悩めば心が傷つき、長期記憶化されるとトラウマになります。解決策はゴール設定です。
学校や会社の人間関係などで、他者の言葉に傷つき悩んだりする。
このようなことは日常でよくある事かもしれませんが、認知科学的にはとても危険な状況に発展しやすいです。
この事象は、人から言われた言葉が気になり「自分がいけないんだ」「反省しなくてはならない」と考えてしまい少しずつ傷つくところから始まって、それが毎日の習慣になり長期記憶化し、修復不可能なほどの心の傷となります。それが大きなトラウマになるので、とても危険というわけです。
それに対しての解決策はゴールを高く持つことです。
ゴールは現状(過去、現在、未来の延長線上)よりもはるか遠くに設定するべきであるという意味は、前回記載した通りです。
「私はいま傷ついてるし悩んでるの!」
と仰る方も居られると思いますが、本当にゴール設定が重要だから仕方がないのです。
もしも、いま傷ついているあなたが誰に何を言われても達成したい夢や、他人の無責任な発言なんかまったく気にならないほど大きなゴールを持っていれば何の問題もないという事です。
厳密に言えばエフィカシー
(自分のゴール達成能力に対する自己評価)が高ければ、他人の意見など過去、現在、未来を問わず気にならないとも言えます。
壮大な夢や、とてつもなく大きなゴールは漠然としたものですから、ゴール設定をしてからいろいろと行う必要があるのは言うまでもありません。
ゴールへの道すじが見えた時点で、自分の人生を他人の言葉で惑わされたり、迷い悩んだりなどしなくなります。
他人の言うことなど道端に落ちているゴミも同然です。ですから、私としては皆さんに安心をしてゴール設定をしてほしいと思っています。
苫米地式コーチングでは心理的盲点(スコトーマ)という言葉がよく登場します。
心理的盲点(スコトーマ)
脳の基底部には網様体賦活系(Raticuler Activating System)、RASというものがあります。これは、自分にとっての重要度に基づいて受け取る情報を振り分けるフィルターの機能を果たしています。
RASによって振り分けられた不要な情報は、心理的盲点(スコトーマ)となって認識できなくなるのです。
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