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WBAの有名サポーターまとめ

歴史を遡ると、フットボールは労働者が息抜きの為に始めた遊びがルーツとされ、現代では世界中で最も競技者が多いスポーツの一つです。

そのため、ルーツこそ労働者階級ですが多くのセレブ、有名人が贔屓のフットボールクラブを持ち私達と同じ様に週末の結果に一喜一憂したりしています。

例を挙げるなら、ロックバンド-オアシスのリアム&ノエル•ギャラガーはマン•シティ 、元英首相のデーヴィッド・キャメロンはアストン•ヴィラ、長年マン•ユナイテッドにラヴコールを送り続けていたのは世界最速の男ウサイン•ボルト等。

では、我がクラブのサポーターで有名な人は誰なんだ?!をまとめてみました。


フランク・スキナー

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イギリスのマルチタレント(作家、コメディアン、テレビ・ラジオの司会者、俳優。)

2001年のブリティッシュ・コメディ・アワードでは、ベスト•コメディ•エンターテイメント・パーソナリティ賞を受賞。

ウェストブロムの有名サポーターといえば、スキナー氏が代表格。スタジアムで熱狂的な爺さんがいると思ったらスキナーだったってのはよくある話らしく、実際よくいるし、よくカメラにも抜かれている。


1994年から2004年まではFantasy Football League、1995年から2005年まではThe Frank Skinner Show、2000年から2005年まではBaddiel and Skinner Unplanned、2012年から2018年まではRoom 101をプレゼンターのプレゼンターを務めた。2009年からはアブソリュート・ラジオのThe Frank Skinner Showの司会を務め、土曜日に生放送され、後にポッドキャストとしてリリースされました。

筋金入りのフットボール好きで、デイヴィッド・バディールと共に、リバプールのインディーズバンド、ライトニング・シーズとのコラボレーションによる公式ソング「Three Lions」のボーカルと作詞を担当し、1996年のヨーロッパ選手権(イングランド開催)へのイングランド代表チームの出場を記念している。1996年のバージョンは、同じアーティストがイギリスのシングルチャートで4回連続1位を獲得した唯一の曲である。

ウェストブルミッジの出身で、地元クラブのアルビオンを応援、スタジアムに出向いている事は彼のWikipediaでも触れられています。

アドリアン•チャイルズ

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イギリスのテレビ、ラジオ司会者

現在はBBC Radio 5 Liveでプレゼンターを務められています。

彼のフットボール番組への関わりを分かりやすい所でお伝えすると、2010年から2015年までITV Sportでフットボール中継のチーフ・プレゼンター、「マッチ・オブ・ザ・デイ2」の司会を務めた事だろう。

バーミンガムのクイントン出身でアルビオンのサポーターで、彼はシーズンチケットの所持者である。クラブの公式DVD(Review)のいくつかのナレーションは彼です。

アドリアン•ゴールドバーグ

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ジャーナリスト、ラジオ•TVパーソナリティー

BBC WMのブレックファスト・ショーの司会者でした。また、BBC TV のミッドランズ地域向けの The Politics Show の司会者でもあり、BBC TV の消費者向け番組 Watchdog のレポーターも務めた。

また、サッカー界の不穏な状況を描いたドキュメンタリー映画『マンチェスター・ディスユナイテッド』を制作。2007年7月には、バーミンガム・ポスト紙が毎年発表している「ウェスト・ミッドランズで最も影響力がある50人」で41位にランクイン。

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そしてなんとTwitterで当アカウントTokyoBaggiesと相互フォローの関係である!おそらく親日なのかと思われる。

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リアム•ペイン

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シンガー、One Directionのメンバー

言わずと知れた超人気バンドOne Directionのリアムもアルビオンサポーター。

彼はウォルバーハンプトンの出身ながらアルビオンのサポーターである事を度々公言していて、元恋人で歌手のシェリル•コールとの間に子供(ベアーくん)を授かった直後にアルビオンは

「リアム、おめでとう!シェリルの意見は聞かずに正しい方のストライプに進ませろよ。」とお祝いのツイートを写真付で送っています。(シェリルはノースイーストの出身で熱狂的なニューカッスルのサポーターとして有名。)

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ゴラン•イワニセヴィッチ

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元テニス選手(1988〜2004)

