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#3号 〜里帰り-思えば遠くへ来たもんだ-〜【トーキョーモラトリアム アーカイブ】

上京九州人の方も、そうでない方もこんにちは。
すっかり不定期となっておりますが、毎日健康面だけは万全を期していますのでご安心ください。

2015年より活動してきた、上京九州人のためのフリーペーパー『トーキョーモラトリアム』(以下『TMT』)。それを記憶の奥底から引っ張り出して振り返ってみよう、というシリーズを展開中です。

今回は「3号」の内容をご紹介。

この号では「里帰り」をフィーチャーしました。
我々九州人にとっては、東京から帰省するだけでも距離的にも経済的にもひと苦労。
そんなシーズンごとの悩みはもちろん、大きな意味で「将来的に九州に帰るのか」という人生の大きなトピックを指しての「里帰り」号でした。

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今回のサブタイトルは、九州が産んだ国民的ユニット・海援隊の楽曲から。
後から知ったんですが、この曲と同名の映画が鉄矢氏主演で制作されており、劇場公開の際に同時公開されたのは、シリーズでも名作と名高い「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」だったという。なんという魅惑のラインナップ。
「思えば〜」の映画は見たことがないので、今度見てみようと思います。

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九州への帰省なんて飛行機一択だろ、と思うなかれ。わたくし、結構新幹線を使って帰っていた時期がありました。そんなこともあって制作した、飛行機vs新幹線の比較記事。
とにかくクリスペプラーの声が印象に残ってるんです。記事を作っているときに「クリスペプラーのことを書きたい」と強烈に思っていたんです。そんな記憶があります。

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「30までに九州に帰る」って。いやぁ、言いまくってましたねぇ。
30半ばになった今、すっかり言わなくなりました。
しかしまだ東京に家は買わず賃貸生活継続中なので、里帰りもワンチャンあるかも……?

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「東京レポ」では築地を探索。もうあの場所に市場はないんだと思うと、時の流れを感じます。たしかに朝の築地で食べる海鮮はおいしかったけど、ここまで早起きしなきゃいけないなら食わなくてもいいや、と思ってしまったのは今だから言える話。

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裏表紙はお土産特集。柚子胡椒は、今では東京でもだいぶ一般的に売られるようになりましたね。棒ラーメンも、まいばすけっとにいけば高確率で買えます。というか、まいばすの九州贔屓っぷりがなかなかすごい。

全ページのPDFも以下にアップしています。

「里帰り」特集、いかがだったでしょうか。
ある意味、上京九州人の本質に迫るテーマだったとも言えます。「上京」状態を続けるのか、否か。大きな問題です。
でも東京生活が長くなればなるほど、どこかで「帰れんな、これは」と思うようになってくるんでしょうね。それを自覚してしまうのも嫌なので、里帰りを匂わせ続ける、複雑な九州人心があるのかも……。

では、また次回。


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