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mRNAワクチンの本当の副作用     その5、ウイルスの起源


世界の新型コロナウイルス感染者数は5億4千万人、死者数は630万人を超えましたが、未だに、このウイルスがどこでいつ生まれたのか明らかになっていません。
様々な事を調べるうちに、mRNAワクチンを推進する人間は、新型コロナウイルスの発生に深く関わっていることが判ってきました。
なぜ、異常に短い期間で数十億人分のmRNAワクチンを用意できたのか? なぜ、形だけの審査で危険なmRNAワクチンを許可したのか?
答えを持っている人は、新型コロナウイルスの起源も知っているはずです。

発生当初

人工ウイルス説

皆さんは、覚えておられるでしょうか? パンデミックが起きた当初、新型コロナウイルスは人工ウイルスで生物兵器だという噂が立ったことを。

武漢で感染が爆発したのが2019年12月で、医療崩壊真っただ中の2020年1月に中国の研究者が新型コロナウイルスのゲノム配列を公表しました。(後に削除されました。理由は不明です)
2月には香港の大学の女性研究者と上海の公衆衛生庁の研究者がほぼ同時に論文を発表し、この時点で、新型コロナウイルスはコウモリ由来のウイルスであるということが確定します。そこへ、インドの若い研究チームが出した奇妙な論文が加わります。論文の内容は、
「新型コロナウイルスのスパイクタンパク質には、HIVウイルス(エイズウイルス)非常によく似た塩基配列がある」
というものでした。これが物議を呼んだのです。

              ↓ 取り下げられたインドの論文

武漢ウイルス研究所の石正麗(シー・ジェンリー)は、「コウモリ女」の異名を持つほどコウモリのウイルスの研究で有名です。インドの論文は、彼女が遺伝子操作して新型コロナウイルスを作ったのではないか? という噂に火をつけます。中には、新型コロナウイルスは生物兵器で日本人を滅ぼそうとしている、と叫ぶ人も出てきました。

不思議なことに、この噂に即座に反応したのは、中国ではなくアメリカでした。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の所長であるレッドフィールド氏やコリンズ氏が著名な学者らが、連名で「新型コロナウイルスは自然発生した可能性が高い」という意見を権威ある医学誌、Nature MedicineとThe Lancet誌に寄稿しました。また、WHOや医学界、そしてマスコミは、人工ウイルス説は悪質なデマだというニュースを流し、インドの論文は撤回を余儀なくされました。


中間宿主がいない

こうして、新型コロナウイルスは自然に発生したという説が残りました。でも、そもそも、コウモリのウイルスは人には感染しません。なので、新型コロナウイルスは、コウモリから別の動物に移り、その動物の体内で人にも感染できるウイルスに変異したことになります。つまり、自然発生説を取るなら、コウモリと人の間にいる「別の動物」(中間宿主)を見つけ出さなければなりません。しかし、武漢の海鮮市場はもちろん、世界中、どこを探しても該当する動物は見つかりません。

武漢の海鮮市場は新型コロナウイルス発生と同時に閉鎖され、その後、改修されています。問題の武漢ウイルス研究所の方は、1月には敷地全体が中国軍の支配下に置かれ、2月には研究棟で謎の爆発が起きて建物が取り壊されました。武漢ウイルス研究所の持つデータは、2019年の9月の時点で消去されており、外部からのアクセスは遮断されていました。

  ↓ 爆破されたと思われる武漢のウイルス研究所の研究棟
コウモリ女こと石正麗の研究室はバイオセイフティ―レベル2。彼女のラボで危険な実験をするのは規則違反だった

やがて、学者達は中間宿主を捜すことを諦め、一般の人達は新型コロナウイルスがどこで発生したのか気に留めなくなり、常識人は人工ウイルス説を語らなくなりました。
でも、新型コロナウイルスの起源を調べるべきだと思う人達は、世界中に大勢います。ウイルス学者や生物学者、法医学者や病理医らが、それぞれの分野の専門家として、自然発生説は認められないという論文を出しています。また、表には出てきませんが、世界中のボランティアが無償で協力したことも見逃せません。消された論文やゲノムデータをネットの山から探しだし、公開してくれました、武漢ウイルス研究所の石正麗がコウモリから取ったウイルスは、RaTG13という名前で中国南京軍事医学院が特許登録してあることを突きとめたのも彼らです。やがて、新型コロナウイルスの発生をきちんと調査するべきだという意見が大きな波となり、世界各地で署名運動や訴訟が起きます。そして、とうとう、WHOのテドロス事務局長が、新型コロナウイルスの研究所漏えい説支持すると発言をするまでになりました。


