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占星術の「これ」 前編

昨年は阪神タイガースの「アレ」が話題をさらいましたが、
この記事は、占星術の「これ」について。


 占星術には人間界と天体に相関関係があるという前提があると思います。一方が変化すれば、もう一方にも何かが起こっている。

 我々は、ごく身近なこと、それも表面のことしか知り得ませんが、それが天体に鏡のように反映されているのであれば、現実の見えないことを天体を見ることで察することが出来ます。なんなら自分でもわからない深層心理のようなものも、天体を見ることで知ることが出来る。

 わたしはトンデモ野郎なので、その考えに抵抗はありませんが、しかし、占星術を学んでいませんし、天文観測の趣味もなかったので、これ、という実感はありませんでした。
 今回の saki さんの記事を拝見して、はじめて「これ」を実感したのです!

 まず、わたしの目に留まった箇所を引用させていただきます。
 そして中編で、AIと交わしたやりとりを紹介させていただきます。

 以下、saki さんの『天王星に憧れて』より

占星術は何千年もの間、揺るぎない秩序の基にありました。
 太陽系の惑星は土星までである、という秩序です

「けれども天王星が発見されたことにより紀元前から続いてきた占星術の世界観が打ち破られて新たな領域に目を向けざる負えなくなりました」

「個人的には天王星が発見されてから、占星術の視点が大きく変わったように思います。現実に見える事柄だけを占っていたのが、よりその人の精神面、心理的なことを扱うようになってきました。
 そして天王星は思考や情報の分野も担っています。『時間や空間を超えた情報の伝達』というのはこの星を語るうえで欠かせないテーマです」

「天王星が発見された1781年、産業革命ただ中の時代……」

天王星の意味する『革命』は個人の尊厳や自由を守るためのものです。
 まさに風の時代を象徴するような星ですね」

「一つ前の土星は枠組み、土台、社会的秩序を表します。山羊座とルールしていて、しっかりと築いた基盤の上に物事を構築していく、拡大させていくといったテーマを持っています。
 その外側にある天王星は、土星が決めた普遍的なヒエラルキーさえ壊そうとします。壊すことにより新たな意識を芽生えさせる。まさにクラッシュ&ビルドです」

天王星が見つかったから、なのかはわかりませんが、300年前より明らかに、多くの人が自分の意志や個人の自由といったものを大事にするようになってきました

 記事を拝見して、何を思ったかと云うと

「天王星が発見されて、近代がスタートした?」
「近代がスタートして、天王星が発見された?」
「近代のはじまりと天王星の発見は同時に起こった?」
※近代のスタートとは産業革命

要するに、人間界と天体が連動している、
とてもわかりやすい典型例だと思ったのです!

 
占星術の「これ」中編> に続く

現在、AIが急速に普及しつつありますが、
それを第二の産業革命と評する人もいます。
天王星の発見によって幕が開いた近代という時代は
いよいよクライマックスを迎えるのか?
それとその幕は降り、
新しい時代の幕が上がろうとしているのか…



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