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帰りたくないパラグアイ

入国してから出国するまで、本当に最高に良くして頂いたパラグアイ。
皆優しくてあたたかくて大好き。

実は、イグアス居住区の移民史料館に行ったのです。
全くの未開の地から、50年間。

日本から移民した当初は、
ジャングル同然の未開の地をクワひとつで開墾するしかなく

ガスも水道も電気もない野営同然の環境の中
同胞が虎に食べられたり、マラリアにかかったり、過労でばたばた倒れていくのをただ眺めているしかなかったと

祈りと悔しさと血と涙の、命懸け。
日本から移民した方が、言葉もままならず、一年中が真夏日の中、30年間も満足な設備もないまま土地を切り拓いて行ったのは、どんなにお辛かったことでしょう。

それでも諦めず、開墾して作物ができるまでに骨を折って下さった方が居たから、今日の日本人への信頼があるのですよね。

パラグアイに入国してから、私がお喋りをした人は皆「41km(イグアス居住区)に行くの?」とにこにこ話かけて下さいました。

私がパラグアイの人たちにとっても良くして頂いたのは、ひとえに先人である移住者の方が居て下さったから。

日本人が作物と共にパラグアイに蒔いた愛のお裾分けを、今私がパラグアイの方から頂いているのだと思います。

沢山たくさんありがとう。また来るね。

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