栄養補給
森の中を歩くと人は生理機能の変化が起きるという興味深い実験の結果があります。千葉大学環境健康フィールド科学センターの宮崎良文教授は研究チームと共に、84人のグループに森を散策させました。同じ人数の別のグループには都市の中心部を歩かせたのです。実験の結果、森を散策したグループでは、ストレスホルモンのコルチゾールが16%減少し、血圧は2%、心拍数も4%、それぞれ低下しました。宮崎教授は人が自然に囲まれて過ごすと身体がリラックスするためであるとしています。
癒しの効果のある自然界、じつは無音の状態はありません。静寂な森の中でも人の耳では聞こえない高周波の音が鳴っているのです。「超音波」(20キロヘルツ以上の音)を人は音として聞き取れません。しかし、光や色で体や脳は感じているのです。また、低周波(20ヘルツ以下)は振動として感じ取っています。
耳に良いとされているのは、さまざまな周波数の音を感じることだそうです。そうした音を感じることができるのは、心身を整える力を持つ大自然の中なのです。街では道路が近く車やトラックの音、工場からの騒音、街頭では店から流れてくる音楽やアナウンスといったさまざまな音が溢れています。そのため耳が疲れてしまい、自然界に存在しているさまざまな周波数の音に飢えた状態になっています。
登山やハイキングで森や山の中を歩くと大量の高周波の音を体は感じることができます。また、オルゴールやチェンバロの生音(CD音源では高周波がカットされている可能性がある)には高周波の音が含まれているのです。日常生活では感じ取ることがほとんどない高周波の音、これは耳への栄養となり、耳鳴りの予防にもなります。
私たちは日常、食べ物や飲み物から身体への栄養を取っています。しかし、人はそれだけですべての必要な栄養補給はできているでしょうか?
聖書にはこのような記述があります。
いかがでしょうか?真の神であり創造主であるイエス・キリストは、「人が生きていくためには神のことばが必要である」と語っています。
ぜひ聖書を手に取り読んでみてください。
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