ファウチのメール


ファウチが知らないはずはない

1年前、アメリカのランド・ポール上院議員(共和党)は情報公開法に基づいて、NIAD(アメリカ国立アレルギー感染症研究所)のファウチ所長のメールを公開するよう政府を訴えました。NIH(国立衛生研究所)の重鎮で、且つ、NIAD(アメリカ国立アレルギー感染症研究所)の所長であるファウチが、武漢のコウモリ女の研究を知らなかったはずはないからです。

数千通のメールが一部黒塗りで公開され、更に今年に入ってからは黒塗り部分が開示されると、実に様々な事実が明らかになってきました。
例えば、新型コロナウイルスにはHIV(エイズ)ウイルスの遺伝子があるとしたインドの論文について、ファウチは、その論文を世間の目からどうやって遠ざけ、論文の著者にどんな圧力をかけようか、と仲間内で相談していたのです。仲間内とはWHO(世界保健機関)やNIH(アメリカ国立衛生研究所)、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のメンバーとそこに関連する政府関係者です。そして、科学誌ネイチャーに自然発生説を掲載させたCDCのレッドフィールド所長へは、ファウチ氏が直々に感謝のメールを送っています。

ファウチ氏とは、こんな人
・1984年からNIAD(アメリカ国立アレルギー感染症研究所)の所長
・50年間、NIH(アメリカ国立衛生研究所)に所属
・歴代7人の大統領へ感染症の政策について助言してきた
・トランプ大統領とバイデン大統領の新型コロナウイルスのタスクフォースチームの主要メンバー

ランド・ポール議員の質問

ランド・ポール議員がファウチへ尋ねた主な質問は、
「武漢のウイルス研究所では機能獲得実験(人に感染し易いウイルスや毒性の強いウイルスを造る実験)が行われていたが、知っていたか?」
「武漢のウイルス研究所へ政府の資金を提供したか?」
「NIHの資金を分配する立場として、キックバックを貰っていたか?」
「NIHの職員としての特許を個人で持っているか? 収益はいくらか?」
などです。当然、ファウチ氏は全ての質問についてNOと答えましたが、次々と出てくる証拠はファウチの答弁に反しています。現在、ランド・ポール議員はファウチを偽証罪を問うべく、準備しているそうです。

また、今月はワクチンの効果についても質問しています。特に、FDAが子どもへの3回目接種を承認した件で、ポール議員は何度も、
「子どもへ3度も打つ必要があるのか? ワクチンは有効だとするデータはあるのか?」
と説いただしています。ファウチ氏はイスラエルのデータを示して誤魔化していましたが、ポール議員に厳しく問い詰められると
「感染したらワクチンを打つのが一番効果があるんだ」
などと意味不明なことをつぶやいていました。

この公聴会のやりとりは、米国ではテレビやネットを通じて公開されました。ファウチのような人間は、自分が不利になると他人のせいにし、平気で嘘を付きます。多くの国民が、リアルタイムでその現場を視たのです。最近の調査では、米国の子どもを持つ親の70%が政府のワクチン計画を信用していないそうですが、当然だと思います。


        ↓ 報道1930 2021年7月27日放送
  【再浮上“武漢”起源説 米ファウチ博士に浮上した“疑惑”とは】        

↓ 今月の公聴会のランドポール議員


機能獲得実験


ウイルスの機能獲得実験とは

ウイルスが持つ機能を増強したり、別の機能を加える為に行う実験を、機能獲得実験と呼びます。機能獲得実験を行うには、実験ができる設備と技術、ベースとなるウイルスと挿入or改編するゲノム配列、そして費用が必要です。


武漢ウイルス研究所


遺伝子操作の技術の進歩は目覚ましく、現在ではゲノム編集ツールを使えば、狙った箇所を正確に切り取ったり、ゲノムを挿入したりできるようになりました。ゲノム編集ツールはネットで買え、一定の設備と知識さえあれば誰でも簡単に扱えます。しかも、操作した痕跡は残りません。

以前、日本の一部の学者達が
「遺伝子操作した痕跡が無いから、新型コロナウイルスは自然に発生した」と言っていましたが、それは昔の話です。武漢のウイルス研究所なら、倫理上の制約は別として、設備も技術も充分です。


