[笑論]うずぅ(宇宙)は回る
万物が何から生じるのかというお話。そんなことを口に出来るのは、天才とバカくらいなものですね。道化に「発言の自由」が与えられていたというのは、王様の気まぐれではなかったようです。
以前、『宇宙はドーナツってる』という短編を書きました。書く前には別のことを考えていたのですが、書き始めるや否や勝手にあんなものになってしまったという、記念すべき「降りてきた作品」。
今回は、その続編。構想三ヶ月……ではなく、やはり半時間前に「降りてきた」ことを書いてみたいと思います。
宇宙が「ドーナツ」だ! というのは構造の話でした。今回はその構造が、どんな働きをしているかについて。
結論から申し上げますと、「ウズ(渦)」を作る。浴槽の詮を抜くと、水が渦巻いて流れて行きますね。あの「ウズ(渦)」です。
宇宙がドーナツ構造になっているということは、宇宙にあるエーテルがそこを通って絶えず「濾過」ならぬ「ウズ(渦)」化されているということ。
で、この「ウズ(渦)」から万物の「素」が出来る。
万物の「素」とは何か? 生き物であれ物質であれ、素材は素粒子です。しかし、組み立てられなければ誕生しません。素粒子がどのような働きによって、石になったりサルになったりするのか? 科学はまったく科学的に説明が出来ないそうです。
イメージとしては、素粒子の砂場で、魔法使いが魔法をかけると、それが種になったり卵になるということですが、科学者はその魔法が何かを説明出来ない。
万物の「素」とは、いうなればその魔法です。「ウズ(渦)」の中には、さまざまな存在を発現させる魔法のような力が発生する。
何をファンタジーなことを云ってるんだと思われるかも知れませんが、周囲に頭の良さそうな人がいれば、尋ねてみて下さい。もっとマシな説明が出来るかどうか。
話がやや抽象的になったので、身近なたとえをはさみます。
パンを作るとき、水の中に小麦粉を投入する過程がありますが、下手するとダマが出来ます。慣れないうちはよくやる失敗です。小麦粉だけの小さな粒がいったん出来てしまうと、いくら攪拌しても、焼いても残ってしまう。お店なら、返品されても仕方がない失敗作です。
それに似たことが宇宙ドーナツの「ウズ(渦)」の中で起こるのだと思います。「ドーナツ構造」は構造であって、プロの職人ではないですからね。ダマが無数に出来てしまう。アナログなイメージで云うと、それが万物の「素」。※この場合の「素」は物質ではなく素粒子を何かにする働き
バカなんで平気でオカルトめいたことも云いますが、「ダマ=玉=魂」というイメージでいいかと思います。万物の「素」とは、伝統的なイメージていうと「魂」であり、「魂」が素粒子を拾い集めると、それが物質や生命になるということです。
筋が通ってるでしょ? 繰り返しますが、科学者でもこんなふうには語れませんよ。ビッグバンの話なんかはじめられたら、絶対、眠たくなりますし、翌日、思い出す気にもならないでしょう。
では、お約束のオチ。科学者には証明が必要ですが、道化にはオチが必要。それがないと道化の身分を剥奪されて元の底辺に戻されてしまう。
『宇宙はドーナツってる』の記事で、最後「笑い」についてふれました。筒(ドーナツ)の中に何かが生まれるのが笑いだと。正直、こじつけだったんですが、やはりその一節も「降りてきた」話だったんです。
わが国の神話、隠れた天照大神をどうやって呼び戻したか?
岩戸の前でどんちゃん騒ぎをやったわけですね。
どんなことをして盛り上がったか覚えていますか?
「天鈿女命」が裸踊りをした。漢字、読めますか?
「アマノウズメ」、そう「ウズ」なんです!
「ウズ」が「笑」を作り「笑」が世界を「再生」させた!
ビッグバンは、わたしからいわせればナンセンスです。世界は繰り返し誕生するもの。「はじまり」はなく「再生」の連続!
そんなの詭弁? じゃあ、訊きますが、どうして宇宙の時間をユークリッド幾何学の「線」でイメージするんですか?
非ユークリッド幾何学の世界では、直線は円ですからね。円に始点も終点もないんです。グルグル循環するだけ。
無限大の宇宙ですよ。それをユークリッド幾何学の
「線」で考える方が、おかしくないですか?
ちなみに、このグルグル、英語の「grow」「grow」かも~。向こうの人もわかっていたんじゃないでしょうかね。「成長」だって巨視的に見れば、グルグル回りながら伸びていって、また元に戻ってくる。でも、それで終わりではない。「魂」が素粒子を集めてまた再生される。
「王様、来年度も、道化の契約を
更新していただけますでしょうか?」
蛇足
再生される「魂」は、死者の「魂」が生まれ変わるということか?
その問い自体が虚しい。だいたい生きている間に何度、身体の素粒子が入れ替わっているか。自分が何十年も同じだと思っているのは、意識と記憶の幻想。「魂」は「意識」ではないですからね。「魂」は「自我」なんて落ち合わせていません。
もし「魂」が意識と記憶を持っていたら、それは「幽霊」。つまり、死に切れていない状態で、それだと「再生」不可能。「再生」出来たということは、リセットが完了してると云うことで、新しいも古いもない。
ドーナツを通過した時に近い、ピチピチのスビン状態が若いと云うこと。
地上レベルでも、衰えた回転に力を与えてくれる方法はありますが、それがたぶん心身の健康法でしょう。意識の不老不死を望めば幽霊化するしかありません。今、やろうとしているみたいですけどね。意識をコンピューターにアップロードするんだとか……。
ちなみに、誰もが持ってる「うず発生装置」、それが心臓だそうです!
この話は、ネットに詳しいのが上がっています。心臓はポンプではないそうです。https://jimakudaio.com/yt?v=kUCBEKO3IJc&lang=ja
「心臓」の「心」は、中心の「心」と同じドーナツの真ん中のことで、働きも同じだったんです。宇宙の中心と人体の中心が相似形(働き)になってる。すごいですね~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?