『話し合う、深めあう』 kyodo 20_30のきろく📝#2
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『話し合う、深めあう』 kyodo 20_30のきろく📝#2

こんにちは!事務局の小林です〜。
今回は「kyodo 20_30」の第2回目の活動レポートです。

前回は、今年度のkyodo 20_30はこんな活動をします!という話をする回でした。

そして今回は、ゲストの方をお招きにて「移民についてお話する回」の予定でしたが、ゲストの方が来れなくなってしまったので、急遽(きゅうきょ)、メンバー同士でお互いのテーマを深め合う時間にすることにしました。

kyodo 20_30は去年から続いているプログラムで、継続して参加している方は、(国)境について考えていることをかたちにするために、みんなと一緒に今年度1年かけて話したり行動したりします。
そのなかで、綾田將一(あやだしょういち)さんジャン・ウェンさんが中心となって進めている企画があります。
今回は、その企画の話をすることからはじめました。

まずは、綾田さんの考えていることから話していきます。

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👆みんなが集まるのを待っています👆

綾田將一(あやだしょういち)さんが考えていること

綾田さんは、東京で(国)境をこえるの準備段階から参加している方です。
昨年のkyodo 20_30の過程を経て、今年は「お祭りを体験すること」をテーマに深めていきます。

まずは、お祭りをしているコミュニティを探ります。みなさんから「国籍中心」「学校中心」「スポーツ中心」などの意見がでて、人が集まれば色々なところにコミュニティが生まれていることがわかってきました。

次に、そのコミュニティと仲良くなるには、どうしたらいいのかを考えてみます。ここで出てきた意見は、

・企画を説明する手紙や動画を準備してみてたらいいのでは?
・僕たちの拠点"経堂"のお祭りから出発してみていいのでは?
・コミュニティのリーダーを探してみる。
・祭りに直接参加してしてしまう。《神輿(みこし)を担いでみるとか?》

などです。色々な方法の話がでます。

また、この状況では、お祭りが開催されない可能性も十分にあります。ならば、コロナ禍でお祭りが出来なくなった人に話を聞いてみることも、この状況のなかで「お祭り」を考えることになりそうです。

あと、新しい意見として「綾田さんのやりたいことのイメージがまだ掴めていません」という話が出ました。
それに対して綾田さんは「お祭りを体験してみてどんなことを感じたのか、その先のことを伝えていきたい。お祭りの紹介ではなく、お祭りを通じて何を感じられるのか?それをみんなに見ていてほしいし、どんな風に見えたのか教えてほしい」と語ります。
同じ「お祭り」をテーマにしているテレビ番組を参考にしつつ、その違いについて説明していきました。

と、ここで時間切れです。

あと、この話し合いで、僕が個人的にハッとした意見を紹介します。

「日本人として外国に行ってそこでマイノリティとしてお祭りや身振りを学ぶことと、日本人として日本にある外国人のコミュニティに行ってそこでマジョリティとして学ぶことの間には、どんな差異があるんだろう?」

この意見で、コミュニティの外にある環境の違いによって、コミュニティ内側と外側の関係性も変わってくることに気が付くことが出来ました。

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👆音声だけで参加の方も大歓迎です👆

ジャン・ウェンさんが考えていること

ウェンさんも、東京で(国)境をこえるの準備段階から参加している方です。
ウェンさんは「新しい共同制作の方法」を探っています。

「意味の境をこえる身体へ」というタイトルがつけられているウェンさんの企画は、映画を撮影することを前提に進めています。少し前から準備していますが、コロナ禍の中でなかなか撮影できていません。

その中で、ウェンさんは「今やるべきことを思いついた!」と話が始まりました。
「映画で演じる役のプロフィールを作りたい。本来の演劇では、キャラクターの背景は決められている。このプログラムでは、演者と演者でキャラクターとして話す中で、自然にキャラクターの背景を作っていく。」
そこで、

① 役の背景、過去を作りたい→演者と演者で役として話す。
② キャラクターの今を作りたい→偽のSNSを作って更新していく。

このふたつを進めていこうという話になり、まずは役と役で対談やインタビューを行ってみるということになりました。

みんなで(国)境に関係することを共有してみる

最後に、最近の(国)境に関係する話題を共有しあう時間にしました。
Zoomのブレイクアウトルームで、(これは少人数の方が、より多くの人が発言ができるからです)ふたつのグループに別れて、話し合いました。

ひとつのグループから上がってきたことは、
UDトーク
東京クルド
牛久(映画)
・ミッドナイトトラベラー
など、さまざまなツールや作品などです。同じ(国)境を考えていても、その捉え方にそれぞれの個性がでます。

また、もうひとつのグループは、新潟県十日町市松代・松之山地区のお祭りの話しで盛り上がりました。(僕が7月に引っ越してきたためです笑)
この地区は、日本有数の豪雪地帯のひとつで、一年の三分の一を雪の中で生活します。
そんな厳しい冬に「ニセ神主」「むこ投げ」「松代大相撲」などさまざまなお祭りや工夫で、楽しみを見つけてきました。(気になる言葉が続きますが、「ニセ神主」はあまり小さい集落のお祭りなので、ネットで良いリンク先が見つかりませんでした苦笑)
それはまるで、「ステイホーム」の現在と重なります。

家から出るのが難しい時期に、工夫して楽しみを見つけること。

それは、国籍や人種の違いで苦しんでいる方々に「支援」とも違う関わり方を考えている、東京で(国)境をこえるのあり方にも何かヒントになる気がしています。

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👆松代大相撲を説明しているところ👆

kyodo 20_30はいつでも参加者を待っています。活動に興味をもった方はぜひ参加してください。

書いた人:小林真行


東京にある「見えない(国)境、壁」について考察し、アクションを起こすアートプロジェクト。活動拠点は、世田谷区経堂です。/An art project Beyond Invisible Borders. Based in Kyodo, Setagaya.