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熱38度ある日の出来事

 離婚をして1年目、noteを始めようとした時に熱が出た。

 私は、5年以上前から終活として、最期を迎える前までにまでにしたい事に、「本を書く」だった。けれども、そんなノウハウも無いしどうしたらいいのかわからなかった。noteに出会えて「これだ」と思った。徐々にやっていけばいいんだ。そう思った。   
noteのプロフィールが完成して、どうやって書こうかとドキドキした。次の日に熱が出た。冗談言える友達同士ならきっと、「知恵熱なんじゃじゃない!」って笑っていうだろ。何しろ今、通信制の大学4年生で大事な試験を終えたばかりでもあった。

 頭痛、喉の痛み、寒気がきつかった。私はいつもせっかちで、早めに何でもやってしまおうとしてしまう。それを止めてくれるパートナーが欲しいなと思っていた。しかし、県外に住む大学生の娘からは、ママは、パートナーを見つける目がないから大丈夫かなあと言われている。

 病院に電話した。確かインフルエンザの検査には、熱が出てから一定時間おかないと正確に結果が出ない。そう思って電話したのだが、そこの病院は、「〜時に来てください」と言った。その時間に行った。何故か様子が違った。「2〜3日後でないと正確に検査できませんよ。電話してから来てくださいね。今日は仕方ないから検査しますが、正確ではない結果になると思いますが」と言われた。
そう、私は電話した病院と行った病院を間違ったのだ。熱のせいか、そそっかしい性格のせいか、もしかして天然かと言われていたことも思い出した。
きっと全部なんだろう。薬をもらって帰った。

 体調悪いと精神的にも弱ってしまった。大人しくゆっくり寝ていればいいのに、何故かLINEをして精神的な助けを求めようとしている。メッセージを受け取った方もきっと困っていただろう。けれど、キツさをなぜかぶつけていた。「大丈夫だよ、すぐ治るから」の言葉が、私を安心させた。ふわっとした気分になった。毎日、〜しなきゃ、〜してはダメだ、自分を追い込んでいたかもしれない。熱が出て具合が悪くなったのも自分が悪いんだとか思ったりしてしまった。涙が出てきた。人の言葉がありがたい。薬よりも強い効き目がある。

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