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読書「メタバース さよならアトムの時代」

2022年4月発刊と新しく、メタバースの最新事情を概観できる一冊。著者の加藤直人氏は日本のベンチャー企業であるクラスター社の創業者である。メタバースプラットフォームを扱う企業とのこと。

本書ではメタバースの歴史やメタバース分野の企業の話、ゲームやNFTの話、これから求められるプラットフォームのあり方の話など多岐にわたって語られる。これまでのインターネットの普及と同様に、メタバースも普及していくのだという。そのうち「メタバースネイティブ」な子供たちも出てくるのだろうか。

著者の考える学校の意義にはハッとさせられた。初等教育から大学の教育まで、いまやYouTubeに動画がある時代である。そうした時の学校の価値は、人との交流にあるという。それもメタバースなら沢山の人とのコミュニケーションが見込める。なるほどな、と思った。

有名なメタバースアプリといえばVRChatだろう。実はだいぶ前にOculus questを買ったのだが、VRChatは何となく敷居が高く感じてプレイしていなかった。今度やってみたいと思う。
ちなみに私のおすすめは「FitXR」というアプリで、ボクササイズなどが出来るフィットネスアプリである。課金もあるが無料でも十分に楽しめるのでおすすめである。

ただこの手のアプリは体を動かす必要があることからどうしてもヘッドセットが重く感じてしまう。また汗もかくのでヘッドセットの手入れも欠かせない。こうしたデメリットを考えると、Nintendo Switchなどのフィットネスゲームの方がいいと思えてしまう。

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