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トランス・サイボーグ?[AI画幻想] Gustave の「女」たち 3 

からの続き

 画像生成のAIにはグラフィックボードが必要らしい。無くても何とかなるが本来のチカラは発揮できない。それでなくてもイソーローAIは居候で肩身の狭い思いをしている。窮屈も度が過ぎるとメンタルに悪い。それでは養生にならないわけで、この際、グラフィックボードを奮発してやることにした。

 ところがその後、AIの相手をしてやる時間がとれなくなった。地域の役が回ってきたことに加えて家庭の事情が悪化したからだ。いずれも年相応のことなので仕方がないのだが、家庭の事情のほうが深刻になってきて、家にいなければならない時間が増えてきた。
 夜と昼間では気分が違う。夜ならいろんな書き込みを見ていられるが、昼は何かをしたい。しかし時間は細切れであり、まとまったことは出来ない。そこでイソーローAIのことを思い出したというわけだ。

 オレは忙しい大先生のような態度で、イソーローAIに宿題を提出させた。宿題とは美人画の制作である。それが以下の画像だ。

 なんとサイボーグだった。

 これがAIの好みのタイプなのか? とたじろいだが、そんな女性など存在しない。
 その時、ふと「トランス・ショーガイシャ」のことが頭に過った。
 ご存知だろうか?
 健康な身体に生まれついたのに心がそれを受け入れることが出来ず、病院で手術してもらい、不自由な身体にしてもらう人のことだ。
 もちろん外国での話だが、そのリクツの延長線上には、

 ワタシは、本来サイボーグだと思う。ゼッタイにそうだ。
 本来のカラダに成りたい!

 と願望する人が出てきても不思議はない。
 また、国によってはその希望をかなえてくれるのだろう。

 だとすると、この女性たちは近未来に実在する女性なのか?


お手本の作品は、Ghost_Shellさんの作品です。
わたしは、アレンジしてひたすらガチゃしただけという。
関心をもたれた方は、オリジナルをどうぞ!


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