フリーランスデザイナーが収入アップする3つのコツ
会社を辞めてフリーランスになったら、会社員時代よりも収入がアップした…などの声を聞くことがあります。
でも「本当に収入がアップしているの?」と疑問に思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
年金や保険、税金などが引かれたり、営業や経理関係など業務以外のことが増え、時間に換算すると思いのほか稼げていなかったりする場合もあるようです。
今回は、フリーランスデザイナーが会社員時代よりも効率的に仕事ができ、収入がアップする3つのコツをご紹介します。
フリーランスデザイナーについて
デザイナーはフリーランスではたらくのには相性の良い職業です。
どんな種類のデザイナーでも、デザインの技術と知識、センスなどが必要となります。
フリーランスになるには、デザイン事務所や制作会社、インハウスデザイナーから独立するのが一般的です。もしくはデザイン学校からそのままフリーランスになる場合もあるでしょう。
デザイン学校等で学んでいない、業務未経験の場合、実力勝負の世界なので、そのままフリーランスになるのは難しいのが現状。
一度、デザイン事務所や制作会社なので経験を積むのがおすすめです。
収入アップのコツ1:やるべき仕事をはっきりさせる
フリーランスのデザイナーになると、営業や経理関係など本業以外のことも、自分でやらなければいけません。これは多くの方から「苦手」という声を聞く分野でもあります。
苦手なものはやっていても苦痛ですし、やりたくなくなってしまいます。
そうすると作業効率が落ちてしまうので、外注サービスやアプリ等を利用して自分はやるべき仕事に集中し作業効率を上げる必要があります。
外注にお金を使うので損をするかもと考えがちですが、やらない仕事とやるべき仕事をはっきりと分け、限られた時間を効率よく使った方が、全体的に見て収入アップに繋がります。
収入アップのコツ2:できる業務を増やす
フリーランスのデザイナーはなるべく単価の良い案件を受注したいところです。良い案件の多くは、高い技術と幅広い業務に対応しなければならない場合が多く、プラスアルファの業務が出来ると収入アップに繋がります。
例えばwebデザイナーならコーディングやプログラミング、デレクションまたはwebとDTPデザインの両方ができると仕事の幅が広がります。
DTPやグラフィックデザイナーはwebのデザインができたり、UI・UXデザイナーならコーディングやプログラミングが出来ると仕事が取りやすくなるでしょう。
違う職種のフリーランスとチームを組んで、大きな案件に取り組むのも収入アップに繋がる可能性が高くなります。
収入アップのコツ3:自分の価値を高める
デザイナーの仕事はフリーランスとしてはたらきやすい為、数多くのフリーランスデザイナーがいます。その中から仕事を勝ち取るには、自分の価値を高めることが重要です。そうすることで、単価の高い仕事を受注できるようになるのです。
そのためには、
・セルフブランディングを行う
・他のデザイナーとの差別化を図る
ことが大切となります。
具体的には、ブログやTwitterなどのSNSで情報発信するのが効果的です。外部に向かって発信することで繋がりを持ち、案件を獲得する機会を呼び込めます。
特にブログは自分の制作物を発表したり、バナーや画像加工で実力を見てもらえる絶好の機会です。Word Pressなどは自分でカスタマイズできるので、自分のデザイン力を見てもらえたり、デザイン以外の業務が出来るアピールにもなります。また、情報の内容やデザインで、他者との違いを出していくことでも自分の価値が高まるでしょう。
そのためには、常にアンテナを張り、情報発信していく必要があります。情報発信はアウトプットになりますので、自分の知識を蓄積していくことにも繋がります。読み手が何を求めているのか、どうしたら読み手に分かりやすく伝えられるのかといった、デザインに必要な能力も上がります。
収入アップの注意点
収入アップをしたいからと言って、ただ闇雲に業務量を増やすのはおすすめできません。なぜなら、どんなに効率良くはたらいても、時間と作業量には限りがあるからです。
収入アップをしたいからといって業務量を増やしすぎると、クオリティの低い仕事をしてしまったり、納期に間に合わなくなったりして、オーバーワークが続き健康を損なう恐れも出てきます。
業務量を増やすより、業務の価値を高めることに力を入れましょう。
まとめ
フリーランスというはたらき方が定着しようとしている今、フリーランスのデザイナーは確実に増えていきます。会社員とは違い、本来の業務以外も自力で行わなければいけません。
・やるべき仕事をはっきりさせる
苦手な仕事を省き限られた時間を効率よく使う
・できる業務を増やす
プラスアルファの業務が出来る、違う職種のフリーランスとチームを組む
・自分の価値を高める
セルフブランディングを行う、他のデザイナーとの差別化を図る
ただ頑張るのではなく、周りの先輩デザイナーに話を聞くなど、創意工夫をしながら収入アップを目指していきましょう。
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