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暮らしっ句

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「日々の暮らし」の味わい、ぬくもり、それさえ忘れなければ、成功なんかとは縁遠くても、まっとうに生きていける。逆に言えば、こわいのは「こんな世の中、ぶっ壊してやり直した方がいい」と…
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#歳時記

[暮らしっ句]ぼろ市[俳句鑑賞]

「ぼろ市」は十二月中旬と一月中旬の行事。時期がズレてしまいました。  そのことと「暮らし…

トマリエ
6か月前
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[暮らしっ句]七草[鑑賞]

妻暫し 野に出て摘みし 七草粥  山崎翠汀 こんなのは今やユートピアですね! ただ、本来…

トマリエ
1年前
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[暮らしっ句]福笑[鑑賞]

明けまして おめでとうございます。 記事初めは「福笑」 「ノーマル」編 可笑しくて ますま…

トマリエ
1年前
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[暮らしっ句]顔見世[鑑賞]

「顔見世」というのは、京都の南座で十二月に興行される歌舞伎のことです。詳しくは検索してい…

トマリエ
1年前
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[暮らしっ句]外套[鑑賞]

「外套の景色」編  店先に吊る 質流れ長外套  品川鈴子  今どきのことはわかりませんが…

トマリエ
1年前
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[暮らしっ句]冬至[鑑賞]

「もうすぐ冬至」編  筆箱の どんぐりかろし 冬至来る  奥田順子  ドングリって見かける…

トマリエ
1年前
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[暮らしっ句]焚火[鑑賞]

まずは、焚き火を見つけた! 編  一目散に 子がかけてくる 夕焚火  伊藤月江  昭和の子どもなら、誰しも覚えがあるのではないでしょうか。  焚き火は、それだけでイベント。近づかずにはいられません。その辺に燃やせる物があれば、もちろん放り込む。炎を見て飽きず、物が焼けて変化していくのに見入り、煙を吸い、臭いを嗅ぎ、パチパチという音を聴いて、火の粉が舞ったと云っては歓声を上げる。  いっぺん、焼き芋をしてみたいなあ、とか云いあってた覚えがありますが、いまだ果たせず。  と

[暮らしっ句]煤払い[鑑賞]

新しいシリーズの趣旨は、理屈っぽいので末尾に回しました。 よかったら、ご覧下さい。 第一…

トマリエ
1年前
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