髪結あや

中小メーカーの採用担当。 日常のちょっとした気づきを徒然と

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最近の記事

BLについて

BL好きっていうのはつまりプラトニックラブへの憧憬なんだ。というのも異性同士であれば肉欲的な部分を抜きにするのは不自然であり必ずそれがつきまとうけれど、男同士であればあくまで精神的な繋がりが高じて肉体へ至るという自然なプラトニックラブへの流れができる。それが乙女の琴線に触れるんだ。

    • 結婚

      ある時期のある状態のもとでは、女の胸の中にはあいてになる男性ではなく、ただ結婚だけがちゃんと座を占めているのであるらしい

      • 小さな加工屋

        青梅の小さな加工屋には気さくな主人と可愛らしい奧さんがいて、久しぶり足を運べばお決まりの薄いコーヒーと菓子が出てきて辞去する際には必ず余った菓子とジュースを持たされる。そういった生活の素朴な特徴の数々がわたしに感動を与える。

        • 不機嫌の売主

          世の中には不機嫌を売りにして、相手を値踏みする人たちがいる。 不機嫌になればその時だけはみんな気を使ってくれる。 大抵のひとは、そんなひとを無視するけど、無視できないひともいる。 無視できないひとは気を使って、相手の機嫌が治るように尽くしてしまう。 そうなると不機嫌なひとは、「このひとは私に都合がいい」と感じて、そのひとに対してまた 不機嫌な態度を取るようになる。 不機嫌というのは、自己の存在価値の稚拙な確認方法だ。そしてそれを認めることが、共依存へのみちなんだ。

          自分以外の男

          「君が気にいると思って」 「君のためだよ」 「ぼくは何でもいいんだ」 「好きに決めていい」 「君のおかげだ」 「君もそう思うだろ」 ・・・ 「君が別れたいなら」 全部、わたしのため、わたしのせいにする。 ホントはどうしたかった?

          自分以外の男

          足りない本

          なんとなくぼうっと本棚を眺めていると あるはずの本がないことに気づいた。 上・中・下巻揃いのシリーズのなぜか中巻だけがない。 はて、と頭を捻る。 割と好きな本だったから失くすということは考えにくいし、どこかに置き忘れていることもありえない。 そうして、ようやく思い出す。 あいつに貸したまんまだったと。 もう何年も会ってないし、ずっと忘れていた。 思い出したら、ムカついてきた。 早く返せよと。 あいつのへらへらしてるそういう適当なところが嫌いだったんだ。

          足りない本

          自縄自縛の女

          一貫性って大事で、言ってることが昨日と違う人間って信用ならない。 わたしもみんなもそう思ってる。 だからその一貫性を持とうとするあまり、みんな新しいことができない。 固定されたキャラクターっていうのをみんな欲してるけど人間アニメキャラみたいに単純じゃない。 赤青黄緑みたいな曇りのない原色のキャラなんて嘘っぱちだ。 人間みんな色んないろが混ざった灰色だy

          自縄自縛の女

          欲望に打ち勝たない

          欲望に打ち勝つことって大事だよね。 そうやって自制して長い目で見て幸福になるんだもんね。 でも、自制しないで刹那的に生きたってそれはそれで今が幸福なんだからいいじゃない。

          欲望に打ち勝たない

          なんで笑ったの?

          なんの気もないくせ。 なんであんなふうに笑ったの? もらえるものだけもらっておいて、なんで何も返してくれなかったの?

          なんで笑ったの?

          わたしのせいにして

          全部わたしのせいにしてほしい。 わたしのせいで諦めたこと。 わたしのせいで買った車。 わたしのせいでみた映画。 わたしのせいでなくなった時間。 わたしのせいで始めた趣味。 わたしのせいで切った髪。 全部わたしのせいにして。 そうしたらどんなに幸せか。

          わたしのせいにして

          ずるい男

          振ったくせに、優しくする男。 ほんとにずるい。 もっとわたしを遠ざけて、傷つけてくれたらあなたを恨めるのに。 恨めたら次に進めるのにどうしても諦めきれない。 そうやってわたしを縛り付ける最低な男。 クソ野郎。

          恋人と友達の条件

          それは「尊敬しながら同時に軽蔑している人間」だと思う。 だって、尊敬だけじゃ近づけないし、軽蔑だけじゃ近寄らないから。 尊敬と軽蔑。 自然と尊敬し合って軽蔑し合う。 そんな関係が恋人と親友だ。

          恋人と友達の条件

          男選びとは

          「男選びというのは、どのロクデナシを選ぶかってことよ」 そんな言葉を『童貞ペンギン 』というB級映画の台詞で見つけた。 糞尿の中からダイヤを見つけた気分だった。 わたしは長年サバンナのミーアキャット並の警戒心で様々な男から逃げ出し、向かいのホームとか路地裏の窓とか山崎まさよし並に鵜の目鷹の目でいい男を探し続けてきた。 しかし、そこで得られた教訓はいい男なんていないということだ。 男は全員ロクデナシだ。 人畜無害そうなイケメン俳優だって浮気性のロクデナシだし、浮気を

          男選びとは