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たまには運動の話をしてみる

今回は運動の話をしてみる。
(エロい系の話を期待した人すいません、違います)

突然だけど学生時代、僕は陸上部で中距離をしていた。
ただそれは高校生の時までの話。

それ以降は陸上競技とは無縁の世界で過ごしてきた(観戦は結構していたけど)。

きっかけは彼氏からの言葉だった「最近。お腹出てきたね」この一言が僕を変えたのである。

彼は僕が学生の時から知っているので、年齢による体型の変化をきちんとみているし、その時間の流れも受け入れている人である。
ただ、太ったと彼に言われたのは人生で初めてだったので痩せようと決意した。

最初は腹筋ローラーやYouTubeの筋トレメニューなどで3ヶ月くらい頑張ってみたが、あまり成果は見られなかった。
そもそも僕は上半身の筋肉が昔から付きにくいので、腹筋をしても周りの子ほどすぐ筋肉がつかなかった。
だから学生時代から上半身の筋トレは嫌いだった。腕立て伏せや腹筋は本当に無理だった。
だって成果が目に見えないし、周りの子達と同じようにしているのに置いていかれているような気持ちになっていたからだ。

ただ、走ることは違った。
走れば走るほどタイムは上がったし、筋力も目に見えてついて行くことがわかった。

なので陸上競技に夢中になった。

それは今でも同じだった。
少し環境を整えて、また走り出すことにした。
学生時代はただ上に行くために毎日走っていたが、今はダイエットのためである。

ダイエット初日、学生時代の感覚で走っていたら全く足がついてこないことに驚いた。
確かに衰えはした、だけど学生時代なら友達と話しながら走っていた距離、ペースでも全く足がついてこないことが自分の中でも衝撃的だった。

ただ、それも腹筋の時と違うのは楽しさがあった。
こうすればもっと伸びることをして知っていたし、結果もついてきたのでまた陸上競技にのめり込むことになった。

走ることは僕の中で目標を立てやすいという点ですごく向いていたんだなと、この年齢になって改めて感じた。
今日は長い距離を走ってみよう、今日は長くなくても昨日より早いペースで走ってみよう。
毎日目標を意識しながら走ることで前に進んでる感が出て、また走ることの魅力に取り憑かれることになった。

そして新たな目標ができた。
今はただ、痩せることが目標だけど将来的にはフルマラソンに出てみようと思う。
学生時代に漠然と思い描いていた目標。

その目標にこの年齢で挑戦できるとは思わなかった。
人生は始めることが大切なんだなと改めて感じた瞬間だった。


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