生涯通算成績 862勝558敗
シングルス 599勝333敗
ダブルス 263勝226敗

キャリア自己最高ランキング
シングルス 2位(1994年7月4日)
ダブルス 20位(1992年1月6日)

テニス界のとてつもない功績のイワニセヴィッチ氏もアルビオンサポーターで有名でテニスのエキシビションの試合ではアルビオンのユニフォームでプレーする姿を何度も見せています。

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(イワニセヴィッチ氏のTwitterアイコン)

イワニセヴィッチ氏は2013年に自身のTwitterページを開設。2ヶ月で更新が途絶えるもその間にウェストブロムに関するツイートを1回。DFヨナス•オルソンのツイートのRTを1回しています。

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現在の氏は世界王者ジョコヴィッチ選手のコーチを務めていて、今年6月にジョコヴィッチ選手が新型コロナウイルスに感染とショッキングなニュースが世界中を駆け巡った際に一緒に感染してしまったと伝えられていました。

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マシュー•マースデン

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ハリウッド俳優

代表的な出演作と役名

Les soeurs Soleil ローレンス

Shiner エディ・シンプソン(ゴールデン・ボーイ)
ブラックホーク・ダウン サイズモア
トロイ ザ・ウォーズ パリス テ
アナコンダ2 ジャック・バイロン
ルール6 Tamara ビル
DOA/デッド・オア・アライブ マックス
バイオハザードIII アレクサンダー・スレイター  

ランボー/最後の戦場 スクール・ボーイ

トランスフォーマー/リベンジ グラハム・マックォーク
Atlas Shrugged: Part I ジェームズ・タガート
バウンティー・キラー
Bounty Killer ドリフター
S.W.A.T. アンダーシージ ラーズ

筆者は正直に洋画は苦手で、上記内だとブラックホークダウンしか観たことないのですが、調べてみた所、まぁまぁ結構人気が出そうで出ないちょっと惜しい役者って感じの評価な模様。

マシューに関してはアルビオンサポーターとして認知していて、この企画を考えたのもTwitterのTLを読み漁っていたら偶々以前にフォローしていたマシューが「今日、スパーズにボコられたらビリッチがクビになっても驚かないね。」とTweetしていたので、そういえばアルビオンサポーターの有名人まとめって需要あるなと思ったのがきっかけでした。

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ロン•ウッド

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説明不要の世界的ロックバンド、ローリングストーンズのギタリスト。

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ミック・ジャガー(ボーカル、右から2番目)
キース・リチャーズ(ギター、左から2番目)
ロン・ウッド(ギター、右端)
チャーリー・ワッツ(ドラムス、左端)

この中だと、ミック•ジャガーやキース•リチャーズの名前が強すぎるかもしれないが、ロンの特徴的な顔はハッキリと分かる人も多いはず。

ストーンズへは1974年にサブ•メンバーに加入し、約2年後に正式加入。そこから今日まで世界のロックシーンを牽引。

ロンはロンドン生まれながら兄弟がウェストブロムのファンだった為に多くの影響を受けていて、度々アルビオンのサポーターである事を公言している。エピソードとしては、2003年にJACK誌にこう語っています。"ウェスト・ブロムウィッチの存在は(50年代に)とても大きかった。今の僕の息子たちがアーセナルやチェルシーを応援しているようなものだよ」と語っています。

ジュリー•ウォルターズ

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映画俳優

ウェストブロミッジの出身で、1983年に映画デビューし、同年公開の『リタと大学教授』でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 、英国アカデミー賞 主演女優賞を受賞。また、同作でアカデミー主演女優賞にもノミネートされた。

分かりやすい役だと、ハリーポッターシリーズのハリーの親友ロン•ウィーズリーのお母さん、モリー•ウィーズリー役であり、映画では度々やらかすロンを叱咤するシーンで登場する事が多い。

余談になるが、ウィーズリー家は純血で家族全員グリフィンドール寮の出身と魔法界ではエリートの部類となる。そう、俺たちの様に。

彼女は出身こそ、エジバストンですが生家はホーソンズのすぐ南側にあるスメスウィック地区にあり(隣の地区、歩けていける距離)家族でアルビオンを応援している様です。



最後の1人とまとめを紹介する前に今回の記事作成の資料に使用したのがBirminghamのMailの27 famous West Brom supporters you might not be aware of(あなたが知らないかもしれない27人の有名人アルビオンサポーター)という記事で細かく拾えば27人もいる為、申し訳ないが日本で馴染みの無さそうな方は今回、省略させて頂きました。

