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3か月間のTOEICチャレンジ企画

2012年12月から翌2013年3月にかけて、「3か月間でTOEICのスコアアップにチャレンジしよう!」という企画に参加しました。これも、ブログを書いていたおかげで参加することができた企画です。

このチャレンジ企画を主催したのは、英語学習に関する通信教育や、書籍の出版などを行う「アルク」さん。私も、アメリカ留学の準備のために英語の勉強をしていた頃、アルクさんが出版する本や雑誌を読んで親しんでいたので、こんな風にコラボができて感無量でした。

特別コーチはヒロ前田さん

3か月という限られた時間の中で、TOEICのスコアをいかにして上げられるかというチャレンジ企画。参加するのは、僕を含めて3名のブロガー。それぞれ、目標スコアを決めて頑張ります。

そして、このチャレンジ企画の特別コーチを務めてくださったのが、TOEIC関連の書籍を多数執筆しているヒロ前田さん。TOEIC受験のカリスマ的な存在の方です。990点の最高得点を獲得するのは前田さんにとってはとても簡単なことなので、配点のロジックや傾向を把握するために、わざと正解と不正解の回答を織り交ぜつつ、試験をハックするみたいな形で受験するそうです。

最初にお目にかかって、まず教えてもらったのはTOEICで高得点をとるには、「英語力」だけでなく「受験力」も必要だということ。英語を理解しているだけでは、必ずしも高得点が獲れるとは限らない。受験に関するスキルも上げていく必要がある、ということ。これは、まさに目から鱗でした。

その時点で、僕はまだ一度もTOEICを受験したことはありませんでしたが、この企画に参加するにあたって事前に受けた模試では885点を獲得しました。これはただ単に、大学の4年間と、社会人になってからの1年間をアメリカで過ごしていたから、基本的な英語力が身についていたから。それでも、900点を超えられなかったのは、まだ英語力と受験力が足りなかったから。

こうして、自分の課題も見つかり、3か月間のTOEICチャレンジがスタートしました。

英語学習の原点

もともと僕は、高校時代は英語が苦手でした。受験英語がとても嫌いだったのですね。でも、「留学しよう!」と決意したことで、そこから英語を猛勉強することになります。そこで、まず手始めに読破したのが、「英語基本語彙辞事典」。辞典を一冊まるごと読むことで、単語同士のつながりを知って、言葉の微妙なニュアンスなどもある程度理解できるようになりました。語学の習得に近道はなく、ただひたすらその言語に触れるしかない。

アメリカに渡ってからは、英語を学ぶのではなく、英語を使って学ぶというステップに進みました。最初は「ヒューマン エコロジー」という学科を専攻していたのですが、途中からアートが面白くなりすぎて、アート学部の陶芸彫刻学科に転部。その際に、アートだけでなくもっと卒業後に活用できる実践的なスキルも身につけたいと思い、スペイン語も学びました。

その後、卒業後に1年間ロサンゼルスで写真の仕事をしたので、アメリカに滞在していた期間は合計5年間。2012年にこの「TOEICチャレンジ」の企画をスタートした頃は、ブランクはありつつもある程度英語はできる状態でした。そこから、いかにして3か月間でまだ受けたことのないTOEICのスコアを伸ばすことができるか。模試の結果が885点だったので、目標を900点越えに設定して、アルク社の方々と、ヒロ前田さんのサポートを受けつつ、TOEIC受験の準備を進めていきました。

カプセルホテルで模試を解きまくる

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アメリカで陶芸彫刻を中心にアートを学び、ロサンゼルスでホームレスになりかけつつもフォトグラファーとして仕事を得て、その後日本でウェブデザイナーからデジタルマーケケターへ。

日曜アーティストとして、今まで展示した作品や、開催したワークショップなどをまとめていきます。

「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。