【営業+プログラミング=∞】スキルの掛け合わせが生む効果とは?
プログラミング学習は、営業スキルの向上に直結します。
理由は、
「感情」と「論理」の両方を兼ね備えられる
からです。(※3,109文字/約7分ほどで読めます。)
営業/マーケティングは、顧客の心を動かすために「感情」に訴求します。
プログラミングは、コンピューターを動かすために「論理」で指示します。
営業/マーケティング:感情
プログラミング:論理
「感情」と「論理」をかけ合わせることで、唯一無二の営業パーソンになれます!
私は、2020年12月からプログラミングを学び始めました。(HTMLとCSSの違いも分からないレベルの超初心者からスタート…)私がプログラミングを学ぶきっかけは「スキル」の習得です。(副業で稼ぎたいなという下心ですw)
プログラミングの学びを通じてスキル以上に得たものは、営業活動に活かせる気づきがあったことです。
・論理的な筋立てができるようになる
・創る楽しさを思い出す(ストレス発散になる)
「プログラミング学習が営業スキルの向上に直結」する理由について、深ぼっていきます。一緒に営業スキルを上げていきましょう!
論理的な筋立てができるようになる
突然ですが、論理的思考(ロジカルシンキング)を使いこなせていますか??
論理的思考(ロジカルシンキング)
A(根拠)だからBと考えられC(結論)になりました、というように話の筋道がきちんと相手に伝わるように説明できることです。
引用:営業ノウハウコラム「Sales is」営業の現場で、ロジカルシンキングが役立つ理由
「ドキッっっ…」
となった方、、、ご安心ください!
プログラミングを学ぶと、必然的に身につきます。論理的思考(ロジカルシンキング)を得意としない私もプログラミングで鍛えられていると実感しています。
法人営業のような複数人を相手にする仕事や大人数にメッセージを伝えるマーケティングにおいて、論理的思考(ロジカルシンキング)は欠かせません。提案に説得力をもたせ、納得してもらう必要があるからです。
私は「1対1」の営業からスタートしたので、論理的に話すことよりも信頼関係を構築することを優先していました。(逃げていただけとも言えますが…)1年前にマーケティング部署に異動した時に自分が論理的思考(ロジカルシンキング)ができていないことを痛感しました。
作成したプレゼンテーションのストーリー/資料を上司に相談した時に、
「結論はどういうことですか?」
「何を一番伝えたいのですか?」
「根拠は弱いですね。」
と返されてしまったのです…
自分に論理的思考(ロジカルシンキング)が足りていないこと、マーケティングの世界で活躍するためにはもう逃げられないと腹をくくりました。
学びを続ける中で論理的思考(ロジカルシンキング)を身に着けるために有効的と感じるのが、プログラミングです。
プログラミングの世界では、論理構造が必須だからです。
コンピューターを正確に動かすためには、全て論理的に指示をする必要があります。正しい/間違っているがすぐに結果として現れるため、早いサイクルで学びを深めることができます。機械はいつでも正確に判断してくれるので、自分のペースで学習を進めることができることもメリットです。
創る楽しさを思い出す
現代は機能や価格が均一しており、差別化がはかりにくくなっています。自社の製品を買ってもらうためには「情熱」「ストーリー」を伝え、顧客の心を動かす必要があります。
「創る」と「届ける(営業)」の境界線をあいまいにして、創り手の情熱を直接顧客に届ける企業が大きく業績を伸ばしています。
小売業態では、D2C(Direct to Consumer)が注目を集めています。
D2C(Direct to Consumer)
中間流通業者を通さずに、自社のECサイトを通じて製品を顧客に直接販売すること 。直接販売の一形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キングコング西野さんが手掛けた「映画 えんとつ町のプペル」が大ヒットした理由も同様です。名だたる作品を抑えて多くの人に届いたのは、総指揮を務めた西野さんが届ける(マーケティング/営業)を徹底しておこなったからです。
D2C、キングコング西野さん、スティーブ・ジョブズ、イーロン・マスクに共通しているのは、「創る」と「届ける」がセットになっていることです。届ける役割の営業力をパワーアップするためには、「創る」を取り入れて行く必要があります。
とはいえ、会社には役割分担があります。営業パーソンが自社のサービスを作ることは現実的ではありません。
そこで、プログラミングの出番です。
自社にエンジニアがいる会社であれば、「プログラミング」一択です。困った時に仲間に助けてもらえますし、エンジニアやデザイナーと共通の言語で話せるようになります。自分が実際のサービスを作っていなくとも、「創る」人の気持ちや苦労を理解することで、今までとは違う営業活動になります。
ITを業界でない場合でも、ITの知識が身に付くプログラミングを学ぶことは、今後のキャリアにプラスになります。
さらにプログラミングには、営業のストレスを軽減する効果があります。
プログラミングは、すべて自分でコントロールできる作業だからです。このコントロールは、営業では感じることができません。
営業の成果は、顧客に決定権があるのでコントロールできません。自分が最高のプレゼンをしたのに相手の社内事情で案件が通らなかった/担当者とは合意が取れたのに上司の反対で断られてしまった経験ありませんか?
一方、創作活動は自分ですべてコントロールできます。
創ることで楽しさを感じ、一歩ずつ前に進んでいる感覚はモチベーションを高めます。日々プログラミングを行なうことで、営業のストレスを軽減できます。
大きな成長に向かって進むこともとても大事ですけれど、それよりも、毎日毎日自分が進んでいる感覚を得られるような小さな勝利を積み重ねていった方がモチベーションは上がるということです。
引用:Mentalist DaiGo Official Blog「95%の人が誤解している本当にやる気が出る方法」
まとめ
営業がプログラミングスキルを学ぶと、唯一無二になれるという内容でした。
・論理的な筋立てができるようになる
・創る楽しさを思い出す(ストレス発散になる)
私自身、プログラミングはまだ数ヶ月しか学んでいない駆け出しの初心者です。たった数ヶ月でもたくさんの学びがありました。さらに学びを深めて、新たな発見があると思うとワクワクします。
これからの時代、今まで以上にテクノロジーによる社会変革が進んでいきます。プログラミングを通じて、テクノロジーの仕組みを理解しておくことは、営業活動だけでなく個人のキャリアにもプラスになると感じます。
もしかしたら新しい働き方として、「創る」と「届ける」を合わせた個人D2Cのような働き方が生まれてくるかもしれませんね。
個人が「自分の商品」をつくることが普通になる時代。
ビジョンや価値観を共有できる人が、そこに惹きつけられる世界。
そこでの関係性は一方的な売り買いだけでなく、「一緒につくる」こともある。そうして、「なにかをつくる」体験、その楽しさを実感する人が増え、また新しい良いモノが生まれていく。
私のように初心者であっても前に少しずつ学ぶことで、大きな変化を感じられます。ぜひ、皆様も一緒に学びましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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参考:私がプログラミングを学んでいるサイト
一緒に創作活動を楽しんでいきましょう!
新しい本を買ってまたnote書きます!