キケン!有毒な友情"友人からのガスライティング"
ガスライティングとは、ガスライターが被害者の現実を歪め、混乱させ、自分自身に疑問を抱かせる心理的虐待のひとつです。
ガスライターの目的は、認知的戦術を使って意図的に人に影響を与え、他者を都合の良いようにコントロールすることです。
今回ご紹介する「毒性の高い友情」
をご覧になった方は、きっと、一方的で不公平な感想をおぼえるでしょう。なぜなら、ガスライターにはナルシストが多いからです。
ナルシストは、
相手の気持ちを無視して自分のニーズを満たすために利用します。つまり、人間関係を完全に自分の為に作るのです。
ナルシストやガスライターにとっての友情は、共感や相互尊重に結びつきません。
また、彼らは友情だけでなく、あらゆる人間関係が権力闘争のように見えるのです。
友人からのガスライティング
1.嘘の情報
ガスライターの友人は紛争を楽しみ、「嘘の情報」で友人同士を対立させることがあります。多くの場合、このようなことをする動機は、人に対する強い嫉妬から来ています。
ガスライターは、人がどのように反応するのかを見るためだけに「嘘の情報」を吹聴することもあります。
そして、ガスライターは他者が自分の吹聴した「嘘の情報」に感謝することを望んでいるのです。
2.人間関係の略奪
ガスライターの友人は、友人のパートナーや大切な人に近づきたいと思っています。
ガスライターは対象者をコントロールするために、友人を故意に嫉妬させたり、友人の「人間関係の略奪」に興味を持つのです。
たとえ「人間関係の略奪」に気づき、それを指摘しても、ガスライターはそれを否定し、「あなたはとても軽薄だ」と非難することもあるでしょう。
3.シャレードテクニック
「A君はすぐに忘れるから心配だなぁ」
「A君は記憶力がないからなぁ、悲しいけど」
こう言って相手を心配するふりをしながら、
「だから○○には近ずかないほうがいいよ」
「だから○○を必ずしなきゃいけないよね」
このようにガスライターの友人は、シャレード(ジェスチャーゲーム)と同時に相手の人間関係を引き裂いたり、自分の利益になるように相手をコントロールするのです。
この「シャレードテクニック」は、認知的戦術でも高等テクニックです。
なぜなら、
・対象者へのラベリング
・対象者を気にかける
・対象者の誘導
「シャレードテクニック」は上記の3つを、ほぼ同時におこなっているのです。
この認知的戦術を受けた相手は混乱し、真実や自分自身に疑問を持ち始め、ガスライターにコントロールされやすくなります。
4.ゴシップリサーチ
ガスライターの友人は、リサーチ、コントロール、パワー(権力)の能力を相手に誇示するため、ゴシップやエピソードを模索する「ゴシップリサーチ」をおこないます。
彼らは「ゴシップリサーチ」をするために他者に近づき、そこで得た情報を後でレバレッジとして活用するのです。
レバレッジとは、他の資本を使って自己資本の利益を高めることです。
5.特殊感情攻撃
ガスライターの友人は、
「君はいつも大げさに言う」
「君のやり方では必ずミスするね」
「君の息の仕方は正しくないよ」
というように、相手が「誇張している」「不適切な行動をしている」とほのめかします。
この「特殊感情攻撃」の怖いところは、対象者が実際にそのように感じていなかったり、悪いとは思っていないことに対しても確実に「君は悪い」と決めつけ、確実に感情にダメージを与えてしまうところです。
ガスライターによっては、「あなたの○○はAさんよりもひどく劣っている」というような「特殊感情攻撃」をすることもあります。
このように感情を傷つけ、恥をかかせることによって、対象者を自分の意のままにコントロールしていくのです。
おわりに
重要なのは、他者と人間関係を始める時に、ナルシストやガスライターであることを悟ったら、早々にその相手から身を引くことです。
もちろん、ナルシストやガスライターも最初から自分のパーソナリティが悟られるように接しては来ませんので、「なんとなくおかしいな?」「最近なんか変だな?」と思ったら要注意です。
彼らにハメられてしまうと、自分の人生が彼らのための人生になり、何十年もの時間をまるごと棒に振る可能性すらありますのでお気をつけ下さい。
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