壊(ハンデス)ですが、アリーナでは結構な数のものがあります。
その中でも最も使われている1枚がこの強迫です。
1ターン目に相手の手札を確認することが可能なため、その後のゲーム展開も予測しやすく1枚捨てさせる以上の効果があります。
アリーナでは一度見たカードは使われるまで、こちらにも常に見える状態になっているので相手の手札を忘れてた!ということにもなりません。
黒の最後は、エンチャントと土地にします。
黒5マナのエンチャント、最古再誕。
そのマナコストの重さ以上にすべての効果が強い英雄譚エンチャントです。
英雄譚エンチャントは出したターンから毎ターン、1の効果、2の効果、3の効果と3ターン効果が続きます。
最古再誕はまずは盤面クリーチャーの除去し、次に相手の手札を捨てさせ行動を縛り、最後に墓地からクリーチャーを復活させることができます。
1と2の効果で墓地にカードが落ちますし、自分か相手どちらかの墓地からクリーチャーを選べるため単純に強いです。
相手の盤面にプレインズウォーカーしか居ないときに使えば、そのプレインズウォーカーを破壊し2ターン後にはこちらに寝返りさせる事もできますね。
最後は土地。
他のカードゲームとマジックとの違いは色々ありますが、土地が必要なことと相手の行動のタイミングで動けることが最も異なるところでしょうか。
その土地にもただマナを生み出すものだけでなく、様々な効果を持ったものが存在します。
この愚蒙の記念像は黒マナを生みますが、それ以外にも墓地からクリーチャーを回収することができる効果あります。
チュパカブラなんかを使い回すのも良いですし、状況に応じて対応したクリーチャーを手札に戻せるのでクリーチャー主体のデッキならば1枚あると便利です。
それでは次の色、青に行きましょう。
青
青はドローや打ち消しが得意な色です。
青色が入るデッキ
・青単アグロ
・白単アグロ タッチ青
・青赤ドレイク/フェニックス(ミッドレンジ系)
・青黒緑ミッドレンジ
・青黒白コントロール
・etc
純粋にクリーチャーで殴っていくタイプの色ではなく、相手に対して妨害を絡めながら優位な状況を作り戦っていくコントロール系の色です。
まずはクリーチャーから。
軽量クリーチャー3種。
それぞれ系統が違いますが、1マナと軽く序盤から少しずつ削ったり執着的探訪をつけて攻撃することで序盤からドローすることも可能です。
攻撃が通るたびにドローすることが可能なエンチャント。青単での重要なドローソース。
青単アグロデッキではクリーチャーを横に並べたりするのではなく、数体のクリーチャーや執着的探訪をつけた1体のクリーチャーを妨害呪文で守りながらリソースを広げて勝つ、クロックパーミッション型となります。
脅威を弾きながら少しずつクロックを刻んでいくデッキは難しいながらも駆け引きが面白いデッキの一つです。
次に中型クリーチャーを1枚。
青3マナ(青のトリプルシンボル)のため、青単デッキでの採用となりますが、最低でも3マナ3/4飛行となるため青単クロックパーミッションデッキのフィニッシャーとして使われています。
当然後半土地が伸びることで4点、5点と打点が上がっていきます。
次にマジックならではの打ち消し呪文を見ていきましょう。
マジックではクリーチャーも唱えるときは呪文扱いです。
そのため打ち消し呪文では~~でない呪文を対象としなどの制限がつくものも多くあります。
また確定で打ち消すのではなく、相手にXマナを支払わせることができない場合は打ち消すタイプも存在します。
これら3種がそのXマナを要求するタイプです。
序盤でまだ土地が伸びていないときは、ほぼ確定で打ち消すことができますが後半すでに両者土地が潤沢な場合はうまく使えないことも多いです。
打ち消しを構えられる側としては、先に土地を置いておいて2マナ払える状況にしておくことでケアできることもありますね。
次は確定打ち消しを。
それぞれ対象となるものについて確実に打ち消すことができます。
