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TSLだから実現できる、弁護士としての生き方〜経験弁護士インタビュー(59期:玄場和子)

こんにちは、採用担当です。
経験弁護士インタビューシリーズをお届けします!

TSLに在籍する弁護士は、キャラクターも転職動機も十人十色。経験弁護士の転職&入所後の声をお届けしてまいります。今回は2023年9月に入所した59期弁護士の玄場和子(げんば・かずこ)の紹介です。

渉外事務所と家事事件という二軸をキャリアに持つ玄場先生から、たくさんお話を聞いてまいりました!


ーーこれまでのキャリア

キャリアの序盤、私は家族の都合でアメリカへ行くことが決まっていたので、司法試験に合格したあと就職活動はせずに渡米しました。

アメリカから帰国後、最初は原発の調査委員会や衆議院の訴追委員会など政府系のプロジェクトで経験を積みました。

その後最初の事務所に入所。もともとDVなどの家事事件にも興味があったんですが、海外経験もあったのでまずは渉外系の事務所に入所しました。そこはスペイン系の事件を取り扱う法律事務所で、クライアントが日本で子会社を作り事業展開するためのサポートをしました。またスペイン語ができる事務所というのがかなりニッチな存在なので、「スペイン語」をフックに集まってきた離婚や刑事事件も広く経験しました。

次は家事事件をやりたいと思い、共同経営者として別の事務所に入所。そこを3年ほど経験した後、家事事件専門の事務所を開設して独立しました。

ーーTSLへの入所の経緯

独立して3年経ったころ、もう少し案件の幅を広げたいなと思い環境を変えることを考え始めました。一人で独立してやっていると、受けられる案件数も幅もどうしても限られ、企業法務案件の引き合いがあっても断ることになってしまう状況でした。所内のことも事件処理もあらゆる意思決定を行うのは自分一人だけなので、これも大変でした。

  • 複数の弁護士がいて、話し合い、協力し合って仕事ができる環境

  • 家事事件や民事事件をやりながら企業法務にも携わることができる

  • そのうち海外法務への取り組みも考えている

というTSLを知り「まさに理想では」と興味を持ちました。

ーーTSLへの印象

TSLからは「働いている弁護士がどうしたら自分の生活とキャリアをバランスよく両立できるか、真剣に考えている」という印象を受けました。

弁護士は自由業である反面、すべての事件が自分に紐づくので案件を抱え込みがちで「自分が倒れたら終わり」という不安がつきまといます。また女性だと妊娠・出産や、配偶者の転勤でキャリアが寸断することもある。自由業だからキャリアを続けるも止めるも自由だけど、そのぶん自己責任という世界。独立してみるとよくわかりますが、一人でやるのは案外自由ではないんですよね。

そんな中で、TSLはシステムですべての事務所事件が共有され、自分に万が一のことがあってもチームや事務所が助けてくれる体制ができています。リモート勤務や育児休業給付金制度なども、最初から万人に向けた完璧な制度を作ろうとするのではなく「今こういう状況・こういうメンバーがいるからどうしよう」と能動的に都度アプローチを考え、その積み重ねで制度をアップデートしてきた結果です。

TSLのやり方やスタンスを知り、何かうまい仕組みが作れないかなともやもやしながら働いてきた自分への解答を見つけたように感じ、入所を決めました。

ーー入所してみて感じたこと

9月に入所してから、毎日おもしろくてあっという間に時間が過ぎました!

神尾先生もインタビューでおっしゃっていたように、私も入所前は「とは言え法律事務所でしょ」て思っていましたけど(笑)、思いのほか法律事務所っぽさが無く、どちらかと言うと外国の企業っぽい印象を受けます。

フリーアドレスだし、勤務時間に縛りがなく、いつどこで何をするかが個人の裁量に委ねられています。一方で、案件の進捗が全部システムで共有されていて周りから見えるからこそ、「ちゃんとやらないと!」という意識も促進されやすいです。自由でオープンであるがゆえに緊張感もあり、このバランスがTSLらしさだと感じています。来る時間もやることもみんなバラバラだけど、自由と責任のバランスを意識してみんな動けており「人として成熟しているな」と感じます。

ーーTSLでこれから実現したいこと

若い弁護士が多いので、一緒に仕事をして刺激を受けたいし、自分に渡せるものがあるなら渡していきたいです。

またTSLには、チームや組織を作ってやっているからこそ選べる弁護士としての生き方があります。TSLをもっと大きくして、このやり方を業界全体にモデルとして提案していけたら素敵ですよね。事務所を大きくするためのマネジメントにも関わっていきたいですし、もやもやを抱えながら働く弁護士を今後少しでも減らしていけるように貢献したいです。

個人としては、ワインの資格を持っているのでワイン講師をやりたいと思っています。その延長で自分ならではの「ワイン分野」も切り開けたら面白いですね。インポーターや小売・飲食業界など、ワインを通じてTSLとクライアントの接点を広げていけたら嬉しいです。

おわりに

お読みいただきありがとうございます。いかがでしたか?
他のメンバーのインタビューもぜひご覧ください!

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