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極端な思想に陥らない事

こんばんは。内山です。
久々に記事を書くわけですが、特にネタもないのでつらつらと頭に浮かんだ事を書いていきたいと思います。

最近、極端な主張をよく目にする…気がする

本当に増えたのか、自分の目に留まるようになったのかは定かではないですが、最近極端な思想・主張をよく目にする…気がする。

アメリカ🇺🇸大統領任命に際し集まった暴徒然り、政治家を批判する事に明け暮れている扇動家然り…

彼らの言動を聞いていると、
〇は△の原因だ!
□国の人間は☆だ!
といった具合に凄く単純な主張であり、大体が△➡︎〇/□=☆ みたいな変数の少ない式で表せてしまうわけです。

世の中はもっと複雑なはず

だけど、実際の出来事にはもっと複雑かつ理解出来ない程の変数があると思うわけですよ。

〇の原因は△が◉の条件下で★をした事で、▼が■になった事である…といった具合に。

例えば、私がこの記事を書くきっかけとなった「最近、極端な主張をよく目にする…気がする」という感情が生まれる過程にはどんな変数があるでしょうか。

まず、
①実際に存在する極端な思想の数
②①をメディアが報道する確率
③私が②で作られた記事や映像を閲覧する確率
④私が③で閲覧した報道の内、記憶に残る確率

パッと思いつくだけでも
①*②*③*④=私の記憶に残っている極端な主張の数
という複雑な式が出来上がります。

①は社会情勢に
②はマスメディアの姿勢に
③と④は私の関心や記憶力に
それぞれ依存していると思えば変数は無限大かもしれません。
そう考えると、何故私が「最近、極端な主張をよく目にする…気がする」という感情を持つに至ったかは簡単に説明が付かないですよね。

優秀な人ほど「ケースバイケース」を多用している…気がする

これもまた、気がする…ですが
優秀な人ほど単純な結論を口にしないよう気をつけている…気がします。

私は就職活動時によく、
〇〇ってどんな会社ですか?とか
△△業界ってやっぱ激務ですか?とか
全体を大きく囲った質問をしていましたが、
いつも答えは「ケースバイケース」でした。

同じ会社といえど営業部と経理部では雰囲気が異なったり、同じ業界といえど〇〇カンパニーと☆☆株式会社では働き方は違うでしょう。

当時は何のヒントにもならないその回答に不満を覚えてましたが、就職して約2年経った今「ケースバイケース」の確からしさを感じています。
自分の会社の特徴を述べろと言われても、全体的な傾向ならまだしも個別具体的な内容には言及出来ません。色んな特徴の人と会ってますから、そりゃ一言では言えません。

じゃあどうしろって言うの

ここからは私が意識している事です。
世の中が複雑なら、私達は何かの主張をしない方が良いのでしょうか。
そんな事はありません。
少なくともここから話す2点を意識すれば誰かを不快にする様な決めつけだったり極端な主張を持つ事は減らせるかと思います。

①情報収集において
メディア等から情報を得る際は、自分の見ている記事や映像が氷山の一角かつ、多くのしがらみを抱えている事を意識する。

私達が確認できる情報なんて、何千何万とある内の一つです。Aという人がいれば、Bという人もいます。そして両者ともそれなりに確固たる理由の元に意見を発していたりします。
Aの人の言う事だけ聞いていると、それが正しいかの様に感じますがBの存在を忘れてはいけません。

色んな人の意見を聞いたけど、やっぱAの言ってる事が正しいよ!データの裏付けもある!

こんな声が聞こえて来そうですが、その”色んな人”はA’やA’’かもしれません。主張ありきの情報収集だと、材料も偏った場所から取って来たものである可能性が高いです。

②主張において
変数の幾つかを固定する、前提を置いてから話す事を意識する。

例えば、
■の観点で考えると〇〇さんは優秀だ。
とか
多くの原因が考えられるが、▼はその一つだ。
ですかね。

〇〇さんは優秀だ、だけだと何が優秀なのかわかりません。勉強が出来るあの子も、ゲームは苦手かもしれませんし。
まぁ学校等では勉強が出来る=優秀 が罷り通っているので、前提は不要かもしれませんが。

★の原因は▼だ。
だと、▼だけ改善すれば良い様に聞こえますが恐らくそんな事はありません。
数ある原因を漏れなくダブりなく並べた上で、大きな変数とと思われる▼を改善する、なら納得感ありますけどね。

偉そうに語りましたが、私もまだまだ勉強中です。先は長そう…

終わりに

今回の記事は私の頭の中に浮かんだ事をつらつらと書きましたので、わかりにくかったらすみません。最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事も、読者からすれば氷山の一角でしかありません。こんな事言ってる人もいるんだなぁ、くらいの軽い感じで受け取って頂ければ幸いです。

それでは、さようなら。

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