打ち消しはテンポを奪えますが、これだけですと1対1の交換ですのでうまくアドバンテージを奪えるものに対して使いたいですね。
打ち消される側としては、先に打ち消されても良いものから使い消費させたあとに本命を通しに行くというプレイもよく行われます。
また、これらの打ち消しも青単デッキでよく使われています。
青単では少しでも軽い打ち消しが好ましいため、悪意ある妨害よりも魔術師の反駁が使われていますね。
他にも打ち消しではないですが、こんなクリーチャーも存在します。
瞬速を持つクリーチャー。
インスタントと同じタイミングで使うことができます。
戦闘に入る前に相手のクリーチャーをタップしたり、攻撃してきた厄介な能力持ちクリーチャーに対して効果を失わせた上で打ち取るなど器用な動きができます。
このように相手を翻弄するカードが青には多く、それらをテンポよく使うためのドローカードも多く用意されています。
選択は1枚使って1枚引くため、入れ替えているだけですが占術があるためただ入れ替える(ルーティング)よりも欲しいカードを狙いにいけます。
航路の作成も攻撃していない場合は、1枚使って1枚手札に加えるので手札枚数は増えませんが、弧光のフェニックスをあえて墓地に落とすこともできるので一概にデメリットとも言えません。
ちなみに、何かしらの効果に1ドローがついているものをキャントリップ呪文と読んだりします。
選択もドローではなくキャントリップ呪文の一つです。
回復しつつドロー。手札枚数を減らさないためコントロールデッキで活躍中。
キャントリップなら手札は減りませんが、やはりドロー呪文は手札を増やしてこそ。
このあたりが良く使われているドロー呪文です。
薬術師の眼識は再活付きのため2回使える点が優れています。
予知覚はインスタント呪文なので打ち消しなどを構えつつ相手のターン終了時にも使えますが、余裕があるならばメインで唱えることで更にお目当てのカードを見つけられる確率が上がります。
青の最後はエンチャントと妨害呪文を一つづつ。
アズカンタの探索は毎ターンデッキトップを操作できるエンチャントです。
また条件を満たすことで裏返り土地となる両面カードと呼ばれるものの一つです。
置いたターンはスキが生まれますし、デッキトップ操作もそのままで問題なければありませんが、長期戦に持ち込む前提であれば少しずつアドバンテージを稼いでくれますし、裏返ることで実質ドローができますのでコントロールデッキで1枚、2枚程度採用されていますね。
最後は睡眠です。
初期デッキにも入っているためおなじみのカードだと思います。
マーフォークデッキで最後に突破するために使われていたりしますね。
構築でも使われているかというとあまり使われていませんが、クリーチャー主体のマーフォークデッキで殴り合いをする場合は1枚あると便利かもしれません。
さて、次は単色最後の白に行きましょう。
白
白はクリーチャーやその強化、ライフ回復が得意な色です。
白色が入るデッキ
・白単アグロ(タッチ赤やタッチ青も)
・赤白アグロ
・白緑ミッドレンジ
・青白黒コントロール
・青白緑コントロール
・etc
それではクリーチャーから。
軽量かつ2点、3点のクロックとして序盤からどんどんライフを削っていく。
タフネスが低いため全体マイナス修正、ダメージに弱いが不屈の護衛の効果を使って他のクリーチャーを守ったり、アダントの先兵であれば4点ライフで破壊不能が付くのでなかなかしぶとかったりします。
ただ全体マイナス修正からは逃れられないので気をつけましょう。
またクリーチャーではありませんが、トークンを生み出しつつ土地にもなる軍団の上陸があります。
裏返ると余ったマナを継続的にリソースに変える事ができるので、積極的に狙っていきたいところ。
他にもアジャニの群れ仲間を大きくして殴りに行くタイプも存在します。白単が多い大会でミラーマッチを制するためにこのタイプで上位に食い込んだこともありました。
次の中型クリーチャー2種。
ベナリアの軍司令は横に並べたクリーチャーを一気に強化することができます。
