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うつ病休職に役立つお金の話②自立支援医療制度

こんにちは、うつ病2年退職済み主婦とむです。

うつ病になった場合に一番心配になるお金の話をなるべく簡単にまとめています。本記事では一番重要な②自立支援医療制度について記載します。

なぜ一番重要かというと、お得な制度なのに、誰も教えてくれないからです。制度に気付かずに何か月も過ごしてしまって損をしたというツイートもよく見かけますし、私自身5か月間も知りませんでした。

目次
■自立支援医療制度とは
■どのくらいお得なのか
■申請方法

■自立支援医療制度とは

自治体が主体となって、医療費の自己負担を軽減するための公的な医療制度です。私の場合は、区の保健所が申請場所でした。

■どのくらいお得なのか

(1)負担割合

医療費が通常の3割負担→1割負担に

通院している医療機関と薬局でかかる医療費が原則1割まで減りますので、通院にかかる費用が圧倒的に少なくなります。

申請しなければ3割負担のままですので、知らないと損でしかありません。休職の有無に関係なく精神疾患に適用される制度ですので、いち早く手続きすることが大切です。

(2)負担金額の上限

市町村に納税している金額、つまり所得に応じて、上限額も設定されています。1割になった上に、上限に達したらそれ以上は払わなくてOKということです。

上限は0円~2万円と所得に応じてレンジは大きいです。詳細の上限は申請時に確認すればいいので、うつ病になりたての読者のみなさんは、とくかく申請に行くことだけ考えればいいです。

私は今、上限0円で一切お金を払わずに通院、薬の処方を受けています。

詳細の上限を知る元気のある方は厚労省HPをご参照

■申請方法

(1)申請場所

区市町村の担当窓口(特別区地域は保健所・保健センター等、市町村地域は市役所・町村役場障害者福祉主管課等・・・

複雑なので、「○○区 自立支援制度」でググってみたり、電話してみたりすると、現地でのたらい回しを避ける手段になります。うつ病期のたらい回しは辛いですから。

(2)申請書類

・診断書

専用の自立支援医療診断書なので、手に入れる方法を調べてみました。
①担当窓口(保健所等)でもらう/郵送してもらう
②先生が書式を既に持っている場合もあるので先生に聞いてみる
③東京都であれば、HPからダウンロードする(下記リンク)
東京都立中部総合精神保健福祉センター

・保険証
・所得がわかるもの(区市町村民税課税(非課税)証明書等)
・病院と薬局の名称と住所が分かるもの
・印鑑
・マイナンバーカード(通知書)
・身分証明書
・代理申請の場合は委任状

更新が必要な制度なので、期限が来たら手続きしましょう。今はとりあえず、申請することだけに専念して無駄な出費を減らすことです。

以上、今回はすぐにでも対応すべき②自立支援医療制度でした。

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