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note記事を2本投稿する【「23歳やりたいこと」達成報告#05】

「23歳やりたいこと」達成報告シリーズ
【#01】52㎏まで体重を落とす
【#02】外国人の友達を作る
【#03】星野リゾート青森屋に行く
【#04】フィンランド語Duolingo Section1完走

「23歳やりたいこと」達成報告シリーズはこちらで最後とします!

2本、投稿出来たらいい方だと思っていた。
それから1年が経つころには、60本投稿していた。

・・・

文章を書くことは、というかブログを書くことはもともと好きで、幼いころから媒体を変えては何かしらを書いてきた。

アメーバ、ニコッとタウン、@games、Yahoo! ブログ、はてなブログ、Wordpress。黒歴史となってしまってもう読み返したくないものも正直あるけれど、書くことは、ブログは、常に私の傍らにあった。

けれど、留学していたフィンランドから帰国してからしばらくの間、私はほとんど書けていなかった。
就活や卒論で忙しかったと言ってしまえばそれまでだけれど、毎日続けていたWordpressや、自分で建てたサイトの更新もぱったりと止まってしまっていた。

noteは、アカウントは作っていたけれど、当時の私にとっては人の投稿を読むための媒体でしかなくて、自分で投稿することはほとんどなかった。帰国直後に2つだけ投稿して、それきりだった。

でも、ずっと書きたかった。
書きたいなあ、と思いながら、なんとなく書き出せずにいた。
とりあえず、やりたいことリストには、note記事を2本投稿する、と書いた。2本も投稿出来たらいい方だな、と思っていた。

・・・

23歳になって、弟の大学受験を見送りに行った日があった。2月の頭の寒い日だった。
大学の近くまで一緒に行って、そこから、門へと向かって一人で歩いていく弟の後ろ姿に、どうしようもなく心が打たれてしまって。それを覚えていたくて、見送った直後に入ったカフェでnoteを開いた。思うままに書いた。

書いていて、ああ、やっぱり私は書くのが好きだなあ、と思った。
それで、その数日後に出発した卒業旅行を機に、毎日投稿することにした。

卒業旅行記だけで記事はいつか29本になり、その後も折に触れて書いているうち、気がつけば60本投稿していた。

・・・

そうして投稿をちゃんとはじめたnoteは、居心地が良かった。
いろんな人と出会えた。けど、直接文面やコメントで交流をしたことがある人は本当に少ない。交流したとしても、大抵1往復のコメントのみ。でも、私にはそれがとても、心地よい。

直接話すわけじゃないけど、投稿をみて、今日も美味しそうなご飯をたべているな、とか、お、旅行に行ってきたんだ、とか、そっか、今日はかなしいことがあったんだな、とか。

それらに対して、私も大抵ハートの形のボタンを押すだけだ。
でも、彼らが、私の文章にスキを送ってくれる時、私の通知欄に現れてくれるように、私がスキを送るとき、彼らの通知欄に私のアイコンが現れていたりするのだろうな、と思う。
それで、私が彼らに心をあたためられているように、私も、彼らをあたためていたらいいな、と思う。

いなくなってしまった人もいる。
仕事が忙しくてしばらく見ていないうちに、その人はアカウントごと消えてしまっていた。素敵な表現で私の文章を評してくれたあの人は、どうしているかな、と今でも時々思う。元気でやっているといいな、と思う。

・・・

noteも多分、一生ある場所ではないんだろうな、と思う。
Yahoo!ブログも、@gamesも終わってしまった。あの頃書いていた記事はもう戻らない。仲良く交流していた人たちも、かろうじてLINEを交換していた数人を除いて今はもう消息が分からない。

でも、私がつたない記事を書いていたこと、そこには彼らが居たこと、その事実はなくならない。noteも多分、そうなのだろうと思う。私はこれからも、覚えている。

これからも、忘れたくないことを、綴っていきたい。


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