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マヌケアリのいるアリ塚の生産性が上がる理由🐜
アリにはちゃんと働く「働きアリ」とちゃんと働けない/働かない「マヌケアリ」の2種類がいます。
マヌケアリがいるアリ塚の方が中長期で見たとき、効率的に食べ物を巣に持ち帰ることが出来るそうです。
働きアリが餌を見つけ巣に持ち帰ると、そのアリは自分が通った道と餌の場所を他のアリ達に教えます。真面目に働く「働きアリ」はその道を真面目に行き来して餌を運びますが「マヌケアリ」は道を間違えたり寄り道をしたりします。
一見、マヌケアリは時間を無駄にして、生産性を落としている様に見えますが、偶然より効率的な道をみつけることがあり、他のアリ達もその道を使う様になるのだそうです。
つまり、真面目なアリだけがいるアリ塚は、短期的には効率的に機能しますが、中長期的にはマヌケアリのいるアリ塚がより効率的で生産性の高いパフォーマンスを発揮します。
アリの様な自然界の仕組みを人間社会や、生き方に代用すると、徹底的に効率だけを求めるのは、短期的には効率的ですが、遊び心や余裕を含めることで、偶然予想外の発見をもたらしてくれて、中長期で見た時そちらの方がより効率的で生産性が高くなるのです。
最後まで読んで頂きありがとうございました^^
今回の記事を書く上で参考した著書はこちらです。
山口周『NEW TYPE:ニュータイプの時代』
「偶然性」を戦略的に取り入れる
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