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[幻聴ラヂヲ]ブルーマジック? マジ?

「地球は青かった」という有名なフレーズがあるが、今回は「パパデミックがブルーだったの?」というお話。

 例によって「幻聴ラヂヲ」からのネタだが、いつもと違うのは、それが視聴者のご意見という点だ。「幻聴ラヂヲ」にも「お便りコーナー」があったのである。

 まずBさんのご意見

「パパデミックの原因について、『○○ウウルスはブツブツヘーキだ!』という話があったり、そうかと思えば、『そもそも病原性ウウルスなんて実在しない。ククチンを売るための口実だ!』という説があったりしますが、いずれも無知な邪推です。
『病原性ウウルス』は実在しますし、それは『ブツブツヘーキ』なんかではありません。『宇宙から来ていた』というのが真相です。
 すでにその出所である天体も特定されています。一見すると彗星のようですが違います。彗星のように尾を引いていませんし、軌道を計算すると自力で飛行していることがわかりました。つまり、何らかのエンジンをもっているわけです。
 当然のことながら、その天体から地球にふりそそぐウウルスも偶然ではありません。攻撃されてるんです!
 これが今回、セカイ中の国々がパパデミック対策に取り組んだ真の理由です。各国の上層部は、そういう確かな根拠があって協力し合っているのです! つまらないインボー論に惑わされてはいけません。今はお互いを疑ったり、ましてや対立している場合ではないのです!」

 それに対する反論がAさんのお便り。

「そういうのをブルーマジックというんだよ。訳せば、宇宙詐欺だ。宇宙人が攻めてきたことにして、セカイに緊急事態を宣言し、戒厳令を敷く。臨時セカイ政府の樹立だ。超国家的な権力が行使できる体制が作られる。
 そのうちマスコミで、UFOの映像やら、宇宙人の目撃情報が連日、紹介されるようになる。大衆がそれを信じてくれなければ、今度は、実際に攻撃された! という事件が起こってくる。つまり、起こされるわけだ。
 パパデミックもそうだが、地震も異常気象も山火事も洪水もすべて宇宙人の仕業にされる。またぞろ各分野の専門家が登場し、それが自然現象ではないことをまことしやかに説明する。
 そして、始末の悪いことに、それを真に受けた者、要するに信者だな。そういう者たちが職場や地域でそれを布教し、従わない者に私的な制裁さえ加えようとする。
『お互いを疑ったり、ましてや対立している場合ではない』?
 じゃあ、お尋ねしますが、誰がこんな時期に戦争をはじめて、どんどんエスカレートさせてるんですか? アンタの云うセカイの上層部じゃん。いい加減、学んで下さい!」

 どこの星のことかわからないが、その星にもいろんな見方、いろんな人がいるようだ。しかし、メディアで本音の議論が交わされているというのは、ちょっとうらやましいかも。

 オレの意見? 人間以外の存在があるのではないかと何となく思っている。ただ、それを利用する人間の企みが山ほどあって、ふだん目に付くのはたいていそっちではないかと。

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