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ノウハウコレクターであり、ライターズブロック中であり。

私の本棚に積読されているのが小説の書き方系の本だったりします。
どうしたら、昔のように書けるのか。自然と、ノウハウばかり集める毎日です。まずは時間を生み出すことだ、体力をつけることだ、コツを覚えることだ、など正解でもあり、不正解でもある気がします。実行していなければどれもいらぬ知識なのかもしれません。

ライターズブロックになる人は何らかのプレッシャーを受けたり、インプットが足りないことが原因になることが多いようです。
私の場合は、長編同人誌を作成したのが最後だった気がします。
睡眠を削り、書き上げたものの周囲からは「何が言いたいのかわからない」「誤字脱字多くね?」でした。創作関連の方からは手厳しい意見ばかりでしたが、読み専門の文字書きではない友人からは「ふつうに面白かったよ」と言ってもらえたことは今でも覚えております。救われました。
まだ、そのときはライターズブロックなるまではいかなかったのですが、そこからネットで連載を始めたことが皮切りになった気がします。
プロットは完結まで作成していたので、あとは書き上げるだけの作業。なので都度、更新してました。
ですが、評価がないと書けない人にはこの方法は向いてません。
途中で挫折してしまいました。

過去の私の信念としては①書き始めたものは何が何でも完結させる(労力が勿体ないから)②なるべくハッピーエンドでした。
しかし、今ではバッドエンドを書いて(これはあまり好まれない)とりあえず終わらせたり、途中で投げ出した作品ばかり転がっています。
今までどうやって孤独に耐えて黙々と書き続けていたのかわからなくなりました。

小説を読むことが少なくなりました。私は書きたいのだ。他人の小説を読んでいる場合ではない。そう考え、特に少女小説を読むことが少なくなりました。
だって、私は大人なんだから。話題の新書や、ビジネス書を読んだ方がよっぽど日常につかえていいではないか、と思い始めたのです。
時間は無限ではないのだから、読む本も選んでいかないと――。

きっと、これがインプット不足にもなっているのだと思います。
ただ、面白そうだから。トキメキそうだからの理由で本を手にとってもいいはずなのに、文芸作品ばかり手にとっています。これはこれで面白いのですが、自然と時間がかかり読む冊数が減っているのが事実です。
ラノベなら一日か二日で読んでいましたから。

ライターズブロックの解決策としてネットにアドバイスがのっていたのは、やはり短編から書いてみることでした。そして「つまらない作品」を書く。
私の潜在意識で「僅かな貴重な時間を使って書くのだから効率よく面白いのを書かないと。いつまでたっても成功しない」と思い込んでいる節がありました。
つまらない作品を書く、この言葉にちょっと肩が軽くなりました。
そうか。つまらない作品なら私にも書けるぞ、と。
とりあえず書くことが目標であり、面白くするなんてことは二の次なんです。バッドエンドでも何でも良い。
こだわりを捨てて「つまらない作品を書く」と決めてしまえばいいのか、と思いました。そして、書き上げたらどうしたら面白くなるのか考えればいいのです。プロット段階ではつまらないままでいく。

現に友達とのやりとりしている交換小説では続いているわけです。
友達に見せるくらいの作品なら気軽に書けているわけですから、あまり気負わないように、アウトプットしていけたらと思います。
バランスをとっていきましょう。
それでは、また。


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