では、最後の1人にしておそらく最も有名な方を紹介します。





エリック•クラプトン

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ミュージシャン、シンガーソングライター。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジと並ぶ世界3大ロック・ギタリストの一人とされている。

『ロックの殿堂』を3度(ヤードバーズ、クリーム、ソロ)受賞。2015年『ブルースの殿堂』入り。ローリング・ストーン誌選出「最も偉大な100人のギタリスト」でジミ・ヘンドリックスに次ぐ第2位。

世界で3本の指に入るギタリストであるクラプトンはアルビオンサポーターとして有名です。

前述のロン•ウッドとも旧友でありステージで共演した際には戯れて演奏の邪魔をしたりする事がロン側のWikipediaに記載されています。

筆者なぞが、クラプトンを紹介させていただくのは余りに恐れ多い。

どんな方なのかご存知ない方は、彼のWikipediaを見る前にまず曲を聞いてくれ‼︎

筆者は中1の2001年ぐらいからイングランドフットボールを観る様になり、時同じく少年時代の全ての男が通る道としてロックを経験しました。高2の時には地元のリサイクルショップでエレキギターも買った。全く弾けないけれど。

好きなバンドとその曲は?と聞かれたら

Foo Fighters / Best of you

Mr.Big / to be with you 

と答えてしまうぐらいのちょっとアレなヤツだが、クラプトンには敬意を払っている。

最低でもこの2曲

Change the World

Tears in Heaven

更に日本で1番有名な曲

LAYLA

以上を聴いてくれる様にお願いします。

LAYLA(邦題:愛しのレイラ)はマンガ:NANAが日本で流行った際にめちゃくちゃ登場するし、車のCMでも使われたので、知っている人も多いはずだ。

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そして、時にセレブは庶民派をアピールする為にフットボールクラブの名前を使う。

例えば、俳優のトム•ハンクスはアストンヴィラのファン、ジャスティス•ビーバーはエヴァートンのファンと公言しているが中々に怪しいものだ。

しかし、クラプトンはそういったセレブとは違う。なんせ、探せば結構な写真やらが出てくる。

長くフットボールクラブと寄り添うとはこういう事かと思う。

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2016年12月のマン•ユナイテッド戦でホーソンズを訪れアルビオンサポーターと写真を撮るクラプトン。(尚0-2で敗れた。1週間前にサロモン•ロンドンのハットトリックでスウォンジーを撃破してるだけにそっちを見てくれていれば!!)

今回は特に彼が熱心だった1970年代のエピソードを2つ紹介。

1978-79のアルビオンは前年リーグ6位だった為にUEFA CUP(現在のEL)に参加。トルコの強豪ガラタサライと対戦した。

その試合でクラプトンはクラブ自体をスポンサードしたのだ。

試合のマッチデープログラムには彼のサインが入り、それを購入した者には彼のディスコグラフィーがプレゼントされた。6-2で勝利したアルビオンの選手には試合後、全員に彼のアルバム『スローハンド』(前年に発売された)のゴールドコピーをプレゼントした。

クラプトンの後押しもあり、クラブはUEFA CUPを準決勝まで勝ち進み、同年のリーグも3位で終えた。この時のチームにはブライアン•ロブソンやローリー•カニンガム等クラブのレジェンドが在籍していた黄金期でもある。

最後に紹介するエピソードは

1978年に発表された彼のアルバム『Backless』

このアルバムの裏表紙にアルビオンのタオルマフラーが登場している。

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先程のガラタサライ戦スポンサードと同じ1978年の事なので、この年はクラブも強かったのでアルビオンの事が楽しくて仕方なかったのかと推測されます。

クラプトンに関しては以上になります。


まとめ

もし、あなたが

『なぁ、お前の応援しているクラブって有名人だと誰が応援してんの?』と聞かれたら

アラサー以下の若い世代は1Dのリアムと答えましょう。

アラサー以上は、エリック•クラプトンと答えるのが1番いい回答かと。

しかし、それらを凌ぐ熱狂的度であるスキナーをお忘れなく。

そして、新たなスター、セレブに好かれるクラブでありたいですね。

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