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「泊まれる演劇のトラベルマガジン β版」をスタート。

こんばんは、泊まれる演劇の花岡です。いつも泊まれる演劇をご愛顧頂きありがとうございます。

お客様の架空のホテルへの旅がより豊かなものになるよう、これまで「泊まれる演劇 公式note」として運用してきた当アカウントを、この度リニューアルいたします。その名も、エンタメ・観光メディア「泊まれる演劇のトラベルマガジン β版」。コンセプトとともに名称を改め、再出発する運びとなりました。

今後は、泊まれる演劇の企画進捗や制作の裏側をお伝えする『特集』、イマーシブシアターの企画やマーケティングノウハウをお伝えする『エンタメアカデミー』、メンバーおすすめのスポットや体験レポをお伝えする『スポット紹介』、泊まれる演劇を体験されたゲストの声をアーカイブする『体験レポ・口コミ』など、さまざまなエンタメ・観光情報を発信して参ります。

※極力ネタバレのないように留意致しますが、もし「事前情報なしで、真っさらな状態で作品を楽しみたい!」という方は、こちらのトラベルマガジンはそっと閉じてください...。

なお、『特集』と『エンタメアカデミー』においては初回及び最新一記事のみを公開し、次回記事をアップするタイミングで前回記事は非公開となります(『体験レポ・口コミ』や『スポット紹介』、その他お知らせなどは常時公開予定です。)
ですので、最新の『特集』記事が僅か2〜3日で非公開となる場合もございます。あらかじめご了承ください。

また、”β版”と付いている通り、今後も新コーナーの拡張やリアルイベントの開催、トラベルグッズの開発なども検討しています。このトラベルマガジンを起点にしながら、リアル・オンラインが交差するような活動ができればと思っています。泊まれる演劇が提案する、新しいエンターテイメント、旅のカタチにどうぞご期待ください!


過去記事も見やすくなりました!

「泊まれる演劇のトラベルマガジン β版」スタートに併せて、過去記事も読みやすくなりました。
(ホーム画面 > マガジン より一覧でご覧いただけます)

📖人気記事
泊まれる演劇発足時の”宣言”記事や、「イマーシブシアターとは?」など、閲覧数の多い人気記事をピックアップ。


🍸体験レポ・口コミ
泊まれる演劇の公演に参加されたゲスト様の体験レポートや口コミのまとめ。


🍽スポット紹介
イマーシブシアターの金字塔『Sleep No More』の体験レポなど、泊まれる演劇メンバーのエンタメ/宿泊/グルメ体験レポのまとめ。京都や大阪のグルメ情報も今後発信していく予定です。


💃メンバー紹介
泊まれる演劇メンバーのブログやインタビュー記事など。


🕺オーディション・採用
泊まれる演劇のキャスティングオーディションなどの採用情報まとめ。実は次回作の公演スケジュールがなんとなく分かったりします。(正式発表ではありませんので、変わったらごめんなさい...。)


「泊まれる演劇のトラベルマガジン」発足の経緯

「トラベルマガジン」という名の通り、泊まれる演劇という架空のホテルへの旅前に読む”旅行雑誌”をコンセプトとしています。

あくまで僕(花岡)の個人的なポリシーですが、旅をする際、ホテルの予約を除いて基本ノープランで出かけます。旅最大の魅力とは観光地をスタンプラリーのように巡ることではなく、偶発的な人との出会いや、適当に街を散歩してたら思いがけず素敵なお店に出会えた!といった、ポジティブな予定不調和にあると思うからです。

その考えは今も大きくは変わらないのですが、先日その価値観がほんの少しだけ変わる出来事がありました。

きっかけは、大阪・万博公園に佇むランドマーク・太陽の塔。岡本太郎がデザインし、1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルとして建てられた文化芸術のカタマリ。ご存知の方も多いかと思いますが、太陽の塔は2018年からその内部が一般公開されていて、安価な入場料で日本一のアート空間に完全没入できます。

先日その太陽の塔に行く機会があり、どうせならと思って、大阪万博当時の様子や岡本太郎本人の軌跡を雑誌やインターネットで調べ上げ、太陽の塔に入る前に万博公園内に併設している「EXPO’70 パビリオン」という記念館を訪れ、入念な事前情報をインプットした上で塔の内部に向かいました。

結果、その感動は言葉にできないものとなりました。今では考えられない大阪万博の規模(約半年間で6300万人が来場)、今は面影もないですが50年前、たしかにこの地に広大な未来都市が築かれていたのだという歴史的ロマン、その大阪万博のコンセプトに対峙するように建てられた太陽の塔のコンセプトや驚きの機能、そして岡本太郎当人のアーティストとしての魅力。これらの事前情報があったからこそ、全身で僕はノックダウンされ、なんなら同じクリエイティブを生業にしている身として少し落ち込みました...笑
(泊まれる演劇は関西圏で上演することが多いため、ぜひ関西にいらっしゃる際は、泊まれる演劇と太陽の塔をはしごして頂ければと思います。きっと刺激的な旅になることでしょう!)

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興奮のあまり少し長くなってしまいましたが、濃密な事前情報があるからこそ生まれる感動もたしかに存在する、そのことを強く実感した出来事でした。

僕ら泊まれる演劇が生み出すものは、今は太陽の塔にも岡本太郎にも及びませんが、いつの日か文化史に残るような新しいエンターテイメントを生み出したい、その熱意は強く強く胸に秘めています。
その熱量を少しでもお客様に感じて頂ける場を作れるのであれば、実験的にはじめてみたいと思い、このトラベルマガジンが生まれました。


初回特集は「MIDNIGHT MOTEL 再編集記」

雑誌と言えば、そう「特集」。創刊に相応しい特集はなんだろうかと考えました。

過去の作品を振り返り、裏話を展開するアイデアもありましたが、やはり6月に予定している『MIDNIGHT MOTEL(2022)』をテーマに、現在進行形の最新の泊まれる演劇をお伝えしたい。そのように考え、春〜夏のシーズンは「MIDNIGHT MOTELの再編集の記録」をテーマに記事を投稿して参ります。(もちろん僕だけでなく、チームメンバーそれぞれの想いがダイレクトに伝わるマガジンになるといいなと思っています。まだメンバーには相談できていないのですが...。)

今回はトラベルマガジンの”まえがき”ということでこの辺りにして、次回から早速「MIDNIGT MOTEL 再編集記」をお伝えできればと思います。
どうぞお楽しみに🌞💐


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📕巻末広告

▼『MIDNIGHT MOTEL(2022)』、チケット最速抽選を3月22日(火)まで実施中。

▼『太陽の塔』、前日までの事前予約制。


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