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自分の細胞の記憶を探る「動癖診断」とは

ストレス性の体調不良

「病は気から」と言われますが、コロナ禍でメンタルへのダメージは多大なものと思われます。外出を控え家庭内でのストレスからか、身体の冷えや腰痛が悪化したので整体に行ったところ、「動癖診断」という新しいプログラムを体験することになりました。

動癖を知って自分で治す力

心身にダメージを受けると、まず不調になるところって決まっていませんか?「動癖診断」は、手相鑑定のように手のひらを観るのではなく、両手の甲や腕の凝りを診ながら、いつからこの癖がついたのか、どういう気持ちが身体にダメージを与えたのかを探って治していくもののようです。

小中高のトラウマに大号泣

私はそれほど不幸なこども時代を送った記憶は無かったのですが、診察が始まって間もなく、

「小2のとき、何かショックだったことがあったのでは?」

と腕の凝りを刺激されながら思い巡らすと、母が私の図工の宿題の紙粘土を間違えて捨ててしまったというエピソードが鮮明に浮かんできました。

明日の宿題なのにもう文具店も閉まっている時間のことです。泣き出す私に母が不二家のポコちゃんみたいな男の子のキャラクターのビニル製の貯金箱を改造して、気持ちの悪い人形の作品を作りました。翌日に学校で宿題を出す時間になりました。われ先にと先生に人形を見せに行く同級生の最後尾に私はその人形をバッグに入れたまま泣きじゃくりながら先生に見せたのでした。

その後も小6や高2に今の体調にダメージを与え続けているというエピソードが発掘され、そのフラッシュバックがあまりに生々しいので、涙も声もまったく押さえることができないほど、自分の中に何十年も渦巻いていた感情を出し切ったのでした。

どのエピソードも他人にうったえるようなほどの事件ではありません。なので自分がすごく嫌な思いをしたことを伝えることなく蓄積していたのも私の「動癖」というのがわかります。


体験の前後に動画を撮影しました。右の小窓は体験前であまり元気のない感じがわかります。実感としては、憑き物が取れたように自分の表情が穏やかに変わりました。心のデトックスをすると、見える世界も違ってくるようなので、これから関心を持つものが楽しみです。

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