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読書「シャイロックの子供たち」

Audibleで聴いた。全体が10時間程度のところを1.5倍速で聴いたので、6時間半くらいで聴き終えた。面白かった。

銀行の話である。さすが池井戸潤氏とでもいうべき考証の深さとリアリティであった。序盤からとある事件が起こるのだが、それがラストに繋がる作りになっている。描写が繊細でイメージが湧く。息を付かせぬ展開という言葉が似合うであろうテンポの良さがある。週刊少年ジャンプを読んでいるかの如く常に惹きつけられる展開が続き、気付けば読み終わっていた。王道なんだと思う。読んでいて楽しい本である。

今年の2月に映画化されるらしい。人気が出るだろうな、と推測する。

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