フーリン切断部位の挿入

重要なのは、石正麗がコウモリウイルスに何を入れたか?です。現時点で判っているのは、フーリン切断部位HIVウイルスの遺伝子ではないかと言われています。

コロナウイルスの仲間は、スパイクと呼ばれるトゲトゲの部分を細胞膜と結合し、細胞膜を切り裂いて内に侵入します。しかし、スパイクは大き過ぎて、そのままでは細胞膜を通れません。そこで、人の細胞にあるフーリンという酵素でスパイクタンパク質を分解させて、芯の部分を露出させます。芯の先端が細胞膜に融合すると、膜が開いて、ウイルスが侵入できるのです。しかし、スパイクタンパク質が結合した箇所の近くにフーリンが無いと、ウイルスは細胞内へ入れません。コロナウイルスの感染は、細胞膜にまだらにあるフーリンの存在に大きく影響されます。

ところが、どうしたわけか、新型コロナウイルスは、スパイク部分にフーリンと同じ働きをする酵素を持っています。他のコロナウイルスにはありません。ヒトの細胞膜にあるフーリンも使えますから、新型コロナウイルスの感染力は自前の分と合わせて2倍になります。
フーリン切断部位の遺伝子はアミノ酸19個分です。もしも、新型コロナウイルスが自然発生的にこの遺伝子を獲得した場合、その確率は甘く見積もっても0.00000000321%だそうです。ほぼゼロですよね。

そして、とても不思議な事に、その19個の遺伝子配列と全く同じものが、モデルナ社の癌治療用人工遺伝子MSH3として特許登録されています。特許の取得は2016年です。石正麗がモデルナ社からこの人工遺伝子を購入して実験を行う時間は、充分あります。

https://twitter.com/XY72530849/status/1560945194417082370

追記
9月になって、モデルナと米国政府が、2015年に極秘契約を結んでいたことが暴露されました。これによると、モデルナ社は、自社が持つ特許を米国政府の機関である米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)NIH(アメリカ国立衛生研究所)で共有し、ウイルスの研究を協力するという契約でした。
モデルナ社の特許とは、上に書かれたフーリン切断部位に代表されるような技術で、この特許を使えば、機能を増強したウイルスが作れるのです。

https://twitter.com/mumu35540903/status/1570378963318640640


エイズウイルスの特殊なタンパク質


新型コロナウイルスの遺伝子に含まれるHIVウイルス(エイズウイルス)についても、非常に興味深い事実があります。

病原菌やウイルスと闘ってくれるのが免疫細胞ですが、HIVウイルスは免疫細胞にも感染して感染者の免疫を破壊します。末期のHIV感染者が免疫不全症になり、悲惨な最期を遂げることは、良く知られています。

新型コロナウイルスの遺伝子情報には、HIVの遺伝子とよく似た12個のアミノ酸が有り、スパイク部分にgp120とgp41いうタンパク質を持っています。新型コロナウイルスは、この二つのタンパク質を使って免疫細胞(CD4とCD8)に侵入します。
gp120は、mRNAワクチンで作られたスパイクにも存在していますの、ワクチン接種者は同じように免疫細胞を減らします。以前の記事で、mRNAワクチンにあるシュードウリジンが免疫細胞を抑制すると書きましたが、同時に、gp120タンパク質が免疫細胞を破壊する影響も大きいと思います。

では、フーリン切断部位と同じように、新型コロナウイルスが自然にこのタンパク質を獲得した可能性を計算すべきでしょうか? いいえ、その必要はありません。なぜなら、HIVウイルスにはgp120というタンパク質は無いからです。

HIVウイルスが免疫細胞に感染する時は、gp160というタンパク質を使います。その後、数段階を経て、gp160はgp120とgp41の2つのタンパク質に分解され、最終的にはgp120で細胞膜を貫通して侵入します。

このように、天然のHIVウイルスの感染ルートは複雑で、その為、感染力は強くありません。そこで、研究者らは考えたのです。
「効率良くHIVウイルスに感染させる人工ウイルスを作ろう。エイズ患者の治療薬やワクチンを開発する為には絶対に必要だ!」

って、本当でしょうか?
世界のエイズ感染者は年々減っています。2020 年は50 万人で、ピークだった1997年の52%です。エイズによる死亡も、最も多かった 2004 年以降 64%減の68 万人(2020 年)でした。この人工HIVウイルスが作られたのは2015年で、エイズ感染者のピーク後です。特許登録は2016年。モデルナ社のフーリン切断遺伝子が特許を取った年です。そして、特許申請者の欄にはファウチの名前があります。

↓ HIVウイルス 免疫細胞への感染

↓ ファウチの特許のリスト
gp120タンパク質に関する特許は4っつ。2015年から申請


残るは費用の問題ですが、ここでも非常にミステリアスな事実が出てきました。長くなるので、次にします。



新型コロナウイルスワクチンの本当の副作用  その5、新型コロナウイルスの起源  (終わり)

その6、へ続く





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