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30秒(最短で6秒)で「人を見抜く」

もしも他人の脳をスクリーニングすることができるなら、人間関係の達人になることができるでしょう。

プライベートでも職場でも、嘘や性格、相手が出す様々なサインをビシッと認識できれば、人間関係の悩みはおのずと消えていきます。

「人を見抜く技術」というのは、実はそこまで難しいものではありませんので、ご心配なさらないでください。

実社会での学術や技術の運用法は、「楽しく学んで実践してみる」ことです。

※ ここで扱う"スクリーニング"という言葉は、交友関係、対人関係を適切に「ふるい分ける」という意味で使用しています。

「長い目で見て」それってスクリーニングできてるの?

人をスクリーニングする際に、「相手を理解するにはそれなりの時間がかかる」とか、「よく観察しないと…」というような考えがありますが、「人をスクリーニングするのには、さほど時間が掛からない」という研究結果が多数あります。

教育心理学者のロバート・ローゼンタールによる実験では、相手と数ヶ月の付き合いがある人と、30秒(最短で6秒)の動画しか見ていない人で、その相手の評価はほぼ同じだったというものがあります。

この結果から、人間には一瞬で相手をスクリーニングする力がもともと備わっていると考えることができます。

調査によると、セールスマンを見ただけで、強引な販売をする人かどうかが何となくわかったり、スタッフの顔を見ただけで、良いお店か?売り上げ、サービスの質などが何となくわかったりと、他にもたくさんの実例があります。

こういったことがわかる理由は、目鼻立ち、服装、身だしなみ、肌の状態、口調、匂いなど、人間の脳は瞬間的に多くの情報を処理して、相手に対して「なんとなく良い」「良くない」というのを判断しているからなのです。

人間の脳は、5000年前からほぼ変わっておらず、とくに「この人はアブナイ」というような生命に関わる危険を察知する判断力に長けているのです。

長時間悩んで決めるのも悪いことではありませんが、瞬間的な脳の判断を信じてみても面白いかもしれません。

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