1ターン、2ターン目に一気に軽量クリーチャーを展開し強化して殴れば一気にライフを持っていけます。
豊潤の声シャライは白緑ミッドレンジ系のデッキで採用されています。自身と他のクリーチャーに呪禁(じゅごん)を付与するため単体除去に一気に強くなります。
敬慕されるロクソドンは、5体場にクリーチャーが居る場合は召集を使うことで実質0コストで唱えることができます。
場にクリーチャーが2体だけでも、3マナで4/4のおまけ付きなので使い勝手が良いですね。
また大型クリーチャーとしてこのような天使がいます。
黎明をもたらす者ライラ。
先制攻撃と絆魂を持っているので、大体のクリーチャーを先に倒すことができライフレースもひっくり返すことができる1枚です。
対クリーチャーデッキではとても強力です。
マジックの天使はイラストも綺麗で人気のあるクリーチャータイプです。
その他にも状況によってはこれ1枚で勝ちにつながる、輝かしい天使というクリーチャーもいます。
初期の白黒デッキに1枚入っているためおなじみの人も多いと思いますが、後半6マナに到達して攻撃が通ればそれだけでトークンがどんどんでてきます。
アジャニの群れ仲間を軸にしたデッキの場合、攻撃しなくてもトークン生成できることもありますね。
このあたりのインスタントも合わせて行くのも良いかもしれません。
活力回復はコントロールデッキで序盤を耐えつつドローするためによく使われています。
若返りの儀式も同じような効果ですが、1マナ多いためあまり見かけません。
ただ赤単が跋扈している状況では、対策カードとして入っていることもあります。このあたりはメタゲーム環境によるものですね。
次に擬似的な除去エンチャントを見ていきましょう。
条件付きですが、2マナでクリーチャーを除去できるエンチャント。
白はクリーチャーなどの単体除去をエンチャントに頼っているため、どうしてもエンチャント破壊で対策されやすいですが、その分クリーチャーや強化が強いためテンポを奪って一気に勝ちまで詰めたいですね。
またマナコストは重くなりますが、他のパーマネントに対しての除去エンチャントも存在します。
議事会の裁きは召集がついているためクリーチャー並べるデッキと相性が良く、イクサランの束縛は特定のカードに頼っているデッキに対して一気に機能不全を起こせることもあるカードです。
それぞれのデッキや目的に応じて使い分けましょう。
次に全体除去を。
単体除去こそありませんが、全体除去については白は扱うことができます。
2種類のモードから選択できる全体除去。
また擬似的な全体除去ですがこのようなものも。
一度は全軍突撃をこのカードで土地に変えられたことがあるのではないでしょうか。
白系のコントロールデッキならどちらか、もしくは両方採用されていたりしますね。
白白含む4マナある場合は、不用意な全軍突撃には注意しましょう。ただ注意しすぎると浄化の輝きですべて消されたりもするので難しいですが。
最後に、1枚コンボと言われある大会で猛威を奮ったエンチャントでしめましょう。
ベナリア史。
今でも使われている強力カード。
1章、2章で騎士トークンを生成し、3章でトークンを含む騎士クリーチャーを強化。つまりこれを連打すれば毎ターントークン生成しつつ時間差で強化が行われます。
除去やエンチャント破壊がなければ、3ターン目からこれを連打するだけで勝てることも。
とある大会ではあっちでベナリア史、こっちでもベナリア史と歴史が乱立していました。
白系のアグロデッキを組む場合は作っておいて損は無いカードでしょう。
最後は無色(アーティファクト)カードを見ていきましょう。
無色のカードは色のどの色でもコストを払うことができます。その分どのデッキにも入る可能性があるので少し弱めに設定されていたり、汎用的な効果のものが多い印象です。
無色
まずはこのカードから。
毎ターン1点回復してくれる1マナのアーティファクト。
序盤をしのぎつつ、後半になったら1枚ドローにも変換できます。
赤単などのバーン対策をしたい場合なのは良いかもしれませんね。
次は宝物の地図です。
こちらは色々なデッキに採用されています。
2マナと軽く1マナで占術を行えるためデッキトップを強くできますし、3回占術を行うと裏返って土地になってからも強いです。
裏返ると宝物を1つ生贄にすることで1枚ドローすることができます。
裏返った際に3つの宝物が生成されますのでそれを利用すると3枚ドローすることができますし、宝物は生贄で1マナを生み出すことができるのでそのまま強力なカードを叩きつけるのも良いですね。
また同じアーティファクトのこのカードとの相性も良しです。
無色4マナのプレインズウォーカー、ウルザの後継、カーン。
+1でデッキトップ2枚の内どちらかを相手が選択してドロー
-1で選択されなかった方のカードをドロー
-2でアーティファクトの数だけのパワータフネスを持つトークンを生成
+1や-1を使っていくだけでも徐々にアドバンテージを稼いでいけますし、-2でトークン生成もできるので殴っていくプランにも使えます。
また-2は他になにもなければ最初は1/1のアーティファクトトークンが出るだけですが、連打すると2/2、3/3とどんどん大きくなっていきます。
先程の宝物の地図も裏返ったときにアーティファクトである宝物を3つ出すのでこの効果とも相性良しですね。
アドバンテージを稼いでいくカードならこういったものもあります。
不滅の太陽、4つの効果を持つ伝説のアーティファクトです。
まず1つ目が対プレインズウォーカーに対する効果で、プレインズウォーカーの能力を封じることができます。
相手だけでなく自分の場のプレインズウォーカーの効果も使えなくなるので、その点は注意が必要です。
ほかは毎ターン追加で1枚ドロー、カードのコストを1軽減、クリーチャーに+1/+1の修正です。
追加でドローしつつ、1マナ軽くなるので連打して+1/+1修正で強くなったクリーチャーでフィニッシュと行った感じですね。
他にもこのあたりも面白いカードと言えるのではないでしょうか。
クリーチャーのコピーを生成していく装備品とインスタント/ソーサリーのコストを軽くするアーティファクト。
装備は場に出すときにだけでなく、その後に装備コストを払うことでクリーチャーに装備することができます。
原初の呪物は4回インスタントかソーサリーを使うと裏返り土地に変身します。
好きな色のマナを1つ生み出し、それを使ってインスタントやソーサリーを唱えるとその呪文をコピーすることができます。
使い方は難しいですが、なかなかにロマン溢れるカードです。
アーティファクト最後はクリーチャーを。
門デッキでのフィニッシャーとして採用されている、門の巨像。
門を出せば出すほどコストが軽くなっていき、最終的に0コストででてくるようなことも。
また除去されても門を場に出せばデッキトップに戻っていくので、追放除去などでない場合はどんどん戻ってきます。
門デッキはアリーナではレアカードが少なく組めるので、はじめての人には良いかもしれません。
さてさて、ちょっと後半駆け足気味になった気がしますがこれで単色5個+無色のカード紹介は終わりです。
色んなカードがありますが、その分自分の好みに合ったカードもあると思いますのでそのカードを使って楽しくプレイしていきましょう。
2つの色が入っている多色カード(マルチカラーカード)の紹介は別の記事にあります。
以下にリンクを貼っておきますのでよろしければどうぞ。
2色10パターンのカード紹介はこちらに。
https://note.mu/tomarigi0323/n/n6b12d7439818
最後に、普段はTwitterで適当なことつぶやいたり、ニコニコにVOICEROID動画(アリーナ動画もあるよ!)上げたり、Twitchとかで配信してたりします。
良ければフォローお